シーグ採用広報です。
今回は、営業および採用担当として活躍する一ノ瀬さんと、彼の上司かつ責任者の山名さんから、シーグで働く魅力や今後のビジョンについて語っていただきました。
…まずはお二人のご経歴を教えてください。
山名 新卒でエンジニア業界に入りました。一年半ほど経った頃に東京転勤の話があり、拠点を変えるイメージがなかったので退職。その後は別業界で5年ほど働き、再びこの業界に戻ってきました。前職でエンジニア経験を3年積んだのち、シーグに入社。私の父が弊社の代表なのですが、会社を存続させていくために声がかかり、現在は営業責任者をしています。
一ノ瀬 私は、新卒で別業界に就職し、転職でIT業界を志望しました。この業界で営業に携わり現在7年目です。前職で4年ほど働いていたのち、山名さんとのご縁をきっかけに2021年シーグへ入社しました。
---お二人が出会ったのはどのような経緯ですか?
山名 以前の会社で営業担当の引継ぎ挨拶に来たのが一ノ瀬さんでした。当時はそこまで深い付き合いではなかったのですが、当時から彼はすごくエンジニア想い。「社員さんがこうなったらいいですよね」といった会話には私自身強く共感する部分があり魅力を感じていました。その後お互いにタイミングが合ったので、一緒に仕事をするようになりました。
一ノ瀬 僕が新卒で入った業界は社員をひどくぞんざいに扱う現場でした。パワハラは日常的に当たり前、社員はどんどん入れ替わる。そんな環境だったので「一人一人ときちんと向き合いながら人を大切にしながら仕事がしたい」そう思ってこの業界にきました。ところが、以前の会社も単価ばかりを考える企業だったので、転職を検討していたタイミングで山名さんに相談したんです。以前から山名さんの人柄や考え方に魅力を感じていたので、「この人と一緒に働きたいな」という考えがありました。
山名 一ノ瀬さんから相談があったとき、弊社も課題がありましたのでタイミングがよかったんですよね。彼の実績は聞いていましたし、私自身「こうしたい」という考えや思いがある中で、それを実現化するためにもがいている時期でもあったんです。その点、互いの考えを話す中で入社前からすり合わせができていたので、根本の部分にズレは少なかったですよね。
---お二人からとてもエンジニアのことを想っている印象を受けるのですが、具体的なエピソードがあれば教えてください。
山名 過去にいた現場では、3〜4年だけ活躍してもらい使い捨てるような雇用が溢れていました。その働き方に相反する考えを持っていたので、例えばその先にキャリアアップできるとか、定年まで働ける環境を提示し、そこに向かって頑張れる人をサポートしたい想いが強くありました。例えば、オペレーターからJavaの資格を取得し開発現場を経験で積めれば、ある程度安泰のポジションまでいけるはず。もしくは社員のウィークポイントを減らして得意分野を伸ばすなど、そういうサポートをするのが会社としての正しい姿であり、責任なのではないかと思っています。
一ノ瀬 エンジニアさんとのやりとりで気を付けていることは、一ヶ月のうちに何回か必ず連絡するようにしていています。基本的には電話で話すことが多いんですが、違和感を感じたらすぐに会いに行って、困ったことが無いかヒアリングするように心掛けています。
山名 人に対して言わなきゃいけないことがありますが、一ノ瀬さんはその伝え方が上手い。私は以前それで失敗した経験を持っているので強い後押しが苦手なんですが、例えばキャリアアップの話をする際に目標や期限を決めてどういう風に勉強しようかとか。強制するわけでもなく、きちんと相手の未来を示して背中を押してあげられるので、本人が納得してキャリアアップを目指す努力ができている。
一ノ瀬 面倒見がいいとはよく言われますが…例えば強く言うとナイーブになってしまうエンジニアさんは結構いると思うので、伝え方は常日頃意識していますね。
山名:シーグの社員には真面目で素直な人が多いんです。ほかの会社にいた経験から言うと、社内で嫌われないようにとか、不満を抱えながら仕事に取り組んでいるエンジニアが多いと思うんですが、いろんなご縁のおかげでうちの社員は本当に良くも悪くもストレートに向かって来てくれる。良い社員が多いのはシーグの魅力です。
---シーグでのキャリアアップにはどのような事例がありますか?
山名 新卒で開発を目指したい社員がいました。必要な資格を伝えると本人が勉強して取得。その後は一ノ瀬さんが動きに動いて、未経験からJavaの開発現場に参画できたんです。その案件にどんどん新しいメンバーも参画させて、気づけば2〜3チームができていたよね。
一ノ瀬 自分の努力で資格取得したというベースがあってこそですが、新卒から2年目でjavaの開発に携われた実例ですね。
山名 あとは、新卒からずっとパッケージの世界で生きてきた社員が奮起して、今資格の取得を目指しています。まだ取れてはいないですが、すでに裏では一ノ瀬さんがお客様の目処を立てて準備しています。
一ノ瀬 資格を取った後に「開発に行けませんでした」となると、今頑張っている本人のモチベーションも落ちるので、すぐ入れる準備を整えておけるように動いていますね。
---山名さんと一ノ瀬さん、それぞれの役割は?
山名 意思決定と責任を取ることが私の役割です。営業部分、特に要員や案件の判断は一ノ瀬さんの意見を尊重したいので今は移行期間としています。一ノ瀬さんは仰いでくれるので、安心して任せることができています。
一ノ瀬 僕が大事にしているのは社員が待機をしないこと、気持ちよく現場で働けて満足してシーグにいたいと思ってもらえるか、その点を中心に色々と考えて声を上げ、山名さんに確認するようにしています。営業面で言うと、日々の業務はもちろんですが、エンジニアさんとのコミュニケーションや、どの案件なら彼・彼女たちの要望を叶えられるか。案件がなければ案件を探したり、お客様と交渉したりして、仕事を確保しています。
…一ノ瀬さんが入社してから会社が大きく変化した点はありますか?
山名 まずは会社のポテンシャルを底上げしてくれました。3次4次請けの案件が多かった中、確実に商流が上がりましたね。当時のままではコロナ時に危うかった部分もあるので、エンジニアにはC#やjavaなどのオープン系で何があっても食べていける状態にしてあげたかった。あとはエンジニア自身が少しずつキャリアアップをしてくれています。これはもう彼がいるから成功していること。会社や営業担当がよほど意識して動かないと変化を起こせない部分です。一ノ瀬さんがそれを叶えてくれていて助かっています。
一ノ瀬 10年ブランクで入ってくれたC++のスキルを持つエンジニアさんがいたんですが、お客さま評価が良くて。そういう社員に報いるよう、山名さんと足並みを揃えて頑張っていきたいという想いがあります。
…お二人のコミュニケーションがバッチリですね。職場は普段から、わきあいあいとした雰囲気ですか?
一ノ瀬 そうですね。こういった関係性があるからこそ、社員が困った時にはすぐに相談できる風土が整っています。職場がギクシャクしていると社員も相談しづらいでしょうし、素直に言えば素直に考えてくれる上司なので安心感もあります。
山名 何か問題があったときには私自身を蹴飛ばしてくれて「早めに答えを出さなきゃいけませんね」と解決策へのスピード感をあげてくれるなど、非常に助かっています。注文書や大事な決め事の時には、彼から怒られることもあります(笑)「ちゃんとしてください。これは今日中に返さないといけません。」と言われ、「はい、わかりました。」なんて言いながら、そういうところが本当にすごいなと思っています。
一ノ瀬 山名さんは周りが明るくなるような雰囲気作りをよくしています。例えば、ハロウィンの日には僕の机に造花が飾り付けられていたり、恐竜のおかしが置かれていたり……そういうクスッと笑える息抜きみたいなことをしてきます。
山名 今度引き出しの中を昆布まみれにしときます。
一ノ瀬 それはやめてくださいね(笑)
今後、シーグをどんな会社にしたいですか?
一ノ瀬 僕の役割は、できる限りシーグで頑張ってくれている人たちが、気持ちよく満足して働くことができ、プライベートも充実できるようにフォローすること。難しいことではありますが、退職者を出さず年を取ってもみんなが笑顔で働ける会社を目指したいなと思います。
山名 若手育成を目指し、自社内で4、5人体制のチームを組んでやっていきたいですね。あとはオフィスに開発室を作っているので、社員で技術の継承をしながら一緒に取り組んでいくのも大きな目標の一つ。できればメイン言語、Javaのスキルをみんなが身につけられるように目指してきたいです。
今後のシーグが楽しみですね!今日は素敵なコンビネーションが見られてよかったです。
ありがとうございました。