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「人生に "あそび" が利いてるか」ミッション・パーパスから会社の考え方が決まるまで

Photo by David Liceaga on Unsplash

5期目の今年、会社の目的を変更した。
弊社は使命(ミッション)を掲げるほど大それたものでもないし、私たちは世界を変えることはできない。
だから、こんな価値観の世界(社会)だったらいいなという考えを伝えていく会社を目指すことにした。

前提として決めたことは、「価値観に基づいた目的」にすること。
業界に基づいたもの、成長方向に基づいたものなど企業によって様々だが、RAYWOODの核となる価値観や倫理観に基づいた考えを伝えていくことにした。

RAYWOODが取り扱う商品は全て「あそび」に関するもの。
私たちはあそびを通して人生をどのように豊かにするのか?
好きなことがあると毎日がどう変わるのか ?
皆で議論を繰り返した。

そもそも人生の意味ってなんだろう?
昔からずっと疑問に思っていたが、自分の答えは出ていなかった。
しかし、どうやら人生に意味なんてないらしい。
意味はないので、自ら意味を見つけなければいけないようだ。
意味を見つけなくてもいいかもしれないが、生きてるだけでは退屈だ。
だから自分で決断し、自分の可能性に挑戦した方がきっと人生は楽しい。
それが「自由」ということなのだと思う。
でも、何かに挑戦したりするのは、生活や時間に余白がないとキッカケすらないのではないか。
つまり人生に「遊び(余白)」を持たせることが大事なのではないか?
私が出した結論は、人生の意味を見つけるためには「人生に遊びを利かせる」こと。

建築用語などで余裕を持たせることを「遊びを持たせる」という。車のハンドルにも遊びがある。
動くものには余裕を持たせないと期待した性能は出ない。
滑らかに動かすためには遊びが必要だ。
人生にも遊びを持たせることが大事だと私は思う。

社内で力説し、会社の考え方、方向性が決まった。
「あそびの利いた人生に」
をRAYWOODは掲げ、この考えをもとに次のフェーズに向かおうと思う。
はじめは、パーパス(目的)なんてワードを使っていたが、なんだかしっくりこず
「経営理念と経営哲学」に言い方を変えた。
経営哲学は、経営者個人が、原体験や思想のもとに築き上げるもの。
経営理念とは、企業経営における根本的な考えを公的に定めたものらしい。
メンバーは経営理念というより「考え方」でもいいんじゃないか?ということだったので
強く小難しいワードは使わず「RAYWOODの考え方」にした。

こうして会社の考え方が決定した。
この4年間における我々らしい考え方になったのではないかと思う。
RAYWOODの考えに賛同してくれる方は是非一度お話しさせていただきたいと思う。
皆さんの人生にあそびは利いているだろうか?
1日の余白を大事にしてほしい。やってみたいことを諦めないでほしい。
良質なインプットが強靭なアウトプットを生み出すと思う。

株式会社RAYWOOD
代表取締役 木村洋一

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