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私がMithraを創業した理由と実現したい世界

自己紹介

皆様こんにちは、株式会社Mithra代表の工藤大嗣です。
95年生まれ北海道函館市出身です。

2020年に横浜国立大学大学院を卒業し、その後2020年4月にCTOの板垣とともにMithraを立ち上げました。
大学では主に機械工学を学び、当時から描いていた弊社のビジョンに向けて情報工学の分野も同時に学んできました。

海外の文化に触れることが好きで在学中に様々な国へ行きました。
特に大学の研究室のメンバー(現在のMithraに半分います)とのキャンピングカーでのアメリカ横断や、北京大学への留学、電子大国エストニア(https://camp-fire.jp/projects/view/159679)への遠征は私の価値観を大きく変えた経験でした。もしこのあたりも興味がある方がいたらぜひお話しさせてください。

この記事でお伝えしたいこと

この記事では、主にMithraのビジョンや創業理由について紹介します。募集しようか悩んでいる方に読んでもらえると嬉しいです。悩んでなくとも、とりあえず読んでみて、こんなこと考えている連中いるんだと思って頂けるだけでも嬉しいです!

創業ストーリー

まずはビジョンの説明から。
弊社のビジョンは「あらゆる人が平等に正しく評価される世界の構築」です。

ある人が周囲から評価されるためには、自分という存在を証明する必要があります。

しかし今の世界においてあなたがどんな人間で、どんなことをしてきたのか、どんなことができるのかを正しく証明することは簡単なことではありません。

証明しようとしても曖昧さが残ってしまったり、第三者機関の力を使わないと証明できないという事実があります。

私達が思い描く世界はこれらのことが事細かく記録でき、自分で自分を嘘偽り無く証明することができるようになります。その結果、本質を正しく評価できるような世界を作りたいと考えています。

弊社はこのようなミッションをかかげ、人の人生を記録できる仕組みの構築を目指しています。

さて、人生を記録できる仕組みをどのように実現するかというと、私達がどのような人間で、どんな行動をしてきて、今に至るのかを電子データとして保管するシステムをつくるということです。

とても簡単に言ってしまいましたが、これらのことを実現するのはかなり難しいです。それもひとつの企業で作り上げるのはさらに難しいです。もしひとつの企業が実現しても、人の人生のデータを1企業が独占してしまったら、今の世の中の二の舞です。

とはいえ、対象を細分化すれば「人生を記録できる仕組み」を実現する難しさはぐっと減ります。例えば、住所などの基本情報、教育、医療といった領域では既に「人生を記録する仕組み」が一部実現しています。それ以外にもアート等の業界では、NFTと関連させて、所有権の権利についても電子化して扱おうという流れがあります。

そのため、私達がやるべきことはそれらのデータが紐づけられるような仕組みを提供することだと考えました。そしてそれらのデータは勝手に閲覧されることなく、かつ絶対に改ざんされることがないようにしなければなりません。そのようなシステムを構築することで私達のビジョンが達成されるはずです。

そんなことを考えていた大学時代に、電子大国エストニアに出会いました。エストニアでは、私達が思い描いた世界の一歩手前まで実現されていました。行政サービスの99%はオンライン化され、オンライン上でできないことは、結婚と離婚、不動産売却のみ。できないというのも、不動産売却は金銭的に大きな決断であり、結婚と離婚に関しては感情的に「早まってはいけない」という理由からだそうです。

そして、そこではデータは独自のブロックチェーンを使い堅牢に管理され、改ざんが許されず、他人のデータはどんな権力であっても勝手に閲覧できない世界がありました。

(エストニア訪問時の様子)

エストニアを実際に訪れ、政府の人(実は大統領を私達の講演会に招待したことがあります)や関わる企業を訪れそこにある思想やシステムを深く研究しました。エストニアのシステムは、特段最先端の技術を使っているわけではなく、エストニアがかかげる原理原則に従い、既存のシステムを組み合わせ設計し、とにかく使い倒すということを行っていました。道のりは長いかもしれませんが、エストニアという実例があるなら自分たちにもできると思い、今の会社を立ち上げました。

(エストニア訪問後の交流)

どのような会社にしたいか

弊社が思い描くビジョンを達成していく上で、「こんな会社にしたい」という理想像が私の中には二つあります。

1つ目は本質を捉え徹底的に考え抜くこと。どんな事業であれ本質を捉え、その本質に対し自分達の最大限を出し続けられるような人たちが集まった会社にしたいです。

常に本質的な答えは一つだと思っています。その答えを出すため、実現するために、皆が驚くような手段を見つけ出し熱中できる会社にしたいと思っています。

2つ目は常に楽しむこと。自分で考え作り上げることは楽しいことです。仲間とともに達成するのはさらに楽しいことです。もちろん辛いときやうまくいかないこともたくさんあります。ただそんな中でもそこに楽しさを見いだしたり、どうすれば楽しくなるのかを模索すると状況は変わります。

そのことを理解し、どうやったら楽しくなるかを今のチームは考え行動しています。その文化をこれからも広めていきたいと思っています。

とまあ、堅苦しいことばかり述べて来ましたが、私はチームの皆が熱中し続けられる環境を提供するとともに、皆がやりたいことをどうやったら実現出来るかを追求していきます。

もしこの記事を読んでMithraに興味を持ってくださった方がいたら、ぜひカジュアル面談でお話しさせてください。

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