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なにをやっているのか

私たち椿本チエインは、1917年創業以来、モノづくり企業として、機械部品から搬送システムまで幅広い場面で、世界中の「動く」を支え続けてきました。創業からすでに100年を越えており、次の100年に向けて大きな変革の中にいます。 その変革の一つが製造現場に革新を起こすことをミッションに2021年1月に誕生したDX部門という組織です。 ◆製造現場のDX化を目指す  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 製造現場には例えば設備の稼働データや人の手作業データ、品質データなど多くのデータが存在します。 ただ製造現場では長年これらのデータをうまく活用できていませんでした。アナログで属人的な製造現場では感覚的な考え方が支配的だったためです。 しかし生産年齢人口の減少に相まって、私たち製造現場も省人化、自動化をより一層進めていかなければ限界が来ることは明らかです。 より効率的に生産性を向上させる必要がある。だからこそ製造現場にDX化が必要なのです。 ◆一気通貫したサイクルの構築  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 各種データの分析を行い、課題の特定、対策の立案を行い、その上で現場と改善を実践します。 一定時間が経過した後は変えてみてどうだったのか、の評価付け、仮に良い結果が出ても、それを監視しさらに改善できるところをつぶさに潰していきます。 実際の現場がすぐ隣にあるので、議論や意見に対しての現場からのフィードバックなど非常に早いスピードで進みます。 このスピード感こそ、私たちの最大の特徴、強みだと思っています。

なぜやるのか

◆データドリブンで製造現場の生産性を革新する  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ DX部門におけるミッションは、とにかくデータを起点に自社だけに留まらず、日本の製造現場を変えることです。 日本には社会課題である生産年齢人口の減少トレンドという大きな課題があります。 人が増えない時代に、これまで同様、非効率的なところに目を背けていては将来の破綻は目に見えています。 より少ない人員で、究極的には自動化、無人化を目指し、データを基にした製造現場の生産性改革を行います。 ただ、大事なことは実際に現場と協働しながら改善を回していくことです。 デジタルデータだけ解析して考えるだけではDX化はもちろん、生産性の向上など成し遂げられません。 あくまで現場主体で現場と共にPDCAを回しながら前に進めること。これを私たちのDX部門では大切にしています。 現在は自社工場に関する業務がメインですが、自社での成功を多く積み上げ、社外にも拡販してくことを長期的な目標にしています。

どうやっているのか

◆現場を見る、課題を知る、対策を考える  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ あくまで現場を中心に置き、一人一人が主体的に行動し、何をすべきかまで考えることを大事にしています。 したがって、特にDX部門では入社年次や経験の差により発言しにくい、などはありません。おかしいと思ったことは調べて発言し、妥当性があれば変えることができます。 ◆このように働いています  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 管理クラス2名、メンバー4名の総勢6名で活動しています。現在はコンパクトなチームですが、2023年をめどに20名規模の組織を目指しています。 平均年齢は30代半ばくらいで、非常に前向きで主体性がある方が多いのが特徴です。ポジティブな方が多く非常に働きやすいです。 一人一人への裁量も大きくどのツールを使うかなどの環境構築も含めて、自分たちで仕事をつくっていける職場なので、「ゼロイチ」の経験もできると思います。 ◆オフィス環境  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 京田辺、埼玉(22年度4月新設予定)の2拠点が直近の拠点となる見込みです。 京田辺工場はJR京田辺、近鉄新田辺を最寄り駅とし、専用シャトルバス(京阪バス)で10分の甘南備高原に位置します。 春には構内の桜並木を囲んで、花見イベントが開催されています。 埼玉工場は 西武池袋線飯能駅からバスで15分のところに位置しています。工場内にグラウンドやテニスコート(ナイター付き)を完備しており、魅せる工場、環境モデル工場としても近年リニューアルしています。