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『今』を幸せに生きてほしい!マインドフルな外資ファンド出身社長の創業物語 | CEOインタビュー前編

皆さんこんにちは!MELON広報部です!今回はMELONの代表である橋本さんにインタビューさせて頂いた際の様子をお伝えします。橋本さんの軌跡を追体験し、その胸中を解き明かしていきましょう!

事前解説「マインドフルネスって何?」

マインドフルネスとは、瞑想を通して行う脳と心の休息法です。仏教の瞑想などの修行法を起源としつつも、宗教色を排除したツールとして、マサチューセッツ大学医学部教授「ジョン・カバット-ジン博士」が1979年に一般向けのプログラムを開発しました。短期的・長期的なストレス軽減効果に加え、集中力や共感力の向上などに効果があることが脳科学、心理学などの分野の研究により明らかになっています。

橋本さんプロフィール

株式会社Melon代表取締役CEO。早稲田大学卒業後、外資系投資銀行と資産運用会社での15年間のキャリアの中で、マインドフルネス瞑想を継続し効果を実感。2019年に株式会社Melonを設立し、日本初のオンライン・マインドフルネスのプラットフォーム「MELONオンライン」をスタート。法人向けのマインドフルネス研修やイベント登壇、個人向けの講演など各方面でマインドフルネスを広める活動を継続中。一般社団法人マインドフルネス瞑想協会理事。

「マインドフルな社長」が「マインドフルネス」に出会うまで


-----突然なのですが、橋本さんがMELONの社長として意識していることを教えて頂きたいです

自分自身がマインドフルネスを実践して、マインドフルな社長になるということですね。

-----マインドフルな社長とは、具体的にはどのような状態を指すのでしょうか?

マインドフルネスの効果を今まさに体現しているという状態です。意識が未来や過去ではなく今に向いていると、仕事している時にその時のことに集中できます。これはマインドフルネスの効果が現れていますね。逆に、頭の中でぐるぐる妄想して、いつも悩んでいるとかはマインドフルではないですね。集中力が高くなるとか、EQが高くなるとか、風邪を引きにくくなるとか。そういった効果を自分自身で体現していきたいです。

-----MELONを立ち上げるまでは、どのような会社に勤めていらしたのですか?

最初は新卒で投資銀行(法人向けの証券会社)に入りました。もともと大学で経済と金融の勉強をしており、興味があったので選びましたね。投資銀行に2〜3年勤めた後は、すぐに活躍しやすい外資の資産運用の会社に転職しました。資産運用は結果がすぐに出る仕事です。投資判断をしてその成果が日々見えるので、やった結果がダイレクトに見える面白さがありましたね。そこには10年以上所属しました。

-----マインドフルネスに出会った時期ときっかけを教えてください

10年ほど前ですね。外資ファンドにいた時です。きっかけは、当時流行っていた本で読んだことだと思います。「身体」の健康についての知識は本を読んでいたおかげでかなりありましたが、「心」の健康についての知識はあまりなかったので、マインドフルネスは新鮮でした。

その後自分が軽い鬱になって悩んだりした時に、「生きるとは?」といったような哲学的なことを考えていたんですよね。その際に、仏教を勉強したり、マインドフルネスを実践したりしました。「これは自分にとってすごく良いものだな」と思いましたね。

-----うつ病になってから、マインドフルネスに対する意識が変わったりしましたか?

そうですね。鬱状態が終わってから、悩みの根源となる執着を手放すことの大切さを切実に感じました。これはマインドフルネスの根本にある考え方なので、「こういうものが社会実装されていれば良いな」と思いましたね。

MELON創業は苦労の連続!でも「諦める選択肢はなかった」


橋本さん(右)と共にMelonの事業を引っ張ってきたCOOの大串さん(左)

-----創業当初はどのようなことから始めたのでしょうか?

最初はとにかく人に会いまくっていました。吉田昌生先生(MELONのChief Mindfulness Officer)や、久賀谷先生(MELONのシニア・アドバイザー)にはこの時に会いました。起業家の先輩や友達にも壁打ちをお願いしていましたね。

-----一番苦労したことはなんですか?

全部、ですね(笑)

仲間ができるまでは、全部自分でゼロからやらなきゃいけないので。知らないことを自分で勉強して、HPを自分で作ってみたりとか、コーディングの真似事をしたりとか…自分は金融の出身だったので、実際に事業を回すノウハウは何も知らなかったんですよね。

-----MELONオンライン立ち上げにあたり、印象的なエピソードはありますでしょうか?

最初はリアルのスタジオでクラスをやっていましたが、多少お客さんが集まり始めたかなというタイミングでコロナが来てしまったんですよね。当時は物理的にスタジオ運営ができなかったです。

2020年の2月末くらいから、オンラインにすることを考えていました。少ない人数で、見様見真似で動きました。数ヶ月でβ版を出そうみたいな感じになり、MELONオンラインをリリースしたのが2020年の4月でした。

-----諦めそうになることはありましたか?

退路は断っていたので、なかったですね。

マインドフルネスが「みんなにおすすめ」できる理由

-----マインドフルネスはどういう人におすすめでしょうか?

みんなにおすすめですね(笑)

確かに、とても元気な人には必要ないかもしれないですが、人生は山あり谷ありです。必ず大変な時というのはやってくると思います。その時に、比較的幸せに生きる術・自分を守る術を知っていることは大事だと思います。

あとは「起きないことを頭の中で何回もリピートしてしまう」という人もいますよね。このような場合はQOL(クオリティー・オブ・ライフ)が下がってしまいがちです。リピート思考を手放すスキルを身につけると、「いまを生きる力」が強くなるわけです。まさにMELONのミッションにある「『今』幸せに生きる力を、一人ひとりに」ですね。

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さて、前編では橋本さんがMELONを創業し、現在の事業を確立するまでの過程を辿ってきました。後編ではMELONとマインドフルネスの未来、そして組織作りについてお伺いしたいと思います!お楽しみに!!

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