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#取締役インタビュー前編/「人」で選んだ今の場所 入社の決定打となった代表の言葉とは

こんにちは、株式会社ピー・アンド・ヴァック採用担当です!!

本日は、弊社の取締役である藤島さんにインタビューさせていただきました。
藤島さんはエンジニアとして2014年に弊社に転職し、僅か7年弱で取締役に就任しました。
インタビュー前編である本記事では、転職せざるを得なかった背景や入社の鍵となった弊社代表・長谷川とのエピソードについてお話していただきました!
入社後のキャリアステップの詳細は、次回後編で詳しくお伝えしていきます!

それでは早速、インタビューをどうぞ!

――まず現在取締役である藤島さんは、前職では何をされていたのでしょうか?

メーカー系の流れを汲んだ会社にエンジニアとして勤めていました。ほぼ特定のお客様からしかお仕事を受けていない会社で、システムの設計・構築、運用保守は基本的に私が担当していました。
その会社へは短大卒業後に入社し、1年目はプログラマーとしてC言語、Java、VB.netを使用して開発をしていたのですが、2年目にはインフラエンジニアとしてプロジェクトに入っていました。


【前職を離れざるを得なかった2つの背景】

――では、藤島さんが転職しようと考え始めたことにはどのような背景があったのでしょうか?

本音を言うと、当時の僕は前職を辞めたくなかったんです。
でも、大きく2つの背景から転職を考えざるを得ない状況になってしまって、転職活動を始めたというのが正直なところです。

1つ目は、前職の会社自体に対しての不信感や不満です。
当時の会社が事業を立て直すためにグループ全体で大規模なリストラを複数回行ったんです。リストラって中間層を会社に残して、戦力としてまだ弱い若手や経営的にコストがかかり過ぎる層が優先的にカットされていくと思うんですよ。でもその当時リストラされていった仲間というのが、5年から10年程度会社に勤めた中間層ばかりで、入社時から僕の面倒をずっと見てくれていた先輩たちだったんです。
そのことに全く納得いかなかったですし、会社が下した決断に対するショックが大きかったです。

もう1つは、当時の職場の人間関係です。
というのも、ある上司から一方的に嫌がらせを受けておりました。僕は特に気にしていたわけでもなかったので無視していたのですが、そんな僕の態度が相手の心を逆に刺激してしまったみたいで・・・。
どんどん嫌がらせがエスカレートし、ついには同僚であった僕の妻のことを悪く言うようになりました。僕個人については何を言われても構わなかったのですが、僕の妻に影響が出るのであればそれは全力で守らなければいけないと思い、前職を離れる決心をしました。


――そんな過去があったんですね。その後はどのように転職活動をされていたんですか?

元々エンジニアとして技術職に就いていたのでそのまま技術職一本に絞って転職活動をしてました。

当時、登録していたエージェントで行っていた合同面接会に参加したのですが、そのときは今と違って企業側が候補者に会いたいと思わなければ我々は説明会に参加できない仕組みになっていたんです。そんな中でありがたいことに参加企業6社のうちすべての会社が僕に会いたいと申し出て下さって、そのうちの5社と面接をしてすべての会社から内定を頂きました。
ただ、失礼な話なのですが、僕はそれらの会社に受かりたかったというよりは転職活動ってどんな感じなのか知りたくて受けた会社だったので、その結果に戸惑ってしまったんです。

結局、内定を頂いた会社は辞退しようと気持ちが固まったのですが、合同面接会でお会いした企業とは別に、1社だけすごく気になる会社がありました。エントリーをして書類選考や技術者面談も通過して、残すは社長面談のみというところまで進みました。

それと同時期に、知り合いのエンジニアから「藤島君に僕の信頼する人を紹介するよ」と言っていただいて、ある別の会社の人と繋いでくださいました。それが、ピー・アンド・ヴァック現代表の長谷川だったんです。

でも当時の僕は、1社既に最終面接を控えていたので少し迷った結果、長谷川と会う前にその会社の面接に行くことにしたんです。
普通なら、「今から受ける会社がダメだったらお会いしたいです」なんてすごく失礼な話だと思うんですよ。
しかし長谷川は、まだ会ったこともない僕の意志を受け入れてくれて、待つと言ってくれました。

そうして迎えた最終面接ですが、その会社の社長と話しているとき、純粋に「楽しくないな」と感じてしまったんです。僕を採用しようと真剣に向き合ってくれている感じがしなくて、途中から質問に対して敢えて嘘の返答をしたりして、選考から落ちるように振舞いました。
数日後、採用見送りの連絡を受け、知り合いの方に「選考に落ちました。こんな私ですが、長谷川様とお会いする機会を頂けますか?」と連絡をした所、長谷川は快くOKしてくれて、長谷川、知人、私の3人で面談をすることになりました。

【代表・長谷川のたった一言が、どんな誘い文句よりも心に響いた】

その面談はとても不思議な面談で、長谷川は僕のやりたいことや思っていることを何も言わずひたすら聞いてくれて、長谷川からの話や会社説明は一切ありませんでした。
そして最後に、長谷川は「分かった。退屈させないからうちにおいで。」と一言だけ言ったんです。その時は長谷川が僕の想いを受け止めてくれた、ということだけなのですが、なぜかすごく腑に落ちて、その場で入社を決めました。
初めての面談で入社が決まって、そのときに長谷川と交わした握手は今でも忘れられない思い出です。
こんな流れで、2014年10月、25歳の時にピー・アンド・ヴァックに入社しました。


ーー入社当初はどんな業務を担当されていたのでしょうか?

最初はインフラエンジニアとして設計構築の現場に参画しました。
驚いたのは当時すでに役員だった長谷川が一緒に現場に入ると言い始めたことでした。
当然、そのときの代表からも渋い顔をされたようなのですが、長谷川は「自分が連れてきた社員だから」と言って頼み込んでいたと後から聞きました。週1日程度ではありますが本当に一緒に現場に入ってくれて、常に僕のことを気にかけてくれました。
また、僕が当時の現場で初めて休日出勤することがあったのですが「藤島が行くなら俺も行くよ」と言って長谷川が一緒に来てくれたこともありました。

「会社が社員を大切にしている」って、言葉で言うのはすごく簡単じゃないですか。でもそれを言葉じゃなくて行動で示せる会社って本当に少ないと思います。
今もこうして僕がここにいるのは、長谷川がいたからだというのは胸を張って言えることですね。

今回のインタビューはここまでです!
代表の熱くて真っすぐな思いと、藤島さんの自分の心に素直に生きている人生観が垣間見えるエピソードでした!

次回は藤島さんへのインタビュー後編として、入社後に歩んできたキャリアや仕事論について語っていただいてます!

👇インタビュー後編はこちら!
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