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社長インタビュー|目標は100億円売り上げ!経営のプロが集まるスバルの新たな挑戦

「100億円の売り上げを、社員と共に目指します」

そう語るのは、店舗ビジネスを行う株式会社スバルの代表 林。

店舗経営のスペシャリストである彼の元には、不動産セールスの経験者など様々なバックグラウンドを持つ社員が多く集まっています。

「でも、コンビニか…うーん…」「何となく見に来たけど、転職するならやっぱりIT系かな」

なんて思っている皆さん。

この記事を読んでいただければ、スバルの見方がガラッと変わりますよ。

(店舗経営って面白そうだな!と思ってほしい…という願いを込めて書きました!)

【代表プロフィール】
林 壽生
1985年 酒屋を営む家系に生まれる
2005年 関西外国語大学のハワイ校(現在は閉校)に入学・ハワイ留学を経験
2007年 大学転学・中退後、日本でアパレルのアルバイトを経験
2010年 株式会社ファミリーマートに入社
2018年 株式会社スバルにGMとして入社
2020年 株式会社スバルの代表取締役に就任


出発は酒屋から。時代の変化に合わせてコンビニ経営にシフト


スバルは社長のお父様が始められた会社なんですよね。コンビニのフランチャイズ事業はどういった経緯で始まったんでしょうか。

元々うちは林酒店という、酒屋を営む小さな会社でした。

それから時代の変化とともに業態を変え、自分が2、3歳の頃にコンビニのフランチャイズ事業を始めました。それが今のスバルです。


社長がスバルに入社しようと思った理由を教えてください。

一つ目の理由は、妻のご両親に納得してもらうため、です(笑)。

25歳の時に妻と結婚したんですが、当時の僕はフリーターだったので、さすがに妻のご両親に反対されるやろうな、と思って会社員の道を選びました。

不動産会社や携帯会社から内定をもらったものの、正直な話、どの仕事も全然やりたいとは思わなくて…。そんな中、ふと「スバルを引き継ごう」と思い立ちました。

自分は経営やお金もうけには興味がありましたし(笑)、いずれはスバルを継ぎたいと思っていたので、父に「スバルに入社したい」と伝えました。


お父様は何とおっしゃったんでしょうか。

「お前をスバルに入れるのは簡単やけど、お前を認めてくれる奴は誰もおらんぞ」と。

そりゃ、社員からすれば「社長のコネで入った息子」ですから、認めようとする人はいないでしょうね。

そして「スバルに入る前に、ファミリーマートの社員として3年間働いてみろ」と言われて、ファミリーマート本部に就職しました。

店長やスーパーバイザー、店舗開発を担当させていただいて、最終的には9年ほど本部で働きましたね。

その後本部を退職して、ゼネラルマネージャーとしてスバルに入社しました。


スバルに入社した当初はどのようなお仕事をされたのでしょうか。

まずは東京や大阪で1年ほど店舗の業務を行いました。その後は会社の組織体制や給与査定、評価制度のテコ入れにも関わりましたね。

そして前社長が引退するタイミングで店舗業務から離れ、1年間のひきつぎ期間を経て社長に就任しました。

店長は文字通り“店の長(おさ)”。億単位のお金を動かす経営のプロ


社長に就任後、すぐにコロナ禍に突入しました。コンビニ業界も打撃を受けたと思いますが、当時はいかがでしたか。

どの業界もそうだと思いますが、やはり売り上げは激減しました。

実は2020年に「3年以内に100億円を目指す」という計画を立てたんですが、もう少しで達成、というところでコロナ禍に入ってしまって。

やむを得ず閉店した店舗もありましたが、この状況はいずれ回復すると信じてたので、あまり悲観的にはならなかったです。

実際に、2022年は新たに4店舗を開店することができました。新店舗の数が0の時もあったので、この数を出せたのは大きいと思います。


1年に4店舗ですか。それはすごいですね。では、社長が思う「コンビニ経営の面白いところ」は何でしょうか。

同じ場所でも店長によって、店舗の売り上げやスタッフのモチベーションが大きく変わるところです。

それくらい、コンビニ運営は店長がすべて。

ですから、スバルでは社員に1からきちんと教育を行い、スタッフとして経験を積んでいただいてから店長をおまかせしています。

店長に就任したあとは、コンビニの経営方針は社員に一任しています。

安心してまかせられるくらい社員のスキルが高いので、僕がわざわざ口を出す隙もありませんね(笑)。

あ、もちろん放置というわけではなく、相談があればのっていますよ。


なるほど。社長だけでなく、全社員が経営のプロフェッショナルなんですね。

店長って文字通り“店の長(おさ)”じゃないですか。

店の長として億単位のお金を動かして、店と人を管理する。そんな責任ある仕事をまかせているので、間違いなく経営のプロですね。

コンビニ業界は、商品の並べ方ひとつで売り上げが変化するような世界です。

「しょせんはコンビニ会社やろ」と思われる方もいるかもしれませんが、実は奥が深いんですよ。

それに、スバルは中小企業ながら60億円を超える売り上げを出せる会社です。

ファミリーマートのフランチャイズ加盟店の中でも、TOP3に入る規模なので、“ただのコンビニ会社”とは言わせません!(笑)


現会長であるお父様とは会社の話はされるのですか?

「最近どうや?」みたいな世間話はするんですが、父は経営に関して一切口出しをしてこないんですよ。

会社を引き継ぐ時に「好きにしろ」と言ってもらったので、かなり自由に経営しています。なので、新しく入社される皆さんにも、数億の店舗経営者になれるってことを約束できるんです!

ちなみに父は最近、釣り系のYouTubeを観て楽しんでますね(笑)。

会社の成長はもちろん、社員のキャリアの可能性も広げていきたい


今後は既存のコンビニ経営だけでなく、新規事業にも挑戦していきたいと伺いました。

そうですね。既存事業をさらに成長させるのが一番のミッションですが、今後はフランチャイズ経営で得たノウハウを活かしたM&A事業も展開する予定です。

おかげさまでコンビニ事業は順調に売り上げを伸ばしており、2022年度は67億円の売り上げを達成しました。

2023年度は70億円を超える予定で、次は100億円の売り上げを目標にしています。その中で、徐々にM&A事業も回していくイメージです。


なぜ新規事業にも挑戦しようと思われたのでしょうか。

スバルの第2の柱として新規事業を展開できれば、会社をさらに成長していけるだけでなく、社員の新しいキャリアパスを提供できると思ったからです。


会社の成長だけでなく、社員のキャリアを広げるためでもあるんですね。

スバルはこれまで沢山の社員に支えてもらいながら、ブランド力を上げてきました。

今でこそ教育体制や業務体制の基盤が整ってきていますが、創業当時の下積み時代は基盤が整っておらず、本当に大変だったと思います。

皆さんには本当に、感謝してもしきれません。

だからこそ、今度は会社側から皆さんに新たな挑戦の場を提供して、皆さんのさらなるキャリアの可能性を広げたいと思いました。

そのためにも、まずは足もとの「売り上げ100億円」の目標を、社員と共に達成していきます!


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