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グループ間の共創で価値を生み出すアシュアードのセミナー運営の舞台裏

最初に

こんにちは。Assured事業部 Market growthグループの福井です。
ProjectReportでは、アシュアードメンバーひとりひとりのリアルな業務内容に焦点を当て、どんなことを、どんな思いを持って取り組んでいるのか、どんな新たな波を起こしているのかについてご紹介します。
今回は、12月11日に開催されたアシュアード社として初の事業部合同セミナーの運営に関わったメンバーに、準備から実施までの裏側についてインタビューを行いました。

目次

  1. 最初に
  2. 運営メンバーの紹介
  3. 今回実施した合同セミナーについて
  4. 事業部を超えた初の企画が生まれたきっかけ
  5. 事業部や職種を超えたチーム一体での企画作り
  6. お客様と共にサービス創りをする面白さ
  7. 最後に

運営メンバーの紹介

左から、福井さん、川嶋さん、笹原さん、福山さん

福井 拓矢(Assured事業部 事業開発部 Market Growthグループ)
2019年4月にレバテック株式会社に新卒で入社。SES営業を経験した後、法人営業チームの立ち上げや5名のチームを率いるユニットリーダーを経験。その後営業組織のマネージャーとして約30名をマネジメント行う傍らウェビナー施策などのプロジェクトマネジメントを経験。現在は株式会社アシュアードにて契約企業様向けに、セキュリティ評価プロダクトの活用促進を行うアカウントグロースチームに所属。

川嶋 紗也香(Assured事業部 事業開発部 Market Growthグループ)
新卒で株式会社USENに入社し法人向けICTソリューション提案営業に従事。その後株式会社リチカにてSaaSの立ち上げ、セールスを経て、CSへ。株式会社アシュアードではご契約企業様向けに、セキュリティ評価プロダクトの活用促進を行うアカウントグロースグループに所属。

笹原 信太郎(yamory事業部 事業開発グループ)
大学在学中に会社を設立し、ブロックチェーン事業の立ち上げや自社アプリの開発・運営を経験。その後、Webマーケティング支援会社にて様々な業界の企業様の広告戦略の立案から広告運用まで幅広く担当。2021年10月にyamory事業部へジョイン。現在は主にマーケティング施策全般の策定と運用を幅広く担当。

福山 憲司(yamory事業部 プロダクトマネジメントグループ)
2013年、株式会社ビズリーチにデザイナーとして入社。2023年、同グループの株式会社アシュアードに転籍。yamory事業部にてプロダクトおよびセールスマーケティングの情報設計を担当。

今回実施した合同セミナーについて

今回実施した合同セミナーは、株式会社アシュアードの中で展開している脆弱性管理クラウド「yamory」と、セキュリティ評価プラットフォーム「Assured」で協力して開催したご契約いただいているお客様向けのセミナーで、サイバーセキュリティの中でもサプライチェーンリスク管理をテーマにしたものでした。
最初は漠然としたアイデアからスタートしましたが、両サービスの強みを活かし、「Assured」と「yamory」それぞれの視点を交えた内容で、ご参加いただいたお客様にとって非常に実践的な情報を提供することができたと思います。
セミナーでは、導入事例を交えながら両サービスのお客様に対してリスク管理の重要性や、最新のセキュリティ対策をどのように導入しているかを紹介させていただき、お越しいただいたお客様からは大変ご好評いただきました。
詳細につきましては、以下のイベントレポートをご参照下さい。

【イベントレポート】クラウド環境のリスク管理術〜yamory/Assuredの活用企業の事例から学ぶ〜株式会社アシュアードでは、2024年12月11日(水)に、脆弱性管理クラウド「yamory」・セキュリティ評価プラットフォassured.jp

セミナー中の様子

事業部を超えた初の企画が生まれたきっかけ

笹原:
セミナーの開催に至った背景として、普段ご支援をさせていただいている中でプロダクトを通じて価値提供はできているものの、企業様が抱えられているより広義なお悩みに対しても直接的にアプローチしたいと思ったことが挙げられます。
今回、セミナーで取り上げた「サプライチェーンリスク管理」は、現在国を挙げて強く警鐘が鳴らされており、2024年度に改定された金融庁のガイドラインでも取り上げられるなど、非常に注目を集めている分野です。 しかし、その広大さゆえに、どこから手をつければ良いのかがわからず、多くのお客様が対応に苦戦しているのが現状です。理論的な解決策はあるものの、実際にどのようにその課題に取り組むべきかは、お客様ごとで解釈の違いが生まれています。 「yamory」と「Assured」で解決する課題は異なりますが、いずれもサプライチェーンセキュリティ対策に取り組んでいるサービスであり、双方の事例や知見を共有することでより実践的な学びの場が提供できるのではないかと考えました。
その上で、「yamory」単体でのユーザー会ではなく「Assured」も交えた合同開催を行うことでより幅広い価値提供ができるのではないかと思い、まずは相談してみるところから始めました。

川嶋・福井:
笹原と福山から相談を受けたのが8月末で、Assured事業部としても両事業部がシナジーを生み出せるのであれば積極的に取り組みたいという前向きな姿勢で協力を決めました。
特に、カスタマーサクセスの観点からも、このセミナーを通じてお客様が抱えている課題に対して、「Assured」だけではなく「yamory」を活用いただくことで更なる支援できる可能性があると考えていたため、アシュアード社全体でその価値をしっかりと伝えたいと思っていました。また、7月末に開催した初めてのセミナーを踏まえ、第二回の開催を模索していたタイミングと重なり、共同での実施が決定しました。

▼7月に開催した初めてのセミナー

【イベントレポート】クラウドセキュリティ評価の最前線と竹中工務店様のAssured活用術Visionalグループの株式会社アシュアードが運営する、セキュリティ評価プラットフォーム「Assured(アシュアード)assured.jp

事業部や職種を超えたチーム一体での企画作り

笹原:
セミナーの企画において苦労したことは、テーマ作りでした。 お客様視点に立ったときに「参加する上でセミナーを通じて何を知りたいか」の仮説を立てた上で企画に落としていく部分が特に苦労しました。「yamory」と「Assured」でお客様の属性も異なるため、セキュリティエキスパートに相談し、多くのお客様が抱えられている課題にアプローチ出来つつ、実践的な事例で明日からの業務に活かせるコンテンツを作ることを意識しました。

川嶋:
具体的な内容で言うと、初期の構想段階では「yamory」、「Assured」それぞれの契約済みのお客様にパネルディスカッション形式でお話いただく形式を想定していましたが、議論を重ねるなかで徐々に「セミナーと懇親会を組み合わせることで、セミナーで活用事例を聞いた後に懇親会のラフな場で質疑やお客様同士が交流していただいた方が、より学びの場の提供ができるのではないか」という話になりました。さらに登壇いただくお客様についても、グループ会社であるものの「yamory」と「Assured」を1番ご利用いただいているVisionalに依頼をすることで、いい距離感で赤裸々に話してもらえるのではないかという判断になり、登壇依頼を行いました。

福山:
運営体制で苦労したことは、異なる事業部、職種、社歴のメンバーが一丸となって協力体制を作ることです。
メンバーそれぞれ専門領域が異なるため、最初は役割分担や進行方法の部分でコミュニケーションに苦労することもありました。特に、お互いの進め方や期待している成果が異なるため、意図がうまく伝わらない場面もありました。しかし、セミナーの企画段階で「お客様視点でどう価値を提供するか」を常に意識して進めたことが、最終的な成功に繋がったと思いますお客様が実際に持ち帰れる価値の提供を最優先にし、そのために必要なコンテンツや進行をしっかりと設計できたと思います。

福井:
普段からアシュアード社のメンバーはお客様の期待に応えるために細部までこだわる姿勢がありますが、今回の企画を進める上でもその姿勢をより感じました。 私は集客ページの作成を担当しましたが、集客文面の構成やキーメッセージを決める部分など、周りの協力を得ながら全て手作りで行っておりました。例えば、集客ページに掲載するアイキャッチ画像の作成はデザイナーの戸谷さんにお願いしていましたが、期待以上のアウトプットが依頼してから2日で上がってきて、そのスピードとクオリティには本当に驚きました。 運営メンバー以外も含め、本企画に巻き込み巻き込まれたメンバー全員が他の業務と並行しながら、この企画をやり遂げられたことに満足しています。
スタートアップのこのフェーズでは、やらなければならないことが膨大にあり、その中で優先順位を決め、クオリティを担保しつつ同時並行で進めるのは正直大変な作業です。運営メンバーとも「大人が手がける文化祭みたいだね」と話していました。

お客様と共にサービス創りをする面白さ

川嶋・笹原:
日々の商談の場では異なる観点で、「サービスとして未来こうなってほしい」「yamoryやAssuredのブランドをより世の中に広めてほしい」などのお声をいただけました。こうしたお声を直接いただくことでサービスに対する期待とお客様の熱意を感じることができ、お客様と一緒にサービス創りをしているんだなと感じることができました。
実際に登壇いただいたVisionalも両サービスのお客様であり、懇親会の場にも参加いただき、積極的に「yamory」「Assured」の魅力を伝えていただけたりするなど、この企画を共に作り上げる仲間の一員でした。

お客様と交流を行った懇親会の様子

Visionalとアシュアードが連携できたことは、今後のサービス開発を進めていく上でも大きな一歩だと考えています。このような取り組みを実現できたのは、「新しい可能性を、次々と。」というVisionalのGroup Missionのもと、お客様に本質的な価値を届けるために越境し、グループ全体で協力する姿勢があったからこそだと感じました。
今後も、Assured事業部とyamory事業部が合同で行う取り組みを増やしていくことで、更なるコラボレーションを生んでいけると考えています。今回、事業部同士の協力体制が築けたことで、実際にお客様の課題に対して解決出来る範囲が広がり、早速、次回の企画の構想も出ています。

最後に

今回のセミナーは、アシュアード社として事業部間での連携強化の第一歩として良い取り組みだったと思います。ご参加いただいたお客様のアンケート結果でも平均満足度4.2(5点中)と評価をいただくことが出来ました。
企画を考えている際に、運営メンバーそれぞれの視点で企画に落としたい内容を何度も本音で議論を重ねて作り上げました。時に商談後のお客様にセミナーで取り上げて欲しい内容をヒアリングをさせていただき、その内容を元に企画ディスカッションを重ねました。企画当初と比較すると運営メンバー同士がより本音で話せるようになり、イベントが終わった後の振り返りではさらに結束が強くなりました。運営メンバー全員のより良い企画を追求する姿勢が、お客様に満足度の高いセミナーをお届け出来た要因ではないかと思っています。
今後も「yamory」と「Assured」をご利用いただくだけで満足するのではなく、よりお客様に価値を提供するために何ができるか考え、今回のような新しい取り組みにも挑戦していきたいと思います。


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