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生きるとは「創造のプロセス」である。

みなさんこんにちは。ブルー・マーリン・パートナーズの代表をしております山口揚平です。

僕は、10年以上、M&Aの世界に生きてきました。

そこは資本主義の頂点、お金という数字が世界を支配する戦場です。お金は大事だし、万人にとってわかりやすい指標です。でも本当に大切なものは目に見えない。複製されることもない。価値の本質は固有性・一瞬の美なのだと思うのです。お金はその固有性を漂白し、匿名な存在にしてしまう。あなたにとって大切な仕事や作品にも平気で年収や値段という価格(数字)をつけてしまう。

僕は、この「数字が世界を支配する社会構造」をなんとかして変えたいと思って、8年間、事業や出版を通して活動してきました。その最初の事業が、企業の実態を誰でもわかるように表現する企業分析システム「バリュエーション・マトリクス」です。このシステムは、2010年にクリック証券に売却されましたが、新たなメンバーのもと、2013年に再スタートを切ることになりました。

僕のバリュエーションマトリクスのビジョンは、誰でも直感的に一瞬で企業の実態がわかるようにすること。2015年までに世界中のすべての会社のカルテを作成することを目指しています。

なんでそんなことをするのか?
それは私達の会社、シェアーズのビジョンに戻ります。

人は皆、自分の人生を生きるべきです。

では、生きるとは何でしょう?
生きるとは僕は、「創造のプロセス」のことだと思っています。
各々の人々が、真にやりたいこと、実現したいこと、表現したいことを現実の形にすること、それが創造であり、人生です。

だから、僕たちは、自分たちのミッションを「創造の可能性に対してエネルギーを供給すること」と定めました。

僕たちが、バリュエーション・マトリクスをつくるのは、誰でも企業の実態がわかり、良い事業や企業に対して、市民のお金(エネルギー)が直接流れる社会をつくりたいと思うからです。

現在のように、市民の参画なく、金融業者が数字だけみて、トレードを繰り返した結果、作られる世界と、市民が直接、企業やプロジェクトにエネルギー(お金や思い、時間)を投入して新しい世界をつくるのだとしたら、どうしたって後者の方がいいに決まっている。

この分業化が進み、日々忙しい市民にとってもっとも手軽でもっともリスクが低く、リターンは高く、そしてそれ以上に、創造の主体である企業や事業やプロジェクトと「つながる」喜びを創りだすために、僕たちは「バリュエーション・マトリクス」を作りました。

まだまだ「バリュエーション・マトリクス」はどんどん進化します。
よりわかりやすく、より直感的で、より本質的に企業の価値を表現します。

そして、「バリュエーション・マトリクス」を使って多くの人が意見を交換し、企業にモノを言い、企業をよい方向に導けるようにしてゆきます。
もちろん、「バリュエーションマトリクス」を使ってワンクリックで投資そのものができるようにも発展させてゆきます。
投資した会社やプロジェクトに誰でも間接的・直接的に参加できるようにします。

ポスト資本主義、それはお金をできるだけ使わないで思いをつなげ、価値を生み出し、幸福を増やす新しいしくみ、そんなポスト資本主義時代のインフラとなるようシェアーズは頑張ってゆきます。

応援・アドバイス・サポートをよろしくお願いします。シェアーズはいつでも誰にでもOPENです!

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