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なにをやっているのか

小浜市は、古代より豊富な海産物や塩を、朝廷に献上していた「御食国(みけつくに)」であり、その後の時代も「鯖街道」を通じて「若狭もの」と評される海産物を都に運び、日本の食文化を支えたまちです。 現在も豊かな食材とともに、さまざまな郷土料理や行事食、へしこ、なれずしに代表される貴重な加工技術が大切に継承されており、食に欠かせない「箸」についても、若狭塗箸を中心に、圧倒的な塗箸生産量を誇るまちでもあります。 そのような誇れる食の歴史や食資源を活かし、2000年に全国初となる「食のまちづくり」を開始しました。 小浜市の「食のまちづくり」とは、「食」を核に、産業や観光の振興、環境保全、食の安全安心の確保、福祉や健康づくり、食育の推進など、総合的な食の取組みであり、近年、力を入れているのが、料理人など食関連分野での起業や就職をめざす人材の確保と育成です。 そのため、「御食国 食の学校」を立ち上げ、これまで、食のまちづくりで培ってきたソフトやハード、人脈を料理人をはじめとする食関連分野の人材育成カリキュラムとして整備しました。