【スタッフインタビュー】ふるさと納税で生産者の思いと物語を届けたい。20代編集女子はなぜ新富町でチャレンジを始めたのか
世界一チャレンジしやすいまち、宮崎県新富町。
この町で、自分のやりたいことにチャレンジしてみませんか?
宮崎県新富町が2017年4月に設立した地域商社こゆ財団は、新富町でチャレンジを始める新たな仲間を募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。
こうしている今も、いくつものチャレンジが常に動いています。
今回私からご紹介するのは、2020年4月からこゆ財団の編集チームに在籍する野中千尋さんです。
新富生まれ。子どもの頃から、作文好き。
宮崎県新富町出身、子どもの頃からずっと国語の授業や作文の時間が好きだった野中さん。前職は講演情報専門の新聞社に約6年間勤務されていました。
現在は、入社間もなくこゆ財団のふるさと納税推進専門官に就任。生産者を取材してはその思いを言葉にし、写真や動画などを組み込んだ記事作成と発信に取り組んでいます。そういった情報発信の力でふるさと納税寄附額を伸ばし、まちづくりに貢献することが野中さんの重要な役目となっています。
実は、野中さんとこゆ財団との最初の接点は約2年前。
こゆ財団が開催した情報発信人材育成講座「地域を編集する学校」の二期生として、受講していた経緯があります。
こゆ財団主催の編集学校で最優秀賞を獲得した実力派!
「地域を編集する学校」に参加したきっかけは何だったのでしょう。
※「地域を編集する学校」で月刊ソトコト編集長の指出一正さんに質問する、2年前の野中さん
「当時の職場でとても尊敬していた先輩が一期生として通い、最終発表会で最優秀賞を受賞したと聞いたことがきっかけです。個人のセミナーではなく、組織が運営する”学校”という響きに興味を持ちましたし、あの先輩と同じ場所で、今の私はどのくらい通用するんだろうか、という腕試しのような気持ちもありました」。
チームを組んで挑んだ最終発表会で、野中さんも先輩と同じく最優秀賞を勝ち取りました。その時初めて、チームで連携を取りながら挑む楽しさ、素晴らしさを感じることができたそうです。
※編集学校にて、賞状を持ってライチポーズをする野中さん(写真中央あたり)。
「地域を編集する学校」も、平日は自分の仕事をしながら、週末に開かれる講座に参加するというもの。講師陣の素晴らしさ、充実したコンテンツが魅力となって県外からの参加者も多数集まりました。意欲のある仲間たちと切磋琢磨しながらの時間は、野中さんにとってかけがえのない時間だったようです。
▼編集学校で野中さんが執筆した記事(こゆメディア内)
「隠れ里に食通が殺到!? しんとみ秘蔵の○○ぶどうを食べてみた」
休日を利用してライター活動も
「地域を編集する学校」が終わってから、こゆ財団が運営するウェブメディア『こゆメディア』のライターとして活動も始めました。
「地域を編集する学校で、勉強になった、優勝もできた。良かったね、でしまい込むにはとてももったいなくて。せっかく身に付けた経験を、そのきっかけになった場所で生かしてみたい、と休日に少しだけライターとして活動させていただきました」。
好奇心と上昇志向を持ち合わせた野中さんは、これまでもこの新富町、こゆ財団で様々なチャレンジをしてきました。
そしてこの春、また新たな一歩を踏み出しました。
「前職で、ある程度評価もいただけるようになってきてうれしい反面、井の中の蛙
という言葉が浮かんで…。同じ職種で、違う世界を知りたいと思ったんです。唯一得意だと言える文章スキルでどこまでやれるか、自分に対するチャレンジでもあります」。
目指すのは「まちを伝えるエキスパート」
新しい環境で1ヶ月半が過ぎた野中さん。ふるさと納税チーム、そして編集チームと協力体制を取りながら、目標を掲げて取り組んでいます。
「生産者の思い、背後のストーリーを生き生きと深く、わかりやすく伝えるように心がけています。日々『言葉でどれだけ人の心を動かせるか』への挑戦です。記事の見せ方も周りの意見を聞きながら何度も改良して…持てる能力をフル稼働している感じですね。
文章や編集はちゃんと伝えられているかの判断が難しいところですが、ふるさと納税に関してはある程度数字に現れるので、その点ではとてもチャレンジのしがいがあります」。
そんなチャレンジを重ねて、目指すものは何でしょう?
「紹介したもの・こと・ひとのファンが増え、新富町にさらに注目が集まればと思っています。個人としては『まちを伝えるエキスパート』になれたら嬉しいです」。
このように、こゆ財団にはさまざまな人材が集まりつつあります。
思いがあれば、新富町へ。
あなたのアイデアやスキルを、持続可能な地域づくりに役立ててみませんか?