「SNSを通じたブランディング。フージャースのウェブマーケターとして、ホテルの魅力を発信し続ける、べちゃんが描くホテルとは」
様々なバックグラウンドを持つスタッフが働くフージャースアコモデーションサービス。
9/1には秋葉原に新規ブランド“The Tourist Hotel & Cafe Akihabara”をオープンします。
今回ご紹介するスタッフはべちゃん。韓国で生まれ育ち日本の大学へ進学。
その後はフージャースのホテル部門で多岐に渡る業務を担当。
そんな彼女にホテル創りについて聞いてみた。
日本に興味を持ったきっかけ
--お疲れ様です。高校まで韓国で過ごし、その後日本に来たべちゃんですが、日本に興味を持ったきっかけがあれば教えてください。
べちゃん
いくつかきっかけはありますが、最初は中学生の時です。韓国でも英語は必須なのですが、私の中学では第二外国語も選択できて、日本語を選びました。
何故か分かりませんが、当時は日本語を学ぶことがすごく楽しかったのを覚えています。
--なるほど。今は日本語ペラペラですが、高校は日本語学校を選んだんですか?
いえ、最初は普通の高校に行っていました。
それが、親戚の人で日本に留学経験のある人がいて、その方から留学についての話を聞く機会があり、日本に行くことに対するリアル感が湧いてきました。
外国語をメインで学ぶ高校に転校したのは、そこから割とすぐのことでした。
--すごい、高校で他の学校に転校したんですね。あんまり聞いたことない笑
べちゃん
確かにレアなケースですね笑
その高校が関西大学とコネクションがあり、無事念願の日本の大学に進学することが出来ました。今思えば、ここが私の中でのターニングポイントだったと思います。
関西大学での生活
--では関西大学ではどんな生活を送っていましたか?
べちゃん
国際学部という学部に所属していました。
最初は正直少し韓国に帰りたかったです・・
まわりに友達もいないし、まだそこまで日本語が流暢だったわけではないので。
ただ1か月もすると日本での生活がすごく楽しくなってきました。
--適応能力がめちゃくちゃ高いですね笑
べちゃん
私が所属していた場所では留学生が多かったことも、早く日本になじめた理由の1つかなあと思っています。同じ境遇の人がいることは安心できますしね。
--大学の時からかなりグローバルな環境にいたんですね。
べちゃん
はい。常に色々な国から来ている人達と関わっていました。
また言語交換サークルに所属したり、思えば大学生活の時から今にいたるまで、ずっとグローバルな環境に身を置いているなあ。
就職活動
--そんなグローバルな環境に身を置いていたべちゃんですが、就活は韓国でなく日本で行ったんですね?
べちゃん
はい。韓国に戻るっていう選択肢はあまり無かったです。折角培った日本語能力を日本の企業で試したいっていう気持ちもありましたし、日本のことをもっと知りたいっていう気持ちもありました。
勿論、韓国は就活競争がものすごく激しいからっていう理由もありました。みんなTOEIC900点は当たり前に持っている世界なので笑
--なるほど笑 就活はどのように行っていましたか?
べちゃん
就活開始当初は自分であんまりやりたいことがなく、色々な企業を見ていました。貿易の会社や世界展開するアパレル業界等等。
ただグローバルな環境で働けるっていう点では共通していましたね。
--ホテル業はいつ頃から興味があったのですか?
就活が始まってすぐに、民泊を管理する会社で働き始めました。
予約の管理、遠隔でのゲスト対応、OTAを通じたマーケティング等色々なことをやりましたね。
そこで初めて宿泊業界に関わることになるのですが、実際に旅行の手伝いをし、お客さんに喜んでもらうことにすごくやりがいを感じました。高校の時のカフェでのバイトも楽しかったことから、自分は接客業に向いているかもと思い始めました。
フージャースに出会ったきっかけ。
--そんな中フージャースにはどうやって出会ったのですか?
べちゃん
当時登録していた就活のアプリを通じてフージャースを知りました。
最初は海外営業部に応募したのですが、私を担当してくれた方がホテル事業を
紹介してくれて。ただこの時点ではフージャース自体にそこまで興味が無かったです笑
--フージャースに行きたいと思い始めたのは何か理由があったんですか?
はい。一次面接を担当してくれた今の上司の話がすごく面白く、フージャースでホテルの運営に携わることがすごく魅力的に感じ始めました。
二次面接を終えたタイミングでは既にフージャースに絞って就活をしようと決めていて、他の企業で選考が進んだところもあったのですが、全てキャンセルしました。
なので最終面接も無事に合格した時はものすごくうれしかったです!
フージャースでの経験
--入社後と入社前でフージャースのイメージは何か変化ありましたか?
べちゃん
聞いていたように、廻りの人がすごく優しかったです。
出勤初日は本当に緊張していたのですが、最初に所属したホテルの支配人はじめ、
廻りの人が本当に親切で、すぐになじむことができました。
またこれはフージャースに限ったことでは無いかもしれませんが、宿泊されるお客様も優しかったなあというのが印象的でした。
ホテルでフロントに立ち接客すること自体は初めてで不安がたくさんあったのですが、私が接客することでお客さんに喜んでいただけることがすごくうれしかったです。
--その中で大変だったことはありましたか?
べちゃん
はい。仕事自体はすごく楽しい一方、チームで働くことは難しいなあと改めて思いました。特にホテルはチームプレーがものすごく大切なので。
フージャースのメンバーは優しい一方、皆それぞれの意見を持っています。その中で最終的に1つの答えを出さなくてはいけないということは、今でも大変だなと感じます。
現在の仕事内容と今後のこと
--最初は現場中心だったと思いますが、今は本社業務をこなすことが多いですよね。
具体的な仕事内容について教えてもらえますか?
べちゃん
はい。9月に秋葉原のホテルがオープンするので、まずは開業準備に関わることを中心に行っています。物のデザイン選定や、また経理に関する事柄も私の仕事です。
ただ最近は写真撮影やSNSの運用、またOTAの管理等、マーケティングに関わることも多くなってきました。
入社当初は想像してなかったほど、色々なことにチャレンジさせてもらってるなあと感じています。
--確かに本当に色々なことをやっている印象です。では今後一番注力していきたいことは何ですか?
べちゃん
はい、広報業務に今はすごくやりがいを感じていまして、そのためにも写真や動画編集に関してもっと学んでみたいなあと思っています。高価な機材とか無くてもアプリの性能等がすごく上がってきていて、参入できるハードルがすごく下がっていることもありますし。
秋葉原のホテルビジョン
--確かにべちゃんの撮る写真は本当に素敵だなあと思います。
秋葉原も開業日が迫ってきていますが、秋葉原のホテルはどんなホテルにしていきたいですか?
べちゃん
はい、1つ1つの瞬間が記憶に残るような体験を提供できるホテルを作っていきたいです。
旅行って普通にホテルに寝泊りするだけでは中々記憶に残らないですよね。
でも接客してもらっている時に声をかけてもらった1言とかが、実は一番記憶に残ったりします。
物でもサービスでもそうですが、何がお客様にとって記憶に残るか分かるからないので、ハード面でもソフト面でも、細部にこだわったホテルを創っていきたいです。
--開業が楽しみですね!では最後にどんな人と働きたいか教えてください。
べちゃん
はい、やっぱりチームワークを重要視できる人がいいです。
簡単そうに聞こえますが、実はこれが一番難しいことだとも思います。
個性は大切にしつつ、1つの目標に向かって働くことができるのがフージャースの良い文化の1つとも思っているので、今後もこの文化は大切にしていきたいです。
自分の意見はしっかり言ってもらったうえで、人の意見にもしっかりと耳を傾けられるような人とはたらきたいなあと思います!