本日はよろしくお願いいたします。まずは自己紹介をお願いします!
ファストノット 代表取締役の「齊藤 駿」と言います。現在33歳、趣味は仕事、好きなものは服です。
平日は東京でひたすら仕事し、休日は子供3人と妻の待つ埼玉の自宅に戻るという週末婚スタイルで普段生活しています。
経歴は少々変わっていて、洋服の専門学校に入学するも、21歳の結婚を期に地元の建築会社に入社。営業と現場監督を3年。その後、時計の専門商社に転職してまた3年。さらに転職して、求人広告代理店で働き始め、色々あってファストノットの立ち上げに至ります。
ファストノットの創業経緯を教えてください!
サラリーマン時代から「一度きりしかない人生、会社を起こして人生を謳歌したい」という独立心は元々ありました。ただ特にプランは無く「30歳までに何かしたい」という気持ちだけが漠然とあった。そんな矢先に中学時代の友人から通販事業を一緒にやろうと誘われ、その話に乗ったのが全ての始まりです。
その後、2019年10月にファストノットとして創業。一応、肩書きとしては代表取締役ですけど、実際は雇われ社長。当然ですが、僕以外に社員もおらずなので、一番きつい創業期を一人で迎えることになります。
朝9時にオフィスで起床。オフィスの台所で歯を磨いたら、パソコンに向かい売上チェック・出荷指示・CS対応・広告代理店や制作会社との打ち合わせ、その他対応。その後、23時に銭湯で風呂に入り、オフィスに戻ってカップ麺を食べながら、またパソコンに向かい朝4時まで仕事。みたいな生活がしばらく続いてあんまり寝る暇は無かったですね。
創業時に苦労したこと、嬉しかったことは何ですか?
「CVRって何?」みたいな業界知識ゼロの人間が、いきなり決済会社や物流会社との契約をはじめ、通販事業の初動を全てやるわけですよ。ぶっちゃけ全て苦労しました。ただ、それ以上に売上を立てられない自分に対して苦悩していました。
当然ですが、物を売らなければお金は生まれないわけじゃないですか。なのに会社から最低限の給料が支払われている。営業時代はどんな業界であれ、3ヶ月もあれば給料以上の売上を生み出していただけに、プライドもズタボロになったのをよく覚えています。
そんな背景もあるので、初めて商品が売れた時はめちゃめちゃ嬉しかったですね。ボーリング中だったんですけど、「あれ、受注入った?1個目キタァァァ!」みたいな(笑)そして創業1年目の2020年10月29日、売上は1億円を突破。その後も売上の節目節目で嬉しい気持ちになりましたね。
現在の事業内容について教えてください!
いわゆるD2C、メーカー側がお客様に直接マーケティングを仕掛けて商品購入を促す事業がメインです。
主力商品は『BELMISE(ベルミス)』。現在は店頭卸が主軸でLOFT・@cosme・PLAZA・ハンズ等、多くのバラエティショップに卸しています。LOFTでは月間で1〜2位を争うほどのブランド売上になっているような状況です。
EC事業の方も引き続き注力しており、自社ECはもちろん、Amazon・楽天市場・Qoo10といった外部ECサイトでの販売もしています。その他、マレーシアとシンガポールに海外進出中。今後はアメリカのAmazon、台湾への出品に向けて動いていこうと考えています。
あとは新商品の開発。これはリーダー格の部下にプロジェクトを一任しています。現時点での単月売上は約5,000万円。まずは1億円を目指して、部下の活躍に期待という感じですね。
5年後、10年後にどうなっていたいですか?
将来的な目標は、年商1,000億円です。現時点で100億円、まずは向こう3年以内に300億円を目指して動いていきます。
とはいえ、1,000億円を目指すにも既存事業だけでは厳しいと思っています。国内の1,000億円企業を見るに製造・小売・商社・自動車といった業界。この内、商社はうちでもできると思っているので業界進出はかなり注力対象に考えています。
あとはこれまでに培ったノウハウの横展開、BtoBサービス化ですね。例えば、マーケティング・ECサイト設計/運用・店頭販売といった各種支援。メーカー発信かつ、『BELMISE』での実績を持った状態で始められるので、ゴリゴリの営業を必要としない点も強みになると思っています。
ファストノットの求める人物像を教えてください!
素直さを前提としますが、「お前より会社のこと考えてるから、俺と議論しようぜ」と社長にも意見できるような人が欲しいですね。
ただ文句を垂らすだけの人は論外ですが、本気で仕事を頑張っているなら、実績に関係なく誰にでも意見を言う権利がうちにはある。それこそ、喧嘩しても良いと思っているんですよ。
お互いに熱量を持って一つの物事に対し、「こうだろ」「いや、こうだろ」みたいなアツい議論が生まれるわけじゃないですか。今はそういうのがあまり無い。尊重し合いすぎで、お前ら超民主主義者じゃんみたいな。会社を自らが引っ張っていこうと考えるような人がもっといても良いかなとは思いますね。
逆に他責思考の人、成長意欲の無い人はいらないです。
例えば、仕事の話ができない人。愚痴しか言わない人。女の話しかできない人。過去の栄光を延々と語る人。飲み屋に行くといるじゃないですか。人生を豊かにできるかどうかは自分次第なんですよ。うちは自ら道を切り開こうと努力できる人をお待ちしています。
最後にファストノットを検討中の方へ一言お願いします!
「常に考え、常に走り続けろ」と伝えたいです。
ちなみに稼ぎたいを理由に入社する人は多い。で、具体的にいくら稼ぎたいのか聞くと「1,000万円」と答えるんですね。いやいや、みたいな。1,000万円が高いと思っていること自体違うと思うし、恐らく税の勉強もしてない。
結局、脳死でがむしゃらにやっても空回りするだけ、夢だけが一人歩きするんですよ。まずは頭でっかちになっても良いから、しっかりと情報をインプットする。そして、実際に行動を起こす。
これは仕事であろうと、就職活動であろうと、転職活動であろうと考え方は同じ。どんな時であろうと、常に考え、常に走り続けて欲しいっていうのが僕の想いです。
本日はインタビューにご協力いただきありがとうございました!
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