ひとつの名言
これまで30年近くビジネスパーソンとして過ごしてきた中で、いろんな失敗をし、いろんな結果を出して来ました。
良い時も悪い時もありましたが、ひとつだけブレることなく貫いてきたマインドがあります。
大切にしてきた名言があります。
それは「自分が一番下手だと思われる環境に身を置きたい」というものです。
確かサッカーの中村俊輔選手がはじめてヨーロッパに移籍するときに発言されており、強く感銘を受けた記憶があるのですが、改めて調べてみても見当たりませんでした。
もしかしたら中村選手ではなかったのかも知れません。
20代の頃に出会い、心に刻んだこのマインドですが、今も薄れることなく僕を仕事へと向かわせてくれています。
塾の先生として数学を教えていた時も、保険のセールスとして相続対策の相談に乗っていた時も、ミラクアの社長として五右衛門の設置に奮闘している今もずっと同じです。
ミラクアの今
ここのところ売れ行きは好調で、お納めした設備にも高い評価をいただき、今期はほっとひと安心で決算を迎えられそうです。
おかげでゴルフや旅行にも行けるし、少し広いお家に引っ越すことも出来ます。
全身全霊を傾けて、いろんなことを犠牲にして、得られたこの結果なのでとても誇らしく思えます。
でも、世の中にはこれくらいの実績なんてあっという間に達成しちゃう経営者、ビジネスパーソンはごまんといます。
そんな人から見ると、現状に満足している僕はきっとちっぽけに映ることでしょう。
もしくは視界にも入らないと思います。
そしてそのレベルで活躍されている人は、もっとエキサイティングでワクワクするような世界を生きているのではないでしょうか。
そんな世界は間違いなく存在するし、その景色を絶対見てみたい。
50歳になり、良い年のオジサンになりましたが、まだまだ尖っていたいなと思います。
さらに月日が過ぎ、後進が育ち、息子が立派な社会人になった頃には、過去の自慢話しかしない老人になっているかも知れませんが、その時は温かい目で見守っていただければと思います。
少数派なのかも…
褒められたり称えられたりすることはすごく気持ち良いし、その余韻に浸っていたいものです。
自分がチームの実力者で、多くの人から頼られるのも悪くない。
でももっと厳しい環境に身を置き、また一から信頼を作ってゆく方が自分には合ってる。
そんな人はきっと少数派だと思います。
でもそんな少数派を強く求めるミラクアみたいな組織もあるんですよ。
このストーリーを読んで、自分と考え方合ってるかも!と感じた人。
勇気を出してご一報いただけると幸いです。