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社長から社員へインタビュー|究極の面倒くさがりな僕ですが、結局エンジニアの仕事が好きなんです。

BASICS代表小畑です。
これまでは会社の考え方エンジニアとして働くことへの価値観をこれでもかというほど綴ってきました。そろそろ「ところでBASICSにはどんなエンジニアがいるの?」と気にされるところかと思います。

そこで今回は、在籍4年目の夏目(なつめ)さんに「ちょっと色々語ろうよ」と声をかけてみました。彼は基本面倒くさがりなんですが、僕はエンジニアとして結構高く評価しているんです。

名前:夏目 知義(なつめ ともよし)
拠点:愛知県名古屋市
入社:4年目
私生活のこだわり:一度手を出すと調味料をたくさん買い揃えてしまうため、なるべく自炊はしないこと

エンジニアになった理由は、面白そうだったから。

ー夏目さんは学生時代はなにしてたんだっけ?

とにかく無気力な毎日を過ごす学生でしたよ。映像系の大学に通いましたけど、就活が面倒すぎてアルバイト先のカメラ屋でダラダラと働いてましたもん。

ー変わんないなぁ(笑)そこからなんでITエンジニアになろうと思ったの?

今から15年前くらいにボードゲームを自作できるサイトを見つけて。暇だったんで試しに作ってみたんですよ。そしたら、なんだか久しぶりにワクワクしちゃって。出来上がりを想像しながら何かを作り上げるのって楽しいな〜って思えたんです。

当時はmixiやモバゲーなんかのソーシャルネットワークが普及し出した時期だったんで「こんなサイトを自分で作ってみたら面白そうだな」と関心がどんどん高まりましたね。
でも今みたいにプログラミングスクールはないし、ネットもそこまで普及していなかったのでプログラミングを独学で学ぶのにも限界があった。「じゃあ未経験から雇ってもらえるエンジニアの求人を探すか」とこの業界に飛び込んだのが始まりでした。

ー勢いから始まったんだ(笑)でもそこから15年以上ずっとエンジニアでしょ。よく飽きなかったね。

ですね。まさか今日までエンジニアをしているなんて考えもしなかったですよ(笑)プログラミングってひたすら出来上がりを想像しながら開発を進めていくので、ずっとワクワクできてるんでしょうね。

フルリモートだったから入社しました。

ーうちに来るまでの経歴を、もう一度聞かせてもらえる?

ずっとSESのエンジニアとして働いてました。
中にはエンジニアを深夜まで働かせて、誰かが体調を崩しても次の人を補充すればいいと、社員を雑に扱う会社も見てきました。見ていて気持ちよくはなかったですね。

最初のうちは「お金をもらいながら勉強できるなんて最高!」と思ってましたが、やっぱり経験を積むごとに自我は芽生えるもので(笑)もう少し人間関係がいいところで働けないかな〜と探しているうちにBASICSを見つけたんです。

ーなるほど。じゃあBASICSには「一緒に働きたい」と思えるメリットを感じてくれたんだ!

いえ、フルリモートだったからです。満員電車が嫌いでしたし、僕自身が静かな環境の方が集中できるというメリットもあったので。

ーそうなんだ…相変わらず正直だな(笑)

人と適度な距離感で働けるのって、やっぱり魅力を感じちゃうんですよね。

でもフルリモートの求人を出してる会社と話をすると結構食い違いがあったんですよ。「コロナ禍が開けたら出社になるよ」とか「週に2、3回は出社だからね」とか。いやそれはもうフルリモートじゃないじゃんって(笑)
でもBASICSはずっとフルリモートができるんですよね。
それにBASICSはとても誠実なんですよ。それは小畑さんが別のストーリーで話をされてるでしょ?
だから僕は今でもずっと愛知県に住み続けながら、BASICSのエンジニアとして働いているわけです。

あと他社の面接では、数年エンジニアを経験しているからか「後輩の教育も任せられるね」と言われることが多かったんですけど、正直なところ僕自身マネジメントには不向きな性格だと思っていて…。
「できたらプレイヤーに専念したい」と小畑さんに伝えたら、すんなりOKしてくれましたよね。
個人の意思を尊重してくれるところも、BASICSの良いなと思えるポイントです。

ーでも夏目さん、なんやかんやで新しく入社してくれた後輩の面倒とかよく見てくれてない?

…そうなんですよね、いつの間にかリーダー的な役割もするっと任されてる。まあ、BASICSのためならいいですよ(笑)

こだわりなんてない。エンジニアとして当然のことですからね。

ー正直、夏目さんは僕よりもエンジニアとして優秀じゃないかと思ってるんだよね(笑)

特に目立ったことはしていないですよ(笑)

ーいやいや、夏目さんと関わったエンジニアから「改修しやすいプログラムは大体夏目さんが組んだものだ」って話を聞くんだよ。プログラムを組む時に意識してることってあるでしょう。

そうですねえ…、まぁ強いて言うなら「コードの読みやすさ」は意識してますかね。
プログラムって一回作ったらおしまいじゃなくて、アップデートや機能追加なんかの改修が入るじゃないですか。ただこの改修作業に掛かる時間は、コードを書いたエンジニアのスキル次第だと思っています。
設計書を鵜呑みにしたら判断できない部分だったりするんですよね。だから僕は開発がはじまる時点で「想定できる改修」を最大限想像してから取り掛かることを鉄則にしています。

ーめっちゃ先回りしてるじゃないの。

当然のことです。

システムを搭載する機械から自作してみようかなと。

ー夏目さんは今後やってみたいこととかあるの?

ガジェットに搭載するプログラムを一から組んで、ハードの機械すらも自分で作ってやろうかなと。僕ガジェット好きなんで。
たとえば、あるロボット開発の案件で触れたLiDAR(ライダー)っていうルンバなんかの自動運転ができるロボットによく用いられるセンサーや、ICTやIoTに使われるマイコンのM5Stackというのがあるんですが、これらを組み合わせて「16MBという限られた資源の中で何ができるかな〜」とあれこれ考えるのが楽しくて。

ーハマったらとことんだねえ。

IT業界って、学んでも学んでも次の日には流行りが変わるほどのスピード感なので、まぁ終わりがない。ただそんな状況を、これからもなんだかんだ楽しんでいくんだろうと思いますね。

・・・いやあ、夏目さんと久しぶりに色々と話せた良い時間でした。
面倒くさがりな彼ですが、一度ハマったものにはとことん追求してしまう。僕はこれを一種の才能だと思っています。でも本人は好きなことをしているだけだから「何も変わったことはしていない」と言い張りますけどね。
ちなみに彼のモチベーションは、自分が少し頑張れば達成できる案件にチャレンジすること。「乗り越える度にちょっとした達成感を味わえる方が楽しいですからね」だって。なんとも彼らしいです。

こんな風に、BASICSはプロ意識をもつ頼もしいメンバーが集まる職場です。
次はどのメンバーから話を聞いてみようかな。今後の楽しみが少し増えました。

このストーリーが気になったら、遊びに来てみませんか?
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