「アートとデザインは違う」その言葉をきっかけにとことんお客様を想像し向き合ってきた1年目デザイナーの話

こんにちは、コーポレートデザイン室の山本です。
いつもストーリーをお読みいただきありがとうございます♪

第四期下期BMU（※1）にて、23卒新入社員一同がGoodクレド賞を受賞しました！
受賞インタビューも兼ねて、23卒のメンバーに入社1年目を振り返ってもらいました。

▼BMUの様子はこちら

今回は、クリエイティブCFT（※2）に所属しているこんちゃんのインタビューです！
個性的なメンバーが集うベルタの中でも、かなり個性派のこんちゃんですが、今回のインタビューでは真面目な一面を見せてくれました。

※1 BMU：Bbo Meet Upの略称。株式会社ビーボグループの全社総会。
※2 CFT：Cross Function Teamの略。デザイン視点から会社や商品・サービスといったブランドの思いや存在意義を視覚的に伝え、ブランド価値向上に繋げるための部署。会社全体におけるデザインの制作を担うため「CFT」に部門横断の意味合いが込められている。

こんちゃんが内定者時代に書いてくれた記事もあるので、ぜひこの記事を読んでこんちゃんの1年間の変化を感じてみてください♪

プロフィール：こんちゃん ※本人希望により名前・顔出しNG
2023年入社、クリエイティブCFTにてSEOと写真・動画撮影を担当。SEO担当としてBELTA公式サイトの改善やCVR向上させるための施策の企画立案から実行まで行いながら、撮影チームとして商品やサービスを紹介する写真や動画などの撮影から編集作業を行う。

パズルのピースみたいに皆で1つの同期の存在

ーGoodクレド賞受賞おめでとうございます！異例の23卒一同での受賞でしたが、発表された時どんな気持ちでしたか？

ありがとうございます！受賞したときは、23卒のメンバーの頑張りが認められてうれしい！という気持ちが大きかったですね。

ずっと23卒の同期皆で賞をとりたいね！って皆で言ってたんです。もちろん賞をもらうために頑張っていたわけではないですが…お互いに支え合いながら頑張ってきていたので、それが報われた気持ちでした！
23卒のメンバーって誰か一人が飛びぬけてすごい！というより、皆それぞれ得意分野が違います。だからこそ23卒同期の皆がパズルのピースみたいに1つに組み合わさることで色々なことを実現できたと思っています。

ーこんちゃんにとって23卒の同期ってどんな存在ですか？

やっぱり1番近しい存在だし、なんでも話せて頼れる存在でありながら…1番近くで頑張りを見てきたからこそ尊敬できる存在でもあります。
私は就職を機に上京して近くに友達がいない状態だったので、近くで一人暮らしをしていたり、気軽に泊りにも来てくれる同期の存在が気持ち的な支えにもなってくれています！

あと本当に不思議なんですけど、皆根本が似てるというか…性格とか好きなことは違うんですけど、根底にある考え方が似ていると感じることがたくさんあります！
相談すればサポートしてくれるベルタ全体の雰囲気の中で、自然と大変な時こそお互いにフォローし合える関係性になっていきました。

デザインという手段を通じて、思いを届ける

ー現在の主な業務内容を教えてください。

以前は、ヘアケア領域のSEOを担当していましたが、今は公式サイト全体のSEO担当として、公式サイトをより見やすく良いものにしていくために試行錯誤しています。
他にも撮影チームにも参加していて、撮影や編集について勉強中です。BELTAの専門家を紹介する動画や採用媒体などの写真撮影、編集作業もやっています。

ー入社前からクリエイティブ制作に興味があったと聞きました。

はい、学生時代に映画制作のサークルに所属していたことやアートに興味があったこともあり、何かしらの形でクリエイティブ制作に携わりたいと考えていました。
実際に、今はSEO業務の中でデザインやコーディングをやったり、動画の撮影編集に関わったりできています。

所属部署決定の際に、代表の武川さんから「アートとデザインは違う」という話をしてもらって…
「アートは自分が主体で、自分がかっこいいと思うものを表現するもの、デザインはお客様視点で、お客様に価値を届けるための手段。それを意識してCFTの役割を担ってほしい」と言われました。
この観点は、今クリエイティブに携わる中で大事にしています。

実際に、CFTのマネージャーの田中さんは「デザインはお客様に価値を届けるための手段」を常に意識し体現されていると感じます。普段、一人でクリエイティブ制作をしていると視野が狭まってしまうことがあるんですが、いつも田中さんが「お客様視点」に立ち返らせてくれますね。

ークリエイティブ1つとっても、先にいるお客様を忘れない姿勢、素敵ですよね！

はい！
目的は「お客様への価値提供」という部分はブレないからこそ、そこにたどり着くまでの道筋や手段は任せてもらっています。

「自分で最善の手段を考え、どんな手段でも構わないから、自分で辿り着いてほしい。その中で成長できることがある」
というのを田中さんからはよく言われています。

それこそ、私が撮影チームに携わるようになったのも、この考えがきっかけでした。

ヘアケア領域に携わっていた時、商品の使い方を文字だけで伝えているページを見て、分かりにくいなってずっと思っていて…なにか自分にできることがないか、考えていた時に「使い方の動画を作ろう！」と閃きました。それを田中さんに相談したら「すぐやろうよ！」と言ってもらって、今では多くの商品ページで使い方動画を出しています。

自分の「お客様のためにやりたい」という思いを実現させることができた良い経験になっています。

▼商品の使い方動画

自ら情報を取りに行き、お客様のためになる行動を

ーこの1年間で最も大変だったことはどのようなことですか？

私はSEOについて何も知らない状態で入社したので、SEOを自分のものにし、成果を出すことに苦戦をしましたね。
ベルタって待ちの姿勢でいても誰も教えてくれないし…
SEO自体も水物と言われるくらい変化が多い領域で誰も正解が分からない中で、自分から学びに行き情報を取りに行って成果につなげていくことがかなり難しかったです…

ー変化の多い領域だからこその難しさがありますね。

はい、SEOって人によっても何を基準で考えるかによって良いとされるやり方が違うので、自分の中でどれを正解と決めていくのか…自分を信じて施策を実施しても結果が出るのに数ヶ月かかることもあって…どう意思決定してやり切るのか、という怖い部分もあります。

でも、今は、先輩に教えていただいたり色々なセミナーに参加したりして、私がSEO全体を見る立場として引っ張って行くしかないと思い取り組んでいます！

会社全体がさらに成長していくためにSEOの考え方は必要不可欠なので、クリエイティブ制作に関わるCFTチーム皆が、SEOの観点を持てるよう出来ることをやっていきたいと思っています。

ーこんちゃんの今後の活躍が楽しみです！この1年間で1番嬉しかったことはどのようなことですか？

お客様のことを考えて実施した施策に対して、数字が上がったり、お客様からの反応があるとやっぱり嬉しいですね！

普段仕事をしていて直接お客様とコミュニケーションを取ることはないですが、数字で反応が見えると、自分たちがやったことがお客様に届いているんだ！と実感することができます

中でも嬉しかったのが、私が作ったシャンプーの使い方動画を、CSが実施しているイベントで使ってもらったことがあるのですが、その時にお客様から「動画をもっとちゃんと見たい！」という声をもらったり、その動画をきっかけに購入してくださった方もいて…

私が実際にそのお客様と直接やり取りできたわけではないけど、自分がお客様に対して「もっと商品を上手く使ってほしいな」と思って作った動画を通して、その気持ちがお客様に伝わったのがすっごく嬉しかったです！

ー直接やり取りがなくても、こんちゃんの思いがお客様に伝わったのはうれしいですね！

もう一つ嬉しかったのが、自分の気付きが、商品のプロモーションにおけるメッセージの見直しに繋がったことです。

ベルタヘアカラートリートメントの使用方法に関する動画を作るにあたって、お客様のイメージを深めるために、美容師さんやお客様と年代の近い社員とMTGを重ねていたのですが…
その中で、あることに気づいたんです。

それまでベルタヘアカラートリートメントは頭全体（全頭）に使うものとして、お客様にご案内していたのですが、実は部分使いをしたいお客様の方が多いんじゃないかという考えがでてきて。

それを商品担当の方に伝えたところ、部分使いで使いたい方向けにもプロモーションのメッセージを出してみようとなりました。

それをきっかけに、ベルタヘアカラートリートメント自体、全頭使い用ではなく部分使い用の商品として打ち出すようになり、部分使いしやすいような付属品をつけたり、お客様がリタッチしやすいようなご案内をするようになりました。
結果的にお客様に喜んでいただき、長くご使用いただけるようになりました。

ベルタならではの手段を問わず「お客様のためになることであれば、どんなことでもできる」ということを実感できた経験でした！

ーこんちゃんが仕事をする上で大切にしていることはありますか？

マーケティングの基本でもあると思うのですが「数字だけに囚われずにお客様視点を忘れずに仕事をすること」を大切にしています。
例えば、SEOをやっていると、検索順位を上げることに囚われてしまいお客様のためにならないブランドとして表現したいことが伝わらなくなってしまったら元も子もないですし…
公式サイトは色々なライフステージの悩みや不安を抱えている方が訪れるので、お客様視点でどんなサイトなら使いやすいのか、を考えながら改善し、お客様に価値を届ける1つの手段としてSEOやデザインに取り組むことをすごく大切にしています。

ーこんちゃんが考えるマーケティングってどのようなことですか？

商品を使ってくださるお客様のイメージをちゃんと具体化していくことですかね。

商品を使ってくださるお客様のことを、机上の空論として頭の中で考えるだけではなくて…
ペルソナとなる年代の近い人に話を聞かせてもらったり、アンケートを取ったりして、どのような人がこういう商品を求めているのか、自分の中で具体化していきます。
そこから「どういう伝え方をすれば伝わりやすいか」「どういう情報を求めているのか」をイメージしていって、デザインという手段を使って、伝えています。

ー今後の目標はありますか？

1番はベルタらしさを大切にしながら、成果を出すことです！
この1年間は、中々成果に結びつかず苦戦した場面もありましたが、これからはちゃんとお客様に価値を届け成果を出していきたいと思っています。
そして、ベルタらしさをクリエイティブCFTとしてもっと表現できるようにしたいです。撮影のスキルやデザイン、コーディングのスキルを伸ばしていって、ベルタ社内で一貫してクリエイティブを作れるようなチームにしていきたいと思っています！

ーでは、最後に就活中の皆さんにメッセージをお願いします！

ここまで読んでいただけたら分かる通り、ベルタって新卒1年目からやりがいのある大きな仕事を任せてもらえると思います。私自身も「自分が好きなこと」や「やりたい、と手を挙げたこと」を任せてもらえている、というすごく良い環境があると感じています。
私と同じように、好きな気持ちが強い方、やりたいことがある方とぜひ一緒に働きたいと思っています！

就活をしている中で、お見送りの通知を見て否定されている気持ちになったり、私がやりたいことって世の中にとって必要ないのかな、って思うこともあると思いますが…絶対自分がやりたいことを実現できる運命の会社があると思います！
私も就活していて、お見送りが続くこともありました。でもそこでベルタと出会って、正直当時はフェムテックについてよく知らなかったけれど…ベルタの話を聞いているとなんとなくワクワクする気持ちになり、その直感を信じました。
なので、ぜひ皆さんも直感でワクワクする会社に入ってみてもいいんじゃないかって思います！

こんちゃん、インタビューにご協力いただきありがとうございます！
お客様と直接関わらないポジションだからこそ、意識的にお客様のことを深く考え、お客様の立場になって価値を届けるこんちゃんの魅力を知ることができました♪

▼インタビューの途中で出てきた田中さんの記事はこちら

まだまだ23卒のメンバーにインタビューしていくので、お楽しみに！

この記事を読んで、「ベルタの雰囲気をもっと知りたい！」「こんな社員たちと一緒に働きたい！」と思ってくださった方は、ぜひカジュアル面談でお話してみませんか？