サイト内検索サービスの重要性について | 株式会社karakuri
こんにちは、株式会社karakuri取締役の高橋です。 karakuriではWebメディア様(オンライン・パブリッシャー様)へご利用いただくサイト内検索サービスであるInsight Search Engine(ISE)の開発・提供をメイン事業として行っています。 ...
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こんにちは、株式会社karakuriの高橋です。昨日は別記事においてサイト内検索サービスのサービス的立ち位置や重要性についてウェブ解析士でもある私なりにご紹介しました。まだ、ご覧頂いていない場合には本記事と併せて目を通していただけたら幸いです。
本記事では一般的なサイト内検索サービスと比べて当社のISEがなぜ高い実績を出せるのか?をISEの特徴にも触れながらご紹介したいと思います。
単月数百万PVを誇る大規模Webメディア様であっても一般的なサイト内検索サービスの月間利用数は数百程度(月によって百程度)であるということ、当社ISEをご利用いただくことで検索窓利用率が単月1万超まで伸長したという実績を別の記事でもご紹介しました。なぜ、ISEはここまでWebメディア来訪ユーザーに利用されるのでしょうか。
その鍵はISEの「機械学習によるワードの最適化」と「検索アシスト機能」にあります。
当社ISEはWebメディア様が保有する数万、数十万の記事コンテンツページを自動的にクローリングし、膨大なテキストデータを把握した上で各記事コンテンツを象徴する「ワードタグ」を生成します。ユーザーがISEを検索すると検索用語とそれに対応するワードタグ、タグに紐づく記事コンテンツのサムネイル画像とタイトルを表示します。
当社は多数のWebメディア様の膨大な記事コンテンツをクローリングしてきた経験(現在進行形ですが)をもとにユーザーの利用されやすいワードタグの抽出・表示に成功しています。また、そのワードタグは日々新たな記事コンテンツをクローリングし続けることで精度が増していくわけです。当社は今までのクローリング実績が資産となって積み重なることでワードタグの精度向上ならびに高い検索利用率を実現しています。
また、先ほどの画像にある通り、検索アシスト機能(=「あ」と検索窓へ入力すると「愛」や「相性」、「愛犬」など検索ワードをサジェスチョンする機能)を採用することで検索窓ユーザーの負荷を減らし、高い検索窓利用率を実現しています。
ISEをご利用いただくとサイト内の各種KPI数値の向上が見られています。具体例を見てみましょう。
上キャプチャはISEを導入いただいているwebメディア様のGoogleアナリティクスの実績です。
Visits Without Site Search = ISEを利用していないユーザーの数値
Visits With Site Search = ISE利用ユーザーの数値
上記を比べるとVisits With Site SearchのユーザーのセッションあたりのPV数は14.51となっています。Without Site Searchの数値が2.04となっているため、ISE利用ユーザーの数値が約7倍高まっていることがわかります。1セッションカウントされたユーザーがISEを経由することで平均14ページ以上(※通常は約2ページ)読破していることがわかります。さまざまな記事コンテンツを良く読み込んでくれている証左ですね。
平均滞在時間(=Session Duration)も14分57秒(通常は1分38秒)までISEユーザーは約9.1倍長時間化できていることがわかります。
上記の実績からISEをご導入頂いているお客様から以下のご評価の声も頂戴しております。
★お客様のお声①
記事下直下に移動してからまだ2日ですが、直帰率8%改善、ページ/セッション7%UPしました!
弊社もう1サイト運営しておりまして、こちらのサイトでも導入したいのですがタグ発行お願いできますでしょうか?
★お客様のお声②
先日はタグのご調整等誠にありがとうございました。
取り急ぎではございますが、GAで数値が確認できましたので、キャプチャを共有させていただきます。
ウィジェット経由の回遊率・滞在時間等かなり良い数値が出ており、大変有難い次第でございます。
大変ありがたいことです。
当社としてはISEの実績をもっと伸ばせるよう日々サービス精度の向上に努めてまいります。
ISEでは導入Webメディア様向けISE管理画面にてユーザーの利用実績やWebサイト数値をご案内しています。もちろん、サイト内検索を利用された検索ワード実績もレポートで紹介していますので、導入Webメディア様によっては
・レポート数値やワード実績を活用したマーケティングへの活用(リスティング広告やディスプレイ広告への活用)
・レポート数値やワード実績をもとにした新規コンテンツ戦略の策定および実施(ユーザーからの検索窓検索ワードを参考にした記事コンテンツの拡充)
などへ活用頂いています。
SSL化に伴い、Googleアナリティクス上でのnot providedなど流入のワードデータ等が取得しづらくなっている昨今ではサイト内検索ワード活用の重要性も高まっていますので、ぜひISE導入Webメディア様におかれては幅広く当社ISE実績をご活用頂きたいと考えています。
以上です。ISEの強みに関してお分かりいただけたら光栄です。
次回はこのISEで当社が世界へ挑むきっかけとなったWebSummitについてご紹介したいと思います。
なお、当社は記事中でもご紹介したように日々このISEのサービス精度の向上ならびにサービス拡充を目指しており、ISEを一緒にグロースしていただけるエンジニアさんを強く求めています。
この記事で少しでもご興味を持っていただけた場合には、まずは雑談ベースでも構いませんので、お気軽にご連絡やWebミーティングができたらと思います。よろしくお願いします!!