トーホーグループであるトーホー沖縄は、2024年9月2日から新たな取り組みとして「フードドライブ」をスタートしました。この活動は、NPO法人フードバンクセカンドハーベスト沖縄と連携し、トーホーが運営する「A-プライス」4店舗(那覇店、浦添店、糸満店、与那原店)に専用の回収ボックスを設置。お客様が家庭で余った食品を持ち寄り、それらを必要としている福祉団体や施設に届けるという内容です。
このフードドライブでは、缶詰、レトルト食品、乾麺、お米など、未開封で賞味期限が3ヶ月以上あり、常温保存が可能な食品が回収対象となりました。お客様が家庭で消費しきれない食品が、福祉施設や支援を必要としている家庭へ届けられるため、食品ロス削減と同時に社会貢献が実現しました。
特に、食品ロスの問題は社会全体で大きな課題となっており、家庭での無駄を減らしつつ、それを必要とする人々に届けるフードドライブは非常に意義のある取り組みです。トーホー沖縄は、この活動を通じて、地域社会に貢献し、地元の福祉向上にも力を入れていきます。
「フードドライブ」の背景
トーホーグループでは、以前から食品廃棄物削減に積極的に取り組んでおり、2013年から品質に問題がなくても出荷基準を満たさない食品をフードバンクに寄贈してきました。2018年からはフードドライブにも参画しており、兵庫県や千葉県、栃木県などで同様の取り組みを行ってきました。2023年度には、1,089kgもの食品を寄付する成果を上げており、今回の沖縄でのフードドライブは、この成功を引き継ぐ形でスタートしました。
この活動は、地域の人々が簡単に参加できる社会貢献の場を提供し、沖縄県内での食品ロス削減と福祉支援の拡大に繋がることが期待されています。