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【JR岐阜駅前校 副校長 / 富安 望】学生時代に憧れた”教師” 他業界からの転身

●名前:富安 望
●前職:営業・企画・事務(観光業界)

2019年に株式会社キャリアプランに入社。
東進衛星予備校JR岐阜駅前校で、校長を目指し日々邁進している。
興味のあった塾業界への転職で、ステップアップを続けている。

人生を左右した出会い

小学校時代、留学の経験を持つ担任から外国の話を聞く機会が多かった富安。話を聞くうち、次第に海外での生活に興味が湧いた。
留学といえばアメリカやカナダなどの主要都市に行くものだと思っていたが、東南アジアでの話に触れ、それまで持っていた世界観が変わったという。

豊かな国ばかりではないと知り、「自分の住む国とは異なる文化の中で日本語が使えない生活をしてみたい」と考えるようになった。
「『英語を話せるようになりたい』と強く思いましたし、勉強を重ねるほどに英語がとても好きに
なっていきました」。

尊敬している方々が”先生“という存在であったことから、教職に憧れを抱き、大学では外語学部で英語を専攻して夢の実現を目指した。しかし、学ぶうちに「海外に行きたい。そして外国の文化を
多くの方に知ってもらいたい」との気持ちが大きくなり、観光業への就職を決めたのだった。

自分の願いを叶えられる仕事です

前職では、営業から企画書作成、添乗までこなした。英語が得意であることを買われ、海外の案件を
任されることが多く、特に学校を得意先として修学旅行を担当。

念入りに準備し、そこでしかできない体験を楽しんでもらえたと自信を持っている。二週間に渡ってイ
ギリスにホームステイする学校もあり、数時間の飛行機での移動や100名規模での実施に身が引き締まる思いだったという。

「何かあってもすぐには帰ってこられない距離ですし、文化の違いも大きなものです。お客様の命
をお預かりしているのだと強い責任感を持って行動しました。自分のやりたかったことにとても近い
仕事でしたね」。

事前に様々なトラブルを想定し、自分なりに何ができるのかを考え、先を見越した対応や改善策
を考えておくようにしていたという。その経験から、失敗は繰り返さず少しでも次につなげられるよ
う常に心掛けている。


持ち前のプラス思考で乗り越えた困難

3年ほど勤務して転職を考え始めた頃は事務職をメインにしていたものの、それまで生徒と触れ合う機会が多かったためか、塾業界にも魅力を感じ、土日が休日であるキャリアプランに惹かれて入社を決めたという。
入社後は名古屋の星ケ丘駅東口校に配属となった。ところが、面談や生徒管理などを日々勉強する
中、配置からわずか一か月半でJR岐阜駅前校へ移ることになる。

「少しずつ業務を覚えていき、これから上達していきたいな、と思っていた矢先に転勤が決まりました。教えていただける方が隣にいないということが、とても不安でしたね。

それでも、『一人だからこそできる経験がある』と気持ちを切り替えました」。
異動になって一か月足らずで、生徒に授業を体験してもらう招待講習を初めて実施したが、思うよ
うにいかず悔しい思いをした。授業の内容がまとまらず、生徒数を伸ばすことができなかったのだ。
思い悩む富安に手を差し伸べてくれたのは、JR岐阜駅前校の前校長である黒田と愛知・岐阜支部
長の船橋だった。
「指導役としてずっとお世話になっています。面談を見ていただいて反省点をフィードバックして
いただきました。その後の招待講習では生徒数の目標を達成できたので、少しずつではありますが成
長できているのかなと感じています。もちろん現状で満足はしていません。今後もより力をつけていくつもりです」。

飽くなき向上心でスキルアップを目指す

生徒の担任を受け持ちながら、全体的な校舎の管理運営を行うまでになった富安は、常にレベル
アップを視野に入れている。
「まだまだ未熟者ですので、沢山勉強して、自信を持って校長の仕事ができるようになりたいです
ね。まずは生徒数を増やすことを目標としています。

できるだけ校舎を大きくしていきたいので、必ず達成させますよ」。
若さみなぎる富安の活躍は、まだまだ始まったばかりである。

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