セムコスタイル・インスティテュート・ジャパン|SEMCO STYLE INSTITUTE JAPAN
セムコスタイル・インスティテュートは、ティール組織の概念を体現している「セムコ社」の経営メソッドを分析、研究、体系化する機関です。オランダに設立され、世界8カ国で展開しています。SEMCO STYLE INSTITUTE ...
https://semcostyle.jp/
こんにちは、
ENERGIZE(エナジャイズ)で内定者インターンをしている服部兼弥(はっとりともや)です。
僕はかねてより、龍介さんのスケジュールに気になる予定があります。それは龍介さんのカレンダーに入っている【第二領域】【優先事項】という予定です。(ENERGIZEでは社員が自分のカレンダーを自由にアレンジできるので、様々な予定の組み方をしている人がいます。そしてそれが社内に共有されています)果たしてこの時間に龍介さんはどんなことをされているのか、インタビューで明らかにしてきました。
以下のことを知りたい方は要チェックです。
・人生において本当に重要なものを手に入れるためにすべきこと
・新卒のときに知りたかった!
コンサルタントの「予定の組み方」「仕事の進め方」
・ENERGIZEの組織文化
龍介さんは現在4年目(2020年入社)で弊社のコンサルタントとして活躍されています。
『ENERGIZEのVisionである「金曜よりも月曜が待ち遠しい社会」を実現するために、働く人々の【意欲】や【才能】が最大限発揮されるような組織作りをサポートをしています。
具体的には欧米で組織学の権威と言われているリカルド・セムラーという方が提唱している「組織における5つの原則 ーセムコスタイルー」を使いながらオーダーメイドのコンサルティングを提供しています。』
私は九州チームに所属しているだけでなく、日本においてセムコスタイルを展開する機関として設立された【SEMCO STYLE INSTITUTE JAPAN(以下SSIJ)】というENERGIZE GROUPのチームにも所属しています。
九州チームでは実際にお客様にコンサルティングを届けたり、営業をしたりしています。
SSIJでは、企業やヒトが関わる全ての組織の研究や情報収集&発信を行っています。世界の組織の情報を収集するために、世界に点在するパートナーの方と直接話して情報交換を行っています』
▶SEMCO STYLE INSTITUTE JAPANについて詳しく知りたい方はこちら
龍介さんに関しての記事は以前にも上がっております!
将来成し遂げたい「アニメーション業界の興隆」から「ENERGIZEの入社理由」まで熱く語られています。
▶チェックしたい方はこちらから
遂に龍介さんのカレンダーの謎、【第二領域】と【優先事項】を明らかにしていきます。
まずは【第二領域】からです。
『あははっ(笑)、出典は「7つの習慣」という本です。人間が取り組む物事には領域があって、
・重要度が【高い】かつ緊急性も【高い】物事を第一領域と
・重要度は【高い】が、緊急性が【低い】物事を第二領域と呼びます。
例えば私が大工さんだったとして、家を建てるために毎日レンガ詰みだけをやる。緊急性も重要性も高いから毎日真剣にやらなくちゃいけません。
でも、僕に家を全部設計できるようなコーディネーターになりたいという目標があったときに、もちろんレンガ積みは大事なんだけれども、それだけをしていても一生コーディネーターにはなれませんよね。きっとレンガを積むだけではなく、デザインや資格などの重要なことを学ぶ必要があると思います。
目標に対して、すぐにやらなくても問題はないが、そのまま放置しておくと目標達成ができなくなってしまうことをやる時間が【第二領域】の時間です。
その時間をあらかじめカレンダーで"まとめて"スケジュールしています。』
龍介さんの話を聞いて、確かに僕も日々の目の前のやらなきゃいけないことに追われて、本当にやりたいこと、やらなきゃいけないことは出来ていないときがあると気が付きました。僕も自分の本当に優先すべき目標を認識して、【第二領域】を時間を意図的に確保していこうと思います。
『3つあって、
1つ目は本を読む時間にしています。
2つ目はインターネットに上がっている情報や記事を読む時間です。
そして3つ目は新しいプログラムとかサービスを考えるという時間にしています。』
『定性的に言うと、セムコスタイルという組織作りの考え方を、日本中に広げたくて、そのために最新のセムコスタイルや組織についての情報を本やインターネットから手に入れています。
龍介さんの最近読んだ本や記事
・善の研究
・ユーモアは最強の武器である
・マーベリック・カンパニー
・記事:Google 18年間勤務した社員が語るGoogle文化の変化
・記事:なぜ任天堂は社員を辞めさせないのか?
定量的に言うと、今年の9月30日までに1億円分の価値をお客様に届けるという目標があって、その時に今僕が携わっているコンサルティングサービスでは足りないかもしれないから、新しいサービスやプログラムを考えていることが多いです。』
『【第二領域】を「自分のための時間」とするのならば、【優先事項】は「家族のための時間」になります。
これも出典は「7つの習慣」の最優先事項という話で、
意外と人間というものは本当に優先しなければいけないことを忘れてしまって、気づいたときにはもう取り返しがつかないことになっている、ということがあると書いてありました。
実際に私も日々の仕事とか、周りからの視線を気にして本当は優先しなくてもいいことを無意識のうちにやっていました。ですので、私は時間を確保して妻と大切な時間を【優先事項】で過ごしています。
実は以前弊社の代表から「自分のために、家族のために大事なものを優先する時間を取りなさい。1週間に1回は何も仕事をしない日をつくったり、1年に一回は何もしない週をあらかじめ確保しなさい」という言葉を貰いました。この本当に優先しなければならないことを優先するという考え方は組織にも根付いています。』
龍介さんの話を聞く前は、僕自身入社して毎日仕事を頑張るぞ!と思っていました。ですが改めて「僕にとって本当に重要なものはなんだろう」と考える時間をとってみたいと感じました。
自分の人生にとって本当に優先しなければならないことを優先する、【第二領域】と【優先事項】はそんな素敵な時間でした。
龍介さんは【第二領域】や【優先事項】については毎日2~5時間とまとまった時間を確保していました。コンサルタントとして日々を過ごす中で、元々予定に入っているお客様とのミーティングやセッション以外の、資料作成やセッション準備のための時間はどのように確保しているのか?をお伺いしました。
『お客様とのミーティングやセッション以外の仕事も同様に「まとまった時間」で行うようにしています。私の場合、朝と夜に【第二領域】と【優先事項】の時間を確保しているので、日中の7時間でどのようにお客様に価値を届けるかを考えます。その中でもさらにこの時間は、この仕事だけに集中するという時間を確保しています。例えば、この2時間はミーティングの資料作成だけを行うというようなイメージです。そうすることによって一つのことだけに集中し、生産性高く働けるようになったので、結果的により多くの仕事をすることができるようになりました。
新卒1年目のころはスケジューリング、カレンダーを作ることが苦手でした。当時は全てのタスクをそれぞれ1時間と確保して活動していました。実際にはタスクやかかる時間の多さを目にして、なかなか集中できない日が多かったです。』
まずは自分が将来やりたいこと、本当に優先したいことは何か龍介さんのように明確にする。次に自分が将来やりたいことに対しても、大切にしたい家族に対しても、価値を届けたいお客様にも、時間をあらかじめ確保する。そしてその時間においては、やることを一つに決めて集中することの大切さを学びました。
今後の僕の私生活においても、仕事においても指標にしていきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
記事を読んでくださっている皆様に、ENERGIZEの魅力を届けたい!という目標で記事を書いていますが、内定者である僕にとっても有意義な時間になりました。
今後も「自分が大事にしたいこと」を念頭において記事を執筆し、皆様にENERGIZEの魅力を届けてまいります。
ENERGIZE(エナジャイズ)では、現在中途メンバー、第二新卒で一緒にENERGIZEのこれからを作っていただける方を募集しております。
ご興味を持っていただいた方、ぜひぜひ、募集記事の話を聞きたいボタンを押してください!
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龍介さんの将来の成し遂げたいことについて知ることができます!アニメーション業界を盛り上げたいと思った背景を熱く語られています。
ぜひご一読ください。