「田舎へ移住する」と言うこと。（その１）

東京で会社員をしていた数年前、ふとした事がきっかけで伊根町の存在を知った。

京都生まれ、京都育ち。東京在住２０数年...

趣味でヨットをしていた事から海が好きで、いつか海の側で暮らしたいなぁ...と漠然と考えてた自分。

ランチタイムに「海の近くの町」といったキーワードで世界の「海の町」の画像を眺めてた。

ミコノス島（ギリシャ）、ナポリ（イタリア）、ヒートホルン（オランダ）...etc

大好きなジブリ作品「紅の豚」の舞台はクロアチアのアドリア海だったなぁ。とか考えながら、

・・・ん。伊根町？　京都府？　舟屋ってのがあるんだ。

伊根湾内の静かなエメラルドブルーの海と船のガレージ、舟屋。そして海面に浮かぶ船。

伊根町の存在を初めて知った瞬間だった。

で、一度でいいから実際に行ってみたくて、休暇を使って宿の予約もせずに弾丸ツアー。

日帰りでも良いし、夏だったから最悪野宿でも良いかもと思いつつ、

実は舟屋に泊まってみたくて何度か予約の問い合わせをした、ほぼ全ての宿に。で全滅。

舟屋の宿は１日１組で予約を取っているので１人旅だと余程でないと泊まれないと後で知った。