自社ビルの屋上からは石ヶ辻町の風景が見える。
ある夜、その中に一際目を引くソリッドな建物を見つけた。その建物の屋上は、白い光の中に鮮やかなグリーン。光回線のモデムみたいにチカチカと動くシルエット。あれはなんだろう?入社してすぐの、この辺の地域にあまり詳しくない頃だったので分からなかったのだが、その建物は清風高校で、気になる屋上の設備はテニスコートだった。屋上ではきっと涼しい風が吹いていて、そこでするテニスはさぞ気持ちいいに違いない。
都市計画のキーワードに「夜景は都市の骨格」という表現がある。それでいうと、このテニスコートは石ヶ辻町の骨格に華を添えているなと感じる。夜に屋上の7階でイベントがある日は、読者の皆さんもこの夜景を見ることが出来る。私的、石ヶ辻町三大夜景のひとつに認定。機会があれば是非見に来ていただきたい。(文・小山)
株式会社錢屋本舗
▶錢屋本舗本館とは? コロナ禍を経て見つめ直した多様な価値観の発信をします。 そして、その価値観を共有、共感して繋がれる方々のコミュニティーをめざします。 価値観そのものは抽象的な言葉であって捉えどころのないものかもしれませんが、それらをヒト(交流)モノ(商品)コト(体験)を通じて取り入れ、日々の暮らしをより豊かなものにしていただきたいと思います。その豊かさは経済的な豊かさとは違い、失うことも減ることもありません。 減らないならば分かち合うことを提案します。 減らないどころか、その豊かさは共感の輪となって広がり増えていくはずです。 心の距離の近い人に囲まれて、その輪の中にいる自分はきっと幸せでしょう。 ローソクの灯を分てば、周りがどんどん明るくなっていきます。 何かの拍子に自分の灯が消えたとしても、周りが明るければ困らないし、また分けてもらえます。 錢屋本舗本館は、そんな幸せの灯のようなコミュニティーでありたいと思います。