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【社長ブログ】ぎっくり通風

数年前にぎっくり腰を発症した。
20代前半から数年に1回のペースでぎっくり腰を繰り返しているが、その時のぎっくり腰は大分きつめで歩くのが困難なほどだった。

そうしたら、ぎっくり腰が落ち着いてきた4日目位で今度は痛風の発作が起きてしまった。
こちらも、長い付き合いで20代の後半から久々の発症である。
これも今回は結構重めで、3日間ほど部屋から出られなかった。


大分痛い思いをしたので、その時は私もかなり反省をしてみた。
規則正しくない生活、睡眠不足、塩分過多、日本酒をはじめとしたアルコール類の過剰摂取。
お客様を喜ばせる為ではあるが、美味しいものに偏りがちな日々の食事。
改めて自分の生活を振り返ると思い当たる節だらけである。
健康で長生きしたいので、少し生活を見直そうと考えた。

不可抗力で1週間ほど禁酒しているので、結構食べているのに2キロほど体重が減ってきた。
健康が全ての源である。
少し病気になっただけでも、本当に心から健康のありがたみを感じるものである。
一病息災とは良く言ったものである。


調べてみるとワインだけは本当に飲んでもプリン体の数値が上がらないらしい。
まだ痛風で足が少し痛いのに、
「日本酒の次はワインに凝るのか。ワインに合うつまみはそれはそれで美味しいものも沢山あるよな。」
なんて前向きに考えてしまうのが、そもそもの敗因な気もする。(笑)


知り合いにクリニックの院長さんがいる。
彼は、アンチエイジングの第一人者で日本中の大企業社長から大学病院の院長までが彼のクリニックの会員である。
その人は、食べ物が癌の原因だと考えていてありとあらゆる食材を調べたそうである。
明確な関連性は立証できていないが、癌になる人の体からは水銀・亜鉛・ヒ素などが普通の人よりも多く検出されるらしい。
結構有名な話だが水銀は、マグロに多く含まれているらしい。
その先生の話では、水銀がより多く含まれていたのは皮下脂肪である大トロだそうである。
凄いスピードで世界中を回遊しながら、鱗の無いマグロは海水中の水銀を皮下脂肪に溜めていくのであろう。
そういう意味では、うなぎ、あなごも鱗が無いので水銀的に数値は高かったそうである。
底の方に居る魚も危ないと仰っていて、ヒラメやカレイそして金目鯛も数値が高いそうだ。
あと、気を付けた方が良いのが白髪染めとかパーマ液。


色々と知っていると気を付けられるが知らないと気を付けられない。
知っている人が隣に居ても教えてもらえない人もいれば、教えてもらっていても信じて実行しない人もいる。
本当に自分の人生は自分次第なんだと思う。
割と身近な親族が、マグロばかり食べて癌になった。
その人は、人の話を絶対聞かない。
だから私もマグロが水銀含有量が多くて危ないよなんて言わない。
自分で自分の人生を選んだ結果が今の自分だ。


ちなみに、私の所属している経営勉強会のメンバーは、先生からその話を聞いて、みんな一斉に寿司屋に通うのをやめ、白髪染めをやめた。
何と素直なオジサン達であろう。
だから皆さん立派な経営者なんだろう。
ぎっくり痛風になった御蔭で、人に聞いた健康に良い事を自分の為に実行して行こうと本気で思えるようになったのが今回の収穫であった。

全ての出来事は、自分の成長の為に起こるらしいから。

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