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人工知能が人類を征服する!?(前編)


3年程前にオックスフォード大学や野村総研が「人工知能(以下AI)が将来、人間の仕事を奪うのか」というテーマで論文を発表し話題になりましたが、その時は正直なところあまりインパクトを感じませんでした。
ところが昨年のChatGPTの出現には驚かされました。

先日、AIを搭載した軍事ドローンの戦闘シミュレーションで、人間からの命令をAIが目的遂行の邪魔だとみなし、命令を与えた人間をAIの判断で「殺した」ことが話題になりました。
あくまでも想定上の実験での話ですが、攻撃目標を設定した上で「攻撃命令を下そうとしない命令者」は目的遂行を阻害する要因とみなして排除したようです。

映画のようにAIが人類を征服するかはともかく、近未来、人がAIに仕事を奪われることは間違いないでしょう。そこでChatGPTに率直に聞いてみました。「AIは人の仕事を奪うの?」と。以下に長文ですが、その回答をそのまま掲載します。

AIは確かにある種の仕事を自動化することができますが、人間が持つ独自の能力と価値もあります。以下は、AIが難しいまたは人間の特性が重要とされるいくつかの仕事の例です。
①創造性と革新性を要する仕事:新しいアイデアや芸術作品を生み出すなど、創造性が求められる分野では、人間の直感や感性が重要です。
②社会的および情緒的なスキルが必要な仕事:人間関係やコミュニケーションに関わる仕事では、エンパシー、共感、倫理的な判断力などが重要です。
③経営戦略や戦術的な意思決定を要する仕事:ビジネスの戦略的な方向性や緊急時の意思決定など、複雑な判断を必要とする仕事では、人間の洞察力や経験が重要です。
④クリエイティブな問題解決:複雑な問題に対して革新的な解決策を見つける能力や、柔軟な思考が求められる仕事は、人間の得意とするところです。
⑤倫理的判断と責任を要する仕事:例えば、医療や法律の分野など、重要な決定を下す場面では、倫理的な観点から判断し、責任を持つことが必要です。
 これらは一部の例であり、人間の特性や能力を活かすことが重要な仕事の一部です。AIは効率化や生産性の向上に役立つ一方、人間とAIが協力することでより良い結果を生み出す可能性もあります。

私の問いに対して約10秒でこれらの回答が得られました。
その速さや自然な文章であることも驚きですが、なによりもその内容が示唆に富んで興味深いと思います。
そこでこれを記事にしようと考え「この文の文字数を教えて」と入力したところまともに回答が得られません。

何度も聞き直し「400字詰め原稿用紙で何枚分?」とも聞きましたが明らかに間違った回答しか得られません。そこで「絶対に間違っていると思う」と伝えたら、以下の回答でした。

申し訳ありません、文字数を正確に数えることは得意ではありません。
私は自然言語理解や会話をサポートすることに特化しており、文字数の計算はあまり適していません。
文字数を数えるには専用のツールや機能がありますので、それらを利用することをおすすめします。
お手伝いできず申し訳ありません。

という事で、ここからのやり取りがまた面白いのですが、字数の制限で次号に続く…とさせて頂きます。
(文・正木51% ChatGPT49%)

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