なにをやっているのか
レストランやホテルで提供される、シェフこだわりの料理。
私たちは、そこで使われる食材の企画開発、製造、販売を通じて、シェフのサポートを行なっています。
扱っている食材は、キャビア・フォアグラ・トリュフといった世界三代珍味をはじめ、ワインや生ハムなど様々です。
最近ではスモークサーモンやマリネのような、仕上げ前まで調理がされた半加工品もニーズが高まっています。
「海外の本格的な食材を使いたいけど、自力で手に入れるのが難しい」
そんな声に応えるべく、ヨーロッパ圏を中心に食材を調達しています。
私たちの強みは、カスタマーファーストであること。
料理を作るシェフはもちろん、その先で料理を口にする人もまた、私たちのお客さまです。
食事で笑顔になる人を増やすことができるように、こんな食材を使いたいというご要望に向き合いながら、日々提案を行なっています。
◆今後の戦略
今後は商品数を厳選し、提案の専門性をより高めていきたいと考えています。
フランス・イタリア・スペインの食材を軸にしたブランドの立ち上げを行い、自社のブランド力を強化していく計画です。
食材としては特にキャビアに注目しており、新しく養殖が可能な国の開拓や、自社工房で小分けしたキャビア商品の販売などにも取り組んでいます。
ゆくゆくは「キャビアと言えばマツヤ」と言われるくらい、認知を高めていきたいです。
そういった食材をより広く届けていくために、拠点を増やしていくことも今後の方針の一つです。
アンテナショップを作ることで食卓にも食材を届けやすくしていったり、関東にもう一つ支店を増やすこと、沖縄に新しい支店をオープンしていきます。
なぜやるのか
マツヤは洋風オードブル等の業務用卸として創業しました。
そこで、お客さまからキャビアの調達を頼まれたことがきっかけになり、現在の事業があります。
私たちは、人間関係を良好にするための最高の手段は食だと考えています。
美味しい食事を囲むことで、そこにいる人たちの笑顔や会話が生まれるからです。
豊かな生活には欠かすことができない食品卸業界ですが、一方で、これまで少ない休日数や長時間労働など、働き手の労働環境が大きな課題とされてきました。
働き方を変えない限り、働き手も入って来づらい業界になってしまうことに危機感を覚え、社内では、ここ数年本格的な働き方改革を行なっています。
具体的には、
・年間休日数を105日から120日に増加
・オンライン受注システムの導入など業務のDX化を推進
・フレックス制度の導入開始
などが挙げられます。
一緒に働く人を増やしたいという想いはもちろんのこと、食品卸業界自体をさらに盛り上げていくために、これからも率先して働きやすい環境づくりを行なっていきます。
どうやっているのか
▍食と人が大好きなメンバー
本社は大阪で、全国に9ヶ所の拠点があります。
どの支店も明るくフラットな雰囲気で、食が好きなメンバーばかりなので、みんなで食事に行くこともしばしば。
お互いのことを知れたり、食に関する知識を深められたり、良いコミュニケーションのきっかけになっています。
中には、担当しているお客さまのレストランにプライベートで食事に行ったり、取扱商品で料理を作ったり、良い意味でワークアズライフなメンバーも。
それぞれが思い思いに仕事と食を楽しんでいます!
▍海外に行くチャンスも!年1度の全社イベント
年に1度、全国の社員が集合する、経営方針発表会が開催されます。
支店を越えて交流できる機会と楽しみにしているメンバーも多いのですが、このイベントのメイン企画が、若手社員を中心に選出されるMVPの発表です。
なんと、上位3〜5名は海外研修に行くことができるので、会場は大盛り上がり。
過去には入社2年目でMVPに選出された例もあり、これが一つの目標になっているメンバーもいるくらいです。
海外研修では、取り扱っている商品の生産元に足を運び、商品の製造過程や想いに触れます。
研修の中で商品の魅力をより深く知ることができ、日本に帰ってからは商品の背景にあるストーリーを周りのメンバーにも伝える伝道者的な存在として、より一層活躍をしてくれています。
▍大切にしている価値観
私たちが大切にしている価値観の一つが、自社で扱う商品への愛を持つこと。
商品に対して愛があれば、魅力を正しく、熱量を持って伝えることができるので、お客様にも良さを理解していただきやすくなります。
時には新商品のネーミングコンテストを開催し、商品への当事者意識を高めています。
またコロナ禍には、大きく影響を受けた飲食業界を元気にしたいという想いから、会社負担で担当している飲食店に食事に行くことを推奨しました。
中には、ご両親と一緒に、自分が担当している飲食店に足を運んだメンバーもいて、シェフはもちろん、ご両親にとっても嬉しい時間になりました。
これも、お客さまを大切にする価値観が表れたエピソードです。
業界的にも大変な時期でしたが、お客さまと一緒に乗り越えられたことが、現在の良い関係にも繋がっています。