今回は、2022年8月に就労移行支援事業所ベクトルの所長に抜擢される坂倉さんにインタビューを行いました。
2020年に設立されたエーファクトリー社会保険労務士法人に入社されてから、エーファクトリー株式会社へ異動、そして新たなエーファクトリーの取り組みとして就労移行支援事業所の開所と共に所長に抜擢された経緯及び、事業内容への想いをお聞きしました。
プロフィール
■坂倉光太(さかくらこうた)さん
中央大学理工学部卒業。コムチュア株式会社でシステムエンジニア(SE)、株式会社オリエンタルランド、リラクゼーションエステティシャンのアルバイトを経て、エーファクトリー社会保険労務士法人へ入社。2022年7月から開所予定の就労移行支援事業所ベクトルの責任者に抜擢される。
“社員が気持ちよく働ける仕組み”を作るために
本日はよろしくお願いします!まずは、これまでの経歴を教えて頂けますでしょうか?
よろしくお願いします。
大学では理工学部に通っており、理系科目が得意であったことと、周りの多くがIT企業を受けていたことから、新卒ではIT企業に就職しSEとして働いておりました。
新卒で約2年勤めた後、株式会社オリエンタルランドに入社しディズニーリゾートで3年間キャストを勤めており、ショーの案内やインストラクターに抜擢されました。
その後はリラクゼーションエステサロンでエステティシャンとして半年勤め、エーファクトリーに転職いたしました。
多彩なご経歴ですね!エーファクトリーに至るまでの転職活動の軸とは何だったのでしょうか?
軸は、「自分のやりたい事であるか」と「社員が働きやすい職場環境か」でした。
まず新卒で入社したIT企業では、上司からの威圧的な言動が重なったことで、社員にとって働きやすい職場環境とはどのような仕組みなのだろうと考え始めました。
そこで、元々大学時代にHip-Hopダンスをしていた経験から、世界屈指のテーマパークで働くことに着目しました。社内教育やフォロー体制が整っているからこそ、あの世界観を演出し続けていられると思ったのです。
実際に働いてみると、誰もが同じ水準で働くために業務マニュアルが細かく作成されていることや、従業員のモチベーションを保つ仕組みなどがとても勉強になりました。
最終的に「ディズニーアカデミー」というプログラムを行うインストラクターに2万人近くのキャストの中から選ばれたりと、経験を重ねながら正社員を目指すものの残念ながらコロナの影響で実現することはありませんでしたが、相手への伝え方やコミュニケーションをとるうえで大切な事を学びました。
その後は元々興味のあった美容・ヘルスケアに進みましたが、社員への待遇の不適さを目の当たりにし、職場環境の整備に関わりたいと改めて感じ、エーファクトリー社会保険労務士法人へ転職いたしました。
「社員が前向きに働ける職場環境」を求めていたという中で、最終的にエーファクトリーに入社するきっかけは何だったのでしょうか?
これまでの経験から職場環境の整備に携わりたいという気持ちで転職活動を行っておりました。
エーファクトリーのHPを見た際に、「生産性を向上させる仕組みづくりの提案」という部分が、より効率化を目指した取り組みを生み出していく方針であると読み解くことができ、これにとても共感したことがきっかけです。
それではエーファクトリーではどの様な業務をされているのでしょうか?
入社当初はエーファクトリー社会保険労務士法人の応募で入社したので、書類作成、給与計算、手続きのサポートなどをメインに行っておりました。
現在は7月に開所予定の就労移行支援事業の準備を行っております。
ベクトルでどのようなコンテンツを行うか、利用者の集客に向けたマーケティング戦略、そしてそれにあたって採用活動も行っております。
何事にも真摯に取り組む姿勢を忘れずに
実際に入社されて印象が変わった部分や魅力などございますか?
実は最初の面接から役員・社長面接だったので、正直かなり不安なまま終えていました。
ですが、実際に働いてみて、誰もが否定的な言葉を言わず1人ひとりの考えや行動を尊重してくれるので、とてもコミュニケーションが取りやすいことにはとても驚きました。
また、みなさんスピード感を持って働かれているので、常に前向きであり、何かあればすぐに行動するフットワークの軽さがとても魅力ですし、クライアント側からみても頼りがいのある組織だと感じます。実際に一緒に業務を行っている方達は、揃って皆歩くのが早いです(笑)ちょっとせっかちなところも似ているかもしれませんね。
常に前向きな組織だからこそ、この度の大型事業である就労移行支援事業所の開所に至った訳ですね。ちなみにこの度所長に抜擢された理由は何であるとお考えでしょうか?
直接言われた訳では無いのですが、元々採用業務にも関わりたいと伝えている中で、就労移行支援事業を始めるにあたってWantedlyでの採用業務をやってみる?とお声がけ頂きました。
そこで、就労移行支援とは何かというのを本を買って勉強し、ある程度把握した上で社長とコミュニケーションをとっていたことがひとつの大きな理由かなと思います。
あとは、普段から業務のマネジメントが得意で、人手が足りない場合は他の部署のメンバーとコミュニケーションを取って回すなど、臨機応変に対応している様子を見て大丈夫と思ってくれたのかなと感じています。
ベクトルで夢を実現するために
それでは就労移行支援事業所ベクトルのビジョンを教えて頂けますか?
利用者の方達に成長してもらいたいのはもちろんですが、一緒に働く従業員にも成長してほしいと考えています。
元々働く環境作りに興味があったこともあり、同じ環境で働く人には笑顔で働いて貰いたいです。なので、目の前の事象に前向きに取り組み、スキルアップして行くことが賑やかで明るい組織に繋がる一因だと思っています。
福祉事業は簡単では無いですし、働く人のケアもとても大切だと思いますので、自然と何でも相談し合える、コミュニケーションが盛んな組織作りを目指して行きたいですね。
これからベクトルや個人的に実現したい夢などございますか?
実際に私自身もマネージャーとして働くのは初めてなので、皆んなで支え合って働きたいと思っています。
そして、個人的には、CS(顧客満足)を高めるためにはES(従業員満足)を高めることが必須だと考えていますので、従業員のモチベーションアップや職場環境、労務管理などに携わり、内側から組織を支える存在になりたいです。
ではどのような方と一緒に働きたいとお考えでしょうか?
前向きな考え方と行動力を持った方と働きたいです。
もちろんこれまで福祉事業のご経歴がある方にも来ていただけるととてもありがたいのですが、あくまで歓迎スキルだと思っています。
それよりも、1からスタートする新規事業に関われることにやりがいを感じてくださる方や、生産性を向上できるようなスピード感を持った方にとってはとても良い環境だと思います。
ただ、私含め社長もまだまだ福祉の知識は網羅できていないと思うので、経験のある方が来てくださった場合は、これまでの知識や経験をフルに生かして頂くことができると思います。
それでは最後に、就労移行支援スタッフへの就業を考えている方にメッセージをお願いいたします!
これから始まる新規事業を1から一緒に作り上げて行きませんか?
私たちと一緒に、明るい組織を作り、利用者の方にとってベストな就職をサポートしましょう!
是非ご応募お待ちしております!
今回のインタビューを通して、坂倉さん自身のご経験から、社員が前向きに働ける組織作りの実現への情熱を感じる事ができました。
就労移行支援事業所ベクトルでは、一緒に働く仲間を募集しています。