2023年12月期 第1四半期 ひとり全社会議|株式会社パタンナー
2023年春のひとり全社会議 ひとり全社会議とは、会社で取り組んだことを勝手に株主に報告する会議ののことである。言わずもがな、エクイティ調達をしていない弊社には、株主は私しかいない。 ひとり全社会議とは 23/12期 1Q ハイライト ...
https://note.com/hidefkn/n/nc512835c1cec
こんにちは。株式会社パタンナーです。
弊社代表の深野は、会社を設立してからずっと「ひとり全社会議」という取り組みを続けてきました。会社を立ち上げたばかりの頃、深野がひとりしかいなかったときから、上場企業のように勝手に決算報告をしていました。
未上場のスタートアップが財務情報を公開するのは、ちょっと珍しいことかもしれません。
でも、深野は「自分たちがどういう企業なのか」をしっかり伝えることはとても大事なことだと考えています。
スタートアップの世界では、少し誇張気味の話や、ちょっとした勘違いがすぐにSNSやメディアを通じて広まってしまうこともあります。他に頑張っているスタートアップがいるのに、私たちが彼らの足を引っ張ってしまい、業界全体の信頼が揺らいでしまうのは悲しいことです。
だからこそ、私たちはできる限りオープンにしていきます。
「私たちはこんなふうに頑張ってます」
「こんな未来を目指しています」
と、正直に伝えることで、皆さんに少しずつ信頼してもらえたらうれしいです。信頼は、一瞬で生まれるものではなく、日々の積み重ねの中で少しずつ築かれていくものだと信じています。
スタートアップって「新しいことに挑戦すること」が大事な存在です。他の誰もやっていないことを見つけて、それを形にしていく。だから、私たちも単に新しいサービスを生み出すだけじゃなく、経営のあり方そのものも、新しい形にしていきたいと思っています。
財務情報の公開って、未上場の企業ではなかなかやらないことです。でも、「誰もやっていないからこそ、やってみる価値がある」と思っています。透明性が高まることで、投資家やお客さま、社会全体との信頼関係が強くなる。それが私たちの目指す未来です。
私たちは、誠実さと透明性を大事にしながら、社会に価値を届けられる企業でありたいと思っています。財務情報の公開は、その誠実さを表すひとつの方法です。この決断に誇りを持ちながら、これからも私たちの歩みや想いを、みなさんに伝えていきます。
同時に情報を公開することで、私たちのサービスを応援している方々に迷惑をかけてしまうリスクもあったりします。ですから、Webサイト上では標準化された経営指標のみを公開しております。ご理解いただけますと幸いです。
未来は、挑戦の連続です。
ときには大変なこともあるけれど、一歩ずつ進むことで、より強く、より信頼される企業になれると信じています。そして、同じ船に乗る仲間として、皆さんと一緒に社会をより良いものにしていきたいと思っています。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
株式会社パタンナー 代表取締役 深野 嗣