【特別対談】ファストノットってどんな会社? | 会社紹介
対談者の紹介♦株式会社ファストノット 代表取締役「齊藤 駿」♦株式会社ファストノット マーケティング事業部「成松 巧光」社歴:1年8ヵ月(コンサル会社より転籍)成松:今回は、ファストノットへ入社...
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ファストノットでマーケティングを担当している「小野寺駿」と申します。出身は東京都武蔵村山市、現在29歳の入社3年目です。
休日は基本的に家族サービスに振り切っているような感じですね。平日は夜中まで働くことも多く、子供との時間はあまりとれないので、休日は頑張って早く起きて良いパパをやっています。
子供の習い事のプールに付き添ったり、ショッピングモールやゲームセンターに行って遊んだり、公園で一緒に遊ぶこともよくあります。先日は池袋のポケモンセンターで子供と買い物をしました。今度の休日は東武動物公園に行こうかなどと計画しています。子供は4歳の男の子です。やんちゃになってきていますが、自分の子なのでかわいくてしょうがないですね。
小学校の頃は、自分で言うのも恥ずかしいのですが、サッカー少年でかつ足が速くてモテました(笑)当時は昼休み、放課後、土日とサッカー漬けの日々でした。クラスの中でも結構ムードメーカー的な存在だったと思っています。
中学もサッカーを中心の生活でした。ちなみに今でも「チームスポーツをやっていてよかった」と感じてます。負けず嫌いなメンタル、チームワーク・協調性・リーダーシップといったものは、サッカーや運動を通じて培われました。中学はどっぷりサッカーをやっていて、勉強とかはあまり本気で取り組んできませんでしたね。
高校でもサッカー部に所属しましたが、高校2年の時に体格の良さや足の速さが通用しなくなってきたこと、さらにバイトを沢山したかったという理由で部活自体は辞めました。ただ仲が良かった元チームメイトと休み時間などにサッカーをしたり、土日にはフットサルもよくやってました。大学でもサッカーサークルに入っていましたけど、本気のスポーツと言うより遊びの感覚でしたね。
大学は駒沢大学の文学部で地理学を専攻しました。理由は、ゼミで沖縄旅行に行けるのが魅力だったからです(笑)あとは高校時代の地理の先生が大好きで、一時は地理の先生になりたいと思っていたのも、地理学を選んだ理由の一つですね。
ただ大学生活は遊びに全振りな状態で、結局当初の「地理の先生になる」ことも忘れて教職は取らず終いでした。目の前の楽しいことを優先した大学時代でしたね(笑)
就活の軸としては「コミュニケーション能力に長けている」と自己分析で感じていたいので、その能力を活かせる営業・コンサルもしくは企画職のような職種でした。
あとは有形商材よりも無形商材の方がいいと思っていました。有形商材は、形のある商品ありきでコミュニケーションを取ることになるので、自分の強みを発揮できる余地が小さいと感じていて、無形商材の方が、自分のコミュニケーション能力を活かして高い付加価値をもたらすことができると考えていたという感じです。
無形商材の会社をいくつか訪問しているうちに、人材業界に絞られていき、最終的には求人広告のコンサルティング企業に新卒入社しました。
新卒入社の会社ではコンサルタントをしていました。業務内容としては、クライアントの会社を訪問し、アルバイトの求人ニーズをヒアリングして掲載まで進めるといったイメージです。3年ほど務めて表彰されたりもしたんですが、頑張りに対しての給与水準は満足のいく水準では無かったんですよね。
その傍ら、友達が不動産業で年収1,000万円に到達していたりして「同じ営業でもこんなに違うのか」と感じるとともに、「自分の頑張りが給与に反映される仕事って何だろう」と考えた末、独立を決意します。
退職後の1年間はフリーランスで動画制作の営業をやっていて、主なクライアントはバイク企業でした。バイクは40~50代の男性が乗っているイメージが強かったのですが、自分は若い頃から興味があったこともあり「もっと若いバイク乗りを増やせないか」「メーカーは実はもっと若い層を欲してるんじゃないか」と言う仮説を立てました。この仮説を提案書にまとめ戦略提案を行った所、実際にHONDAやSUZUKIといった大手メーカーや、海外メーカーからも仕事をもらえるまでになりました。
このまま順調に進展していくのかと思った矢先、予期せぬコロナの流行が...。独立してから2〜3ヶ月のタイミングで、依頼案件は豊富にあったにもかかわらず、ロケ・撮影が不可能な状況に陥ってしまったんですよ。
当初はこの仕事で生計を立てる見通しがあったのですが、一気に厳しい状況に変わってしまいました。その上、この困難な状況の中で子どもが生まれ、家族を支える責任を感じて非常に悩まされました。何とかしなければという一心で、道路工事のアルバイトや高時給バイトを掛け持ちしながら、なんとか1年間乗り切ることができました。
バイクを動画で紹介するメディアをやっていたんですけど、思うようにアクセスが増えず。動画を作って拡散しても、多くのユーザーや潜在顧客に届ける力がないのが課題だったんですね。
結果、マーケティング能力を養う必要があるというところで、マーケティングの仕事を探していたのですが、未経験で大きく年収を下げずに転職できるような就職先は見つからなかったんですよ。そんな時に「年収1000万稼ぎたいやつ」というファストノットのキャッチコピーが目にとまり、さらに「未経験採用100%」という記載もあって早速応募してみたんです。
私が応募した時は、500〜600人ぐらいの候補者がいて採用は3人とのことで、知らぬ間に200倍ほどの倍率をくぐり抜けていたみたいです。かなり期待を込められ、プレッシャーをかけられて入社したのを覚えています(笑)ちなみに採用理由を細かく聞いたことはないんですが、人格やフィット感を評価していただいたとのことです。
特段ギャップは感じませんでしたね。平均年齢が25〜26歳と若く、働いている人もイケイケでイメージ通りでした。ただ、少人数で大きな売上を実現している点には衝撃でした。
当時はみんな忙しくて、未経験で入っても時間を取って教えてもらうこともなく、パツパツの状態で「とりあえずこれやっといて」みたいのを次々と振られて、自分で調べながら仕事を進めていきました。最初は、本当についていくので必死でしたね。
感覚としては、一人一人がフリーランスみたいな感じでしょうか。最終的な決裁権は代表にはあるんですけど、それ以外は自分たちで考え、能動的に動かなければ取り残されちゃう、目立つことができない会社ですね。この点は、人によって善し悪しあると思います。フリーランス経験のある私にとっては働きやすいポイントです。
商品開発、広告周りのフロント対応、オフラインの担当の3つが主な仕事です。
商品開発は、私が軸となって既に複数商品をリリースしています。仕事は幅広く、文字通り商品開発のために市場の売れ筋をリサーチしたり、中国にある生産工場と調整しながら、既存商品よりもターゲットに刺さる商品を開発しています。その後にLP制作を行い、販売チャネルの選定等の販売戦略を考えていくような仕事です。
広告周りのフロント業務は、広告代理店に対するフロント業務のことで、記事などのクリエイティブ提案を継続的に投げて企画を作っていく仕事です。その後、配信されたクリエイティブの効果測定・課題の洗い出し・調整をしていきます。
オフライン業務は、ベルミスのオフライン販売に向けた仕事で、私はプラザさんやアットコスメさんといった販売先の担当をしています。販売先だけでなく、ポップ作りや棚での配置といった売り場づくりも私たちが担当します。ポップは、コストを掛ける時にはワイヤーだけをデザインしたうえで、デザイナーに投げて作ってもらうこともあります。
商品開発に関しては、自分が作った商品が世に出るのがとても嬉しいです。それがインフルエンサーさんの間で出回っていたり、さらに当たって売れ筋になれば「結果を出せている」と実感できます。また、自分で描いた商品開発や販売の戦略がハマった瞬間が楽しいと感じるところもあります。
広告は季節要因・外的要因を読み切れずうまくいかない時期もありました。工夫が足りない広告を流して全然売れなかったり、ターゲットが合っていなかったりして失敗したこともあります。例えば一個のクリエイティブでも、背景の色が違うだけで売れ行きが大きく変わります。今では、試行錯誤の中で、商品を売る流れを作っていくのが楽しいと感じていて、それがやりがいにつながっています。
オフラインは、今までずっとオンラインで販売してきた私からすると、唯一お客さんの声を直接聞ける場所なので、貴重な機会だと考えています。Amazon・楽天の口コミ・レビューよりも、実際にお客さんから聞ける生の声のほうが、よい意見でも悪い意見でも嬉しいと感じます。また、生の声だからこそ気づくポイントもあって、自分の成長につながっているとも実感しています。
一つは「先読み力」ですかね。みんながそれぞれフリーランスみたいな動きになっている中、なるべくコミュニケーションコストを削減するために、先を読んで行動してラリーを減らしたり、ミスコミュニケーションによる失敗を回避できたりするようになりました。
あとは、扱う金額の規模が大きくなる中で、責任感が強くなったと感じています。今は、1円でも利益を取りに行かないといけないという意識が強くなって、仕事での成功を以前よりもはるかに強く意識するようになりました。
最後に、マーケターとしての能力も着実に付いてきていると感じています。もともとは数字が苦手だったんですが、マーケティング関連の分析やリサーチの能力は着実に付いてます。マーケティングに関連する数字を見るのが好きになったというのも、私からすれば大きな変化です。
プロジェクトマネージャーになりたいですね。いまは幅広く業務をやっているので、一つのプロジェクトの推進に注力して結果を出してみたいですね。私個人として会社の課題と感じているのは、いまだに代表がまだ現場に出ることです。
現場が頼りないがゆえの状況だと思っていて、個人的には不甲斐なく感じています。代表を隠居させるくらいの気持ちで頑張ってる部分もありますが、自分たちの能力が認められて、決裁権・裁量権を増やすのが今の目標です。
仕事以外では、かっこいい親になりたいですね。結局はある程度はお金がないと子どもの将来の選択肢が狭まってしまうことを危惧しています。だから、お金をガンガン稼ぎたいなと思います。子どもが海外留学に行きたいと言った時に、すんなりお金が出せるくらい、将来に困ることのないよう稼いであげたいです。
あとは、服屋とかに行って「ここからここまで全部ください」というのをやってみたいです。というのは半分冗談で、実は「良い車に乗りたい」「良い時計が欲しい」といった物欲はさほどありません。強いて言えば、自分のプライベートを充実させたいみたいなところでしょうか。
負けず嫌いな人、あと嘘をつかない素直な人でしょうか。負けず嫌いで素直な人というのが向いてると思っていて、そのうえである程度協調性があるといいですね。入社して活躍できる人、という意味ではその中でも「なり上がってやるぞ」という野心を持つ人だと思います。
私が働く3年間で評価をされている人たちは、なるべく自分で前に出ていく人だと思っています。あの子・あの人に負けたくない、失敗して悔しいから次こそ頑張りたい、といった思いを体現できる人が評価されていきます。
逆にワイワイするのが苦手な人は、あまり合わないでしょうね。社内にも、ワイワイするタイプじゃない人もいますが、必要な時には一緒に盛り上がってくれます。そういうのも含めて「絶対にワイワイできない」という方は続かないと思います。
その他はあまりないですね。学歴の制限もないし、髪型も関係ありません。仮に入れ墨が入っていても、それだけを理由にお断りすることはないと思います。
まずは自己分析をして、自分が本当に何をしたいのか整理しましょう。あとは、実際に飛び込んでやってみれば良いと思います。いくら外から調べても、やってみなければ分からないことはたくさんあります。
一方で、5年先・10年先の将来も思い描きながら就活・転職活動を行った方が良いと思います。私自身は、あまりあとさきを考えずに求人広告の業界でキャリアを始めました。その時培ったスキルはあるものの、当時は自分のゴールやビジョンに近づいているイメージはありませんでした。将来をイメージしたうえで自分に合った仕事に飛び込めばよかったな、と思うこともあります。
自分のゴール・ビジョンをふまえて、ファストノットとフィットすると感じた方は、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います。もしも一緒に働くことになったら、活躍できるよう私たちが全力でサポートします!
本日はインタビューにご協力いただきありがとうございました!