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地域だからこそできる関係人口や人脈を築いていきたい!|日高桃子さん(ふるさと納税チーム 商品開発部門)

こゆ財団では初めてとなる、新卒採用できてくれた日高桃子さん。
「宮崎市出身だけど新富町をよく知らなかった」という彼女が、新卒で財団を選んだ理由や、どんなチャレンジをしていきたいか、明るく元気に答えてもらいました!

日高さんがこゆ財団を選んだきっかけは?

私は新富町の隣にある宮崎市出身なんですが、町と市の境である一ツ瀬川を超えることがほとんどなかったんです。だから県内出身とはいえ、新富町のことは全然知らなくて。

たまたまこゆ財団の求人を見つけたとき、通っていた大学院の教授に「ここ知ってますか?」と尋ねたら、なんと教授が新富ライチの事業で関わりがあったというんです。こゆ財団の活動や雰囲気を知った上で、「いろんなチャレンジができるから、いいんじゃない?」と背中を押してくれました。

実はその頃、大学院時代に紹介された別企業へ就職するか、迷っていました。企業からは「東京にある本社に来て、長期で働いてほしい」と打診されていたものの、それは私の理想の働き方ではなかったんですね。

初めての就職だから、地元で腰を落ち着けた状態で働きたかったし、なにより、大都会で働くことに魅力を感じなかったんです。友達からは「せっかくだから東京行けばいいじゃん!」と言われましたが(笑)。

働き方も、同じ場所で長く働くより、数年ごとにいろんな職場を経験してキャリアアップしていきたくて。将来、お金を貯めて海外にトライしたい、という気持ちが強いからかもしれません。

こゆ財団との面接で、これらを正直に話したら「こゆ財団には生涯ここで働こうと考えている人はいないと思う。卒業するまでに人脈をたくさん作って、選択肢を増やして、こゆ財団で得たものが日高さんの踏み台になってくれたらいい」と言われて。他の企業の面接では言われたことがないから、とてもびっくりしました。

そういってもらえるなら、チャレンジしてみようと思ったんです。こゆ財団って、宮崎にある他の企業と印象も考え方も違うから、地域のロールモデルになれそうですよね。

将来は海外へ羽ばたきたいと考えているんですね。思い出に残ってるエピソードは?

文科省の制度を活用してハワイに1年3か月、台湾に7か月留学していました。ハワイは昔、家族旅行をしたときから住んでみたい憧れの地だったので、何とか留学の機会をもぎとりました(笑)。とても楽しかったですけど、特に印象に残っているのは台湾の方かな。

実は、台湾は苦手な国だったんです。留学前に友達と遊びに行ったとき、街のイメージや料理があまり自分に合わなかったこともあり、留学する時もハワイとは対照的にまったく乗り気じゃなくて。

ですが、いざ留学してみたら、台湾の人がとても優しくて大好きになりました! 滞在していたシェアハウスの大家さんが、お菓子や果物が好きだといえば冷蔵庫に入れておいてくれたり、私の兄を喜んで泊めてくれたりと、家族のように接してくれたんです。今でも、旧正月に贈り物を互いに送り合う仲です。

(左)台湾時代のシェアハウスにて、大家さん家族とシェアメイト。/(右)台南の神農街にある店の前で。

コロナが流行し始めた2020年3月に帰国したあとも、海外への憧れは止まらなかったので、日本語教員の資格を取得しました。この資格を持っていれば、台湾ならビザをすぐ取れるし、就職もしやすいと聞いたからです。
またコロナ前は、宮崎県の一次産業に関わる外国人労働者の増加率が日本一でした。大学が農学部だったので、知識もあり資格も持っていれば、宮崎に来た外国人の方に親しんでもらえるかも、という狙いもありました。
今はまだ難しいですが、気兼ねなく渡航できるようになったら、ハワイや台湾はもちろん、太平洋に浮かぶサモアで人口の9割が働かないという生活を目の当たりにしたり、デンマークの街並みを散策したりしたいですね!

実際に新富町に来てどうですか? 仕事内容も教えてください。

「新富町って戦闘機がこんなに飛んでるんだ!」ってびっくりしました(笑)。あとは宮崎あるあるかもしれませんが、人が優しくてあったかいです。人が優しいところ、大好き!

こゆ財団では、ふるさと納税チームの商品開発部門で、ふるさと納税に出す新商品の開発に携わる予定です。これまで知らなかったふるさと納税の仕組みをきちんと勉強していきたいし、いろんな方と仲良くなって、どんな商品が求められているかしっかりヒアリングをしていきたいです。

地域で働くって、コミュニティが狭い分、一人ひとりと深くつながって仕事の幅を増やせることが強みだと思うんですよ。ここには経験やキャリアが豊かな先輩がたくさんいるので、ふるさと納税関係の仕事に限らず、自分の興味がある日本語教育やスポーツといった分野まで、自分の関係人口や人脈を築いていけたら嬉しいです。

プライベートではまっていることは何ですか?

サップ(スタンドアップパドルボート)と呼ばれる、立ちながらパドルで漕ぐボート競技に打ち込んでいました。今はサップで波に乗るサップサーフィンをするため、毎週末海へ繰り出してます! 一般的なサーフィンよりも波に乗りやすく、長く乗っていられるんですよ。

あとは「RAW(ロー)スイーツ」と呼ばれる、小麦や砂糖、乳製品を使わず、加熱しないスイーツ作りにはまっています。酵素や食物繊維がたくさん含まれているレシピが多いので、腸内環境が改善して太りにくい、便通がよくなるなど、低カロリーで体に優しいんです。焼く工程がないから、調理器具の後片付けも少なくて楽ちんです!


最後に意気込みを教えてください。

私がこれから関わることになる地元の生産者さんたちは、その道のプロフェッショナルなので、相手へのリスペクトを常に持ち続けながら、ご自身では気づいていない強みを引き出していけたらと思います。

年配の方もいらっしゃると思いますが、若さでふところに潜って仲良くなりたいです。孫のようにかわいがってください!(笑)


一般財団法人こゆ地域づくり推進機構では一緒に働く仲間を募集しています
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