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みんなの「ちょっとしたことを、ちゃんと考える」を繋ぐリレー

毎月企画・制作・発行している月刊ZENIYA&LIFEには、錢屋本舗本館が発信している価値観を、スタッフそれぞれの言葉で発信するコラムがあります。
今回はその中から、2名のコラムをご紹介します。

#子ども扱いをしない(企画部 尾松)
 私は幼少期のころから、毎日絵を描いています。家でひとり描くのも好きですが、子どもたちと一緒に描くことも好きです。親戚やよく行くお店のオーナーのお子さんと出会えば「なんか描いて!」と、お互い持っている色鉛筆や自由帳を広げて、お絵描きタイムがはじまります。
 机の上にあるコップ、道端に咲く植物、空想の水族館。よく観察して描いてみたり、想像して描いてみたり。歳の差がいくつあろうと、その子と同い歳になって自由に遊びます。それが、たまらなく楽しいのです。うまく描こうとか、綺麗に塗ろうとか、そういう事ではなくて、どんな線を描きたいか、どんな色を塗りたいか。子どもたちは、絵を描く楽しさを何度も教えてくれます。
 子ども扱いをせず、むしろ自分も同じように遊んでみる。相手と同じ目線になってみると、今まで気づかなかったことや、新しい価値観の発見になります。

#自立助けを求めることができること(サン・ロワ 西野)
 自分のことは自分でやらなければならない、周りに迷惑をかけてはいけない。仕事に関しては言えば、専門職についている自分が周りを頼るわけにはいかない。変なプライドが邪魔をして、より周りに助けを求めることができない状況を作ってしまっていたことがありました。
 その結果、当時はメンタル的に辛い状況になることが多くなりましたが、声を掛けてくれた先輩方がいたことで、周りを頼ってもいいんだと少しずつ思えるようになっていき、仕事観というものが変わっていきました。
 今の職場では皆で声を掛け合うことを大事にしています。誰かが一人で問題を抱えていれば全員で話し合い、解決するようにしています。それぞれが与えられた役割を果たし、誰かに困難が起こればみんなでサポートして進んでいく、そういったチーム力のおかげで大きな案件にも自信をもって取り組むことができています。

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