代表の原田です。
東京もだいぶ寒くなってきました。
今回は床にテラゾ仕上げを行った施工例のご紹介。
テラゾとは床を左官で作る人造石に仕上げる工法のことで、昔は学校の流しや、コンクリート滑り台の滑る部分などはテラゾ仕上げでした。
昔からある技法ですが、現在、ガラスを散りばめるなど新しいアイデアを加えることで、
現代の空間にも多く使われるようになってきました。
今回もお客様を打ち合わせた結果、シーガラスと天然石を混ぜた仕上げを施工することになりました。
入れるガラスはこのようなシーグラス。
シーグラスとは海岸などに打ち上げられたガラスの破片のこと。
砂で洗われ、丸みを帯びて、曇りガラス用にブラストがかかっているのが特徴。
それに天然石を混ぜます。
専用のセメントを塗り付け、ガラスと石を散りばめます。
撒き加減は事前の打ち合わせでおおよそ決めますが、当日お客様にも立ち会っていただき、
一緒に決めていきます。
現場でお客様と打ち合わせして決めていけるというのは、手仕事の左官だからこそできる面白さです。
このような専用の研磨機で磨いていきます。
仕上がりがこちら。
イスやカーペットを設置してこのようになります。
これも世界で一つ。
この場所にしかないテラゾ仕上げです。
左官ディレクターはこのような仕事をディレクションできます。
ご興味がある方は是非、お問い合わせください。