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【社員インタビュー(前編)】求人紹介するだけではない価値提供できるキャリアアドバイザーとは

藤原立樹(AS事業部・キャリアアドバイザー)

医療法人で医療事務・人事を経験した後、MUSUBUへ中途入社。キャリアアドバイザーとして活躍中。

本日は、AS(人材紹介)事業部でキャリアアドバイザーとして活躍する藤原さんにインタビューを実施しました!

一見、寡黙で落ち着いていて、MUSUBU内の若手アドバイザーとは少し雰囲気の違う藤原さん。キャリアアドバイザーになった経緯や、キャリアアドバイザーとしてのこだわりを前後編でご紹介します。

今回の前編では、1社目の医療法人から、人材業界、キャリアアドバイザーに興味を持ったきっかけを伺いました。

筋トレにハマって、健康の文脈から医療業界に就職した藤原さん。なぜ、人材業界に興味を持つようになったのでしょうか。

是非、ご一読ください!

目次

  • 法学部に入るも、筋トレにハマった結果、解剖学や栄養学にまで詳しくなり、医療・健康をテーマに就活。

  • ―まずは新卒時代の就活について教えてください。

  • ―医療法人ではどのような仕事を担当しましたか?

  • 現場での経験をもとに、全社の組織に貢献したいと考え人事へ異動。

  • ―その後は人事に異動したんですよね。

  • ―やりがいを感じていた中で、転職したきっかけはありましたか?

  • ーありがとうございました!

法学部に入るも、筋トレにハマった結果、解剖学や栄養学にまで詳しくなり、医療・健康をテーマに就活。

―まずは新卒時代の就活について教えてください。

もともと両親が2人とも警察官だったので、自分も警察官になるのかなと思い法学部に入学しました。でも大学時代に、警察官の仕事のイメージが自分のイメージと違うな、と気が付きました。警察官に正義の味方のような印象を持っていたのですが、現実の仕事では交通違反を取り締まるなど嫌われ役のような仕事も多く、損な役回りなのかなと考えるようになりました。

そんな中就活を迎えたのですが、当時筋トレにハマっていたので、医療・健康の業界に行きたいなーと思いました。筋トレにハマっていた時期は栄養学や解剖学を学ぶために図書館に通い、身体関連の知識を身に付け、筋トレのときの血流をどう良くするか、筋トレの効果をサプリメントでどう高めるかなども勉強していました。

自分はハマったら没頭してしまうタイプなのですが、これだけ熱中できる分野なら仕事でも活かせるだろうと考え、医療業界を志望しました。

新卒では病院をはじめ、介護や健康診断専門の施設など様々な施設を運営する医療法人へ入社しました。合同説明会で多くの企業の話は聞いたのですが、応募は2社か3社しかしなかった記憶です。

1社目の医療法人は、海外進出にチャレンジしているところや、利益を創出できる体制構築といった医療業界ながらビジネスの視点に強い点に魅力を感じ、最初から第一志望でした。だめだったら他の選択肢を検討しようと考えていたので、応募数は絞っていましたね。

―医療法人ではどのような仕事を担当しましたか?

最初の3年間は画像診断を行っているクリニックでの医療事務でした。たとえば健康診断や画像診断にいらっしゃった患者さんの受付やお会計、検査説明、その他申請書類のサポートなどが業務です。

入社前は会社のやっている事業や取り組みには共感していましたが、仕事内容はそこまでイメージができていなかったので、配属先の事例に従い、特に仕事にGAPは感じませんでした。

配属先は3年で10人退職者がでるような離職率の高いクリニックでしたが、自分は仕事の習得の早さも周囲から認められたこともあり、勤務を続けることができました。結果3年目から役職がついて入社者の教育も任せられるようになりました。教育のときは入社者の特徴をよく観察し、それに合わせた対応を心がけていました。

教育をする中で、クリニック内の人間関係の調和を保つために入社者の緩和剤という役割を自分なりに見つけました。

正直、男ひとりという組織だったので立ち回れた部分はあります。女性同士の「察しよう」という文化をあえて理解していない雰囲気を出すことで、言葉でしっかり不満や要望を明確にし、解決することを目指しました

上司からは「この役割できるのはお前しかいない」、後輩からは「藤原さんのおかげで組織に馴染めました」と言ってもらうことができ、退職率も下がりました。

そこにシンプルに自分の存在価値を見出し、承認されたと感じたのでこのポジションが気に入っていました。新人がまず僕を通して組織に馴染んでくれるという点で大役だと感じていました。

もともと家庭でも学校でも部活でも、何かと頼られる役回りが多く、それが自分には合っていたし、期待に応えたい思いはありました。その思いは現在のキャリアアドバイザーとしての仕事にも通じていると思います。

現場での経験をもとに、全社の組織に貢献したいと考え人事へ異動。

―その後は人事に異動したんですよね。

希望して異動しました。

「組織を改善する」ということを自分の配属された1クリニックでしか経験してなかったものの、どこの施設にもそういう課題はあるだろうと感じていました。次は50施設を運営する全社に対して取り組みたいなと思ったことがきっかけです。

このまま医療事務としてキャリアを積むのかという心配もあったので、人事への異動希望をレポート2~3枚程度にまとめて提出し、異動が実現しました。

実際に異動してみると、思ったよりも「人事が現場に切り込む」というよりは「現場にゆだねている」側面が多かったです。行政申請・勤怠の確認・休職者面談など人事労務面での事務業務や管理業務が多く、現場との関わりが薄いな、と感じました。

現場の問題は上長が解決しているので、人事の立場からではなかなか社内の実態を把握することはできませんでした。

そんな中でも新卒の採用・教育を担当しました。メイン業務は教育でしたが、教育は楽しかったです。

新卒入社者の初期研修ではスケジュール作成から現場見学の手配まで全てを準備することができ、入社3年目まで年2回実施する研修では、何を学んでもらうべきかから考えることができ、どれも裁量がある仕事でした。

配属先にヒアリングをして、新人の社員に足りないスキルや考え方をヒアリングしたり、その問題を上手く解決するにはどうしよう?と考え、人事部内で意見を出しあったり、試行錯誤しながら取り組みました。研修の対象者となる若手社員とお昼を食べに行ってヒアリングするなどいろいろと動いていましたね。

研修は、ある程度前年の内容を踏襲するところもありますが、期間も場所もやり方も全部自分で自由に考えてもよかったのでやりがいがありました

もともとは書籍を題材に、「書籍の内容から学べる考えをもとに取り組みましょう」という内容の研修をやっていました。でも理想論の内容が、現場の実態に合っているのかな?と疑問を感じるようになったんですよね。そこで、一般的な内容ではなく、「会社からの期待」を伝え、新人が「どう受け止めて動くか」という会社と社員のマッチングを向上させるようなディスカッションのできる内容に変更しました。

「会社の目指す先は何か?」「あなたたちの部署は何を期待されているか?」「会社の理念を理解しているか?」といった内容をディスカッションし、「社内研修だからこそできる」良さを出せたのではないかと思います。


↑人事時代の藤原くん

―やりがいを感じていた中で、転職したきっかけはありましたか?

正直、ネガティブな面では、上司のパワハラが原因で周りも何人か退職しており、自分も無茶な業務を振られることが増えてきたことも転職を考え始めたきっかけです。

ポジティブな面では、採用や教育の業務をする中で、「採用は大事だな」という気付きもあり、人材業界に興味を持ったことです。

教育に携わる中で、人を育てるよりも、その前段階で「幸せになるためにはどのような道があるのか」「この道に行けばこれができる」と人のキャリアを考える仕事をしたいなと思いました。

新卒採用にも携わっていましたが、その時も自分の会社の良さを押し付けるのではなく、「あなたはどうなりたいか」をフラットに聞くことを心がけていました。その上で、自社を選ばない方が良いと思った候補者には正直に伝えていました。

キャリアに対する考え方は本当に人それぞれだったので、そこにも興味を持ち、この仕事を本業にしたいなと思うようになりました。また「うちの会社は合わないよ」ということだけでなく、どのような選択肢があるのか提示ができる仕事をしたいなと思い、キャリアアドバイザーを目指しました。

ーありがとうございました!

今回の前編では、これまでの藤原くんのキャリアと、転職・採用に興味を持った経緯を伺いました!

次回の後編では、MUSUBUに入社した経緯と、MUSUBUでキャリアアドバイザーとして大切にしていることを紹介します。

是非、後編もご一読ください!

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