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【社員インタビューvol.3】新たな挑戦と地域活性化への想い

地域活性化や新事業創出に情熱を持ち、自分の経験を活かして社会貢献をしたいと考えている方へ。
今回のインタビューでは、事業構想大学院大学の事業構想研究所に所属する押谷さんにお話を伺いました。押谷さんは銀行業界から教育機関へ転職し、地域活性化や新事業創出に力を注いでいます。転職の背景や現在の業務、今後の目標について詳しく語っていただきました。

押谷さんのキャリアと転職の背景

Q:押谷さんの現在のご所属と担当業務について教えてください。

押谷さん: 私は事業構想大学院大学・事業構想研究所の福岡グループに所属しています。ここでは営業職として、九州と中四国エリアを担当しており、主に企業への新事業創出や人材育成のプログラムの提案を行っています。

Q:中途入社ということですが、前職はどのようなお仕事をされていたのですか?

押谷さん:前職は銀行に務めていました。新卒から法人営業をメインに担当しておりました。本学に転職したのは2019年になります。

Q:銀行から本学への転職を決めた理由を教えてください。

押谷さん:学生時代から新しい事業や地域活性化に興味があり、大学でのゼミでは、ビジネスプランコンテストに参加するなど、実際にアイデアを形にする経験も積むことができました。

銀行は、法人営業を通じて、事業を起こすことについての話など直接経営者から聞くことができるかなという理由から志望しました。実家が自営業だったこともあり、ビジネスに対する興味が自然と育まれたというのもきっかけのひとつかなと思います。

また、私は地元が大分なので、地方の地域活性についてとても興味を持っていました。事業構想大学院大学は、地域活性化や新事業創出を目的とする多くのプロジェクトを推進しており、こうしたプロジェクトにダイレクトに携わることで、地域社会に具体的な貢献ができると感じ、転職を決めました。

押谷さんの転職後の挑戦とやりがい

Q:現在はどのような業務を担当されていますか?

押谷さん:プロジェクト研究、いわゆる「教育プログラム」の営業を中心に、マーケティングやウェビナーの推進業務など複数の業務を担当しています。

このプロジェクト研究は、事業構想大学院大学の新事業開発に特化した2年間のカリキュラムを1年間に凝縮したプログラムです。主に平日の日中に企業向けに実施されており、企業の社員が参加して新事業創出や人材育成を目指します。

企業が直面する課題に対応するため、まずは企業と接点を持つことが重要ですので、セミナーの開催や本学の月刊誌の取材を通じてアプローチし、ニーズを把握します。

企業が新事業の創出を目的としていることもあれば、それを担う人材育成を目的とされている場合もありますね。

プログラムは実践的な内容で、企業の戦略に応じて柔軟に対応できるように設計されています。特に、クライアントが求める人的資本経営を実現するための人材育成はニーズが高まっていますので、ヒアリングを重ねながら、期待に応える提案を行っています。

Q: この約5年間で、特に印象に残っているエピソードはありますか?

押谷さん:このプログラムは個別に企業に提案もしていますが、九州エリアでは各地域へ提案することも多いです。各地域で、都道府県単位で新事業創出の1年間のプログラムを立ち上げ、地元の複数の企業が集まり、1年間のプロジェクトに取り組む形で進めています。

我々の拠点が九州では福岡のみという状況なので、各県でのプロジェクトについては、それぞれ本学の取り組みに共感、賛同をいただき、共催企業として参画いただいている企業と一緒にタッグを組んで進めています。実は、私の地元の大分でもこのプロジェクトを展開しています。

Q: 大分でのプロジェクトを進める中で、どのようなやりがいや成果を感じていますか?

押谷さん: 大分では地元の新聞社である大分合同新聞社様と協力してプロジェクトを進めています。地元の企業も、自分が小さい頃から知っている企業が多く、地域の活性化に貢献することができるのはとてもやりがいを感じます。

参加する企業は、自社の新事業創出だけでなく、「大分の活性化につながる事業はなにか」という目線で地域の活性化を目指してグループで構想を考えます。このような地域の共創による課題解決を目指し、取り組むプロジェクトは、現在3期目に入りました。継続的に地域で事業構想ができる人材が育ち、そこから生まれる構想の実践に向けて取り組んでいるところです。なので、私の提案や営業活動が、地元の活性化に直接つながることはやりがいでもありますし一番印象に残っていますね。

Q: お仕事で苦労されたことなどはありますか?

そうですね、このプロジェクト研究の営業はとてもやりがいがある反面、難しさもあります。プロジェクト研究自体は、本学の修士課程のエッセンスを活かしたものですが、企業や地域ごとに異なる課題や目標にどう対応するかが求められます。新事業開発に重きを置くのか、人材育成に力を入れるのかは、クライアントによってさまざまです。

具体的な課題やニーズを引き出すことはもちろんですが、クライアントが気づいていない潜在的な問題を見つけ出し、解決策を提案することも大切です。これは担当者として常に考えていかなければならず、最初は特に苦労しました。

ただ、提案を成功させるためには、公開されている企業情報を調べたり、自分で解決策を考えたりすることを繰り返すことで、次第に習得できるようになりました。この過程は難しいと感じることもありますが、逆に仕事のやりがいにも繋がっていると感じます。

職場環境と組織文化

Q: 前職と現職では、文化や環境などに違いはありますか?

押谷さん:銀行は規則がしっかりしていて、マニュアルに沿って動くことが求められていましたが、現在の職場では、自由度が高く、自分の考えを積極的に形にできる環境です。今の職場ではアイデアを提案し、自身で試行錯誤しながらプロジェクトを進めていくので、最初は戸惑いましたが、業務を習得していく中で課題はクリア出来たと感じています。

Q: 現在の職場について詳しく教えてください。

押谷さん:福岡校は5名のメンバーで運営しています。それぞれ役割が異なり、私は営業担当としてプロジェクト研究の提案や運営に携わっています。事務局長が全体の運営を見守り、収支課程の担当者が募集や授業の運営を行っています。広報担当は学校法人全体の広報活動を担当しています。

本校の営業部門では、定期的な研修や朝礼で情報を共有し、知識やスキルを高めています。例えば好事例を共有し、他のメンバーのアイデアを参考にすることで提案力を強化しています。社内研修では、法人全体の方針や商品知識を学ぶだけでなく、実際の事例を使ったケーススタディも行っており、実践的なスキルを現場に活かしています。

こうしたコミュニケーションと連携はプロジェクトの成功に欠かせません。各メンバーが協力し合い、業務を遂行することで、チームとして成果を上げています。

今後の目標とメッセージ

Q: 今後の目標について教えてください。

押谷さん: 当機構は47都道府県構想を掲げておりますので、 大学院としての拠点はもちろんですが、 将来的にはその47都道府県すべてに拠点を作り、全国で事業構想を考える人材を育てていくことに向けて取り組んでいます。私の担当である九州・中四国エリアもまだ未開拓の地域があるので、まずは開拓していきたいです。

また、好事例を他の地域や企業にも展開していきたいです。より多くの企業に賛同いただけるよう、新しい施策やもしかしたら新しい商品なども作っていけるのではないかと考えています。今後も企業や団体と協力して、企画・実行に移していきたいと思っています。

Q: 最後に、今後仲間に加わってほしい方へのメッセージをお願いします!

押谷さん: 地域の活性化や新事業創出に興味があり、それを支える人材の育成に情熱を持つ方には、私たちの職場は非常に魅力的な環境だと思います。私たちの仕事では、プロジェクトに参加してくれた企業の社員の成長や変化をダイレクトに感じることができます。

現在、私たちは47都道府県構想に向けて進化を続けています。この成長の過程に参加し、自分のアイデアを積極的に提案し、さまざまな挑戦を楽しめる環境があります。新しいことに取り組む風土が整っているので、地域や社会に貢献するやりがいのある仕事を楽しみながら、自分自身も成長していける方を心よりお待ちしています。

まとめ

押谷さんのインタビューから、地域活性化や新事業創出への熱い思いが伝わってきました。

新しい環境で自ら考え行動し、地域に貢献する姿勢が求められる職場での挑戦をお考えの方にとって、事業構想大学院大学はまさに大きな可能性を提供できることでしょう。自らの経験を活かし、新たなフィールドで社会貢献したい方、さらには社会にインパクトを与えたいと考えている方には、ぜひこの機会を活かしていただきたいと思います。

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