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【プロジェクト紹介】コロナ禍で活躍した横浜国立大学との共同開発 "三密回避ナビ"とは

こんにちは!

本日はMithraで行ったプロジェクトについて紹介したいと思います!!

プロジェクト紹介第一弾は、創業メンバーの母校、横浜国立大学と共同開発した学内環境システムについて紹介します♪♪


M-DXプロジェクトNo. 013 が立ち上がった背景と解決しようとしている問題は何ですか?

横浜国立大学では、研究の一環として学内の情報を取得し、分析する取り組みがなされていましたが、それらの情報を学内ユーザー(学生や教授等)に“見える化“し、学内の“DX化“を進めたいという想いがありました。
そこで、MithraがDX化に関わる独自のノウハウと技術面での支援を、横浜国立大学は研究で培った技術や情報を提供することで、大学の総合的なDX化を進めることとなりました。手始めとして、2020年コロナ禍において、学内の三密を如何に避けるようにするかという課題がございました。
この課題を、大学で収集された情報を利用して解決することとなりました。



プロジェクトの概要を教えてください

「三密回避ナビ」と称し、各教室等の利用人数を推測するシステムを構築しました。
横浜国立大学の各教室にはWi-Fiが設置されており、そこにWi-Fiセンシング技術と機械学習の仕組みを組み込みました。
これにより、各教室の利用人数をリアルタイムで推測するシステムを構築し、アプリケーション上で確認できるようになりました。
さらに、環境センサーを組み込み、分析することで、ユーザーは教室の情報を詳細に取得することが可能となりました。



本プロジェクトの目的は何ですか?

一般の学生や教職員が、学内の各教室等にどのくらいの人数がいるかをリアルタイムで確認できるようにすることが主な目的でした。

これは、前述の通り、当時コロナ禍により学内の密な状態を回避する対策を大学として講じる必要があったことがきっかけでした。三密状態を回避する策として、本プロダクトを利用して学内の各教室人数を把握して対策するという提案をいたしました。

プロジェクトの期間やスケジュールはどのように設定しましたか?

早く公開して使用感などを検証したかったので、
なるべくシンプルなUIと最低限の機能で、コンパクトなスケジュールでMVPを実装・ローンチしました。
ミニマムのUIデザインとシステムの構成が整った時点で、最速で実装できるスケジュールを設定し、開発からローンチまで行いました。

また、MVPの開発を進めながら、アップデート項目をまとめ、2サイクル目、3サイクル目の改修のスケジュールの設定しました。

アジャイル的に短いサイクルで開発を進めた理由は、今回のプロジェクトが大学としても実験的なものであったため、柔軟に軌道修正できるようにする必要があったからです。

結果として、MVP公開後に学内のユーザーからのフィードバックをいただき、次回サイクルでの改修内容として対応することで、プロダクトの改善につながったと思っています。

プロジェクトに参加するメンバーはどのようなバックグラウンドを持っていますか?

私も含めたMithraのメンバーは、学生時代から電子国家エストニアとのつながりがありました。当時、99%の行政サービスが電子化されていることに興味をもち、現地を訪れて現地のシステムや思想について学びました。

現地にて、弊社メンバーはエストニアがテクノロジーを使い倒し、人々に本質的な価値を提供している様を目の当たりにしています。我々は現地で得た知見や技術を日々の業務で使い倒しており、お客様に本質的な価値をいかに提供するのかということを日々考えられるメンバーが揃っています。



本プロジェクトではどのようなテクノロジーや手法が利用されていますか?

アプリのUI部分はモダンフロントエンドフレームワークであるReactを使用しました。
混雑情報データはWi-Fiセンシングシステムと機械学習によりリアルタイムにより推測し、保存しています。
また、APIを経由してデータを渡すことで、アプリケーションでデータの確認が可能となります。

本プロジェクトでの作業のやりがいや困難は何でしたか?

コンパクトなスケジュールの中で、一定以上のUI/UXを意識しながら
如何に効率的に開発を進めるかというのが一番苦労しました。
ですが、どうやって実装していくのか、チームで議論を重ね試行錯誤しながら進めることは
非常にやりがいがあり、実装できたときは達成感を感じられました。

本プロジェクトによって、どのような成果や影響がありましたか?

公開後しばらくしてからフィードバックをいただいたところ、
お昼時の食堂の混雑が解消されたとお聞きしました。
純粋に嬉しかったです。
私も卒業生であり、大学時代に食堂が混雑していて不便さを感じていたので
それを解消できたと聞いたとき、母校に恩返しができたような気がしました。

最後に、Mithraで開発をする上での楽しさは何ですか?

「一から自分たちで作り上げること」です。
Mithraでは、開発に入る前のコンサルから入ることが多いので
何の課題を解決するか、どんな目的で開発を行うかというところから定めます。
その後、開発体制を整え、開発を進めます。
そういったプロセスを一から辿るのは大変ですが、
「自分達が作った」という実感を得られることができ、やりがいを感じることができます。

Mithraは今後も真のDXによって顧客の皆さまの課題解決をすべく邁進していきます!

Mithraでは、一緒に働く仲間を募集しています!

少しでも興味持っていただけた方、ぜひ一度お話ししてみませんか?

この目まぐるしい進化と成長を遂げることのできるエキサイティングな時期に、

皆さまのご応募、お待ちしております!



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