こんにちは、深澤です。
島にみかんの季節がやって来ました。農家さんは収穫でとても忙しそうです。
私たちが拠点とする大崎下島の大長という地区のみかんは、全国的にもとても有名なんです。
瀬戸内海気候と水はけのよい段々畑で栽培される『大長みかん』は、コクがあり甘くておいしいと評判で、出荷量は広島県一だそうです。
このように大長みかんは私が紹介するまでもなく有名ですので、今回はもっとローカルなことを少しご紹介したいと思います。
まずは同じ大長地区にある『宇津神社』です。
宇津神社は、孝霊天皇の御代(BC115年)に創建されたと伝えられる歴史ある神社で、1月には境内で大長弓祭りが行なわれ多くの人で賑わいます。
神社の鳥居をくぐって長い参道を歩いていると、とても心が癒されます。
こちらも同じ大長地区にある『資誠堂』さん。
こちらは古くからある薬局なのですが、歴史と文化が息づく情緒豊かな建物が、まちの魅力を残しています。
映画『ももへの手紙』にも登場しています。
ここは久比地区にある唯一のお店『A・コープ』さん。
住民の皆さんはこのお店で日々の食料品や日用品を購入しています。
少し前から、リラクゼーションドリンク『CHILL OUT』が自動販売機の中に並んでいます。
高齢化率70%を超える島に『CHILL OUT』を並べても、お年寄りには「何のこっちゃわからん」といった感じでしょうね(笑)
次は、『久友郵便局』さん。
島にコンビニはないので、お金を引き出すにはここに来るしかありません。
局員の皆さんは良い人ばかりで、立ち寄るといつも明るく出迎えてくれます。
写真は局長さんと。
私たちの取り組みにもご協力していただいているので、とても感謝しています。
最後は、『歴史の見える丘公園』です。
みかん畑の間を通る遊歩道をあがって来るとたどり着きます。
風待ち・潮待ちの港町として有名な御手洗地区を見下ろすことができます。
四国の山々も一望できます。穏やかで美しい海の景色は瀬戸内ならではですよね。
このような素敵な場所で訪問看護などをやっているんですよ。
今回は大崎下島の一部をご紹介させていただきましたが、少しでも私たちの活動場所のことを知っていただけたら嬉しいです。
ではでは。