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寝たきり高齢者旅行記②

朝、自宅へお迎えに行った。すでにヘルパーさんが万全に準備をしてくれていてバッチリ。北国は寒いだろうと帽子もかぶせてもらい、いざ伊丹空港へ出発!!京都から伊丹空港へは高速道路経由で約1時間。電車だと乗り換えも多いので、車の方が早い。スイスイっと空港へ到着し、空港駐車場に駐車。だが、結構混んでいて停めるのに苦労した。予約もあったので予約しとけばよかったかもと。

まずはチェックイン。健常者は出発の30分前までに集合。車いすの方は専用カウンターに60分前までに集合。なんで専用カウンターに行かないと手続き出来ないのか謎だったのですが、行けば理由はわかりました。乗ってきた車椅子はカウンターで乗り換え。空港内専用の車椅子に乗り換えます。最初、手荷物検査の金属探知機なのか?と思っていましたが、やってきた車椅子は金属製。?と思っていましたが、手荷物検査の時もこの車椅子でOKでした。特別レーンなのかと思っていましたが、一般の方と同じレーン。ただ、係の方が丁寧にエスコートして頂き、普通以上にスムーズに手荷物検査を受けました。

その後は、青森行きの飛行機は小型のため、乗り口が一般の方と違うとのこと。専用入り口に30分前に来て下さい。とのこと。お昼の時間でもあったので空港待合でおひるごはんを。本人さんにも食べますか?って聞いたんですが、飛行機に乗るのは初めてらしく、緊張の面持ち。食べないと言う。まあ、無理に食べなくてもと、断りを得てうちらだけラーメンを食べました。


専用入り口に着くと、アテンドの航空会社の職員さんが待っていてくれました。もう少しでご案内しますね。ゆっくりしていると、無線でやり取りをされており、お待たせしました。案内され通路を進むと

バスに乗って下さい。スロープをかけて空港バスへ!乗客はうちらだけの専用バス!!こんな一人の為にここまでしてくれるんだ!と驚き。バスは発車し、飛行機近くまで運んでくれました。まずは介護者が徒歩で搭乗。その後、専用の昇降機を持ってきていただきそれで乗るらしい。その機材を運んでこられるのも2人がかり。そこで、車椅子の大きな車輪を外され横幅がコンパクトに。飛行機の通路って狭いみたいでそれで乗るらしい。電動で昇降し機内へ。機内では車椅子から座席に乗り換え。ここは職員さんやCAさんも慣れておられないみたいで四苦八苦。そりゃそうですが。私の方が専門なのでお手伝いしました。

飛行機は一番最初に乗って、一番最後に降りるらしい。なので青森空港に着いたら他のお客さんに先に降りてもらい、最後に案内するとのこと。

いよいよ離陸!今までに見たことないような緊張の面持ちで離陸。飛行機はめったに落ちる事なんてないんですが、緊張なんでしょうね。緊張のためか声をかけても全然返事もしません。大阪の景色を見ながらいざ青森へ!

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