▽社員インタビュー#13：会社の運営と社員の心を守る縁の下の力持ち。

こんばんは！株式会社hitocolor広報の早川です🐰

会社の運営を行う上でなくてはならない存在の管理部門。機密情報の管理、システム導入の可否など経営層の思いを汲み取りながら業務にあたる心臓部分ともいえる存在です。今回は管理部の石井課長にインタビューを実施いたしました🎤

どの様な思いで業務に対応しているかや一般職からレイヤーが上がるごとに変わっていた考え方などをお話しいただきましたので、ぜひご一読ください💡

【インタビュイー】
石井 彩加/Saika Ishii
2018年11月入社。
管理部課長として、人事・経理・労務・総務と幅広い業務を担当している。

―hitocolor入社前の経歴を教えてください。

1社目は通信会社のコールセンターで販売店のヘルプデスクを担当していました。その後は一般事務や営業事務を中心に数社経験しています。当時の業務に必要はなかったのですが、何か手に職を付けたい、自分の強みが欲しいという思いから働きながら簿記の資格を取得しました。たくさんある資格の中から簿記を選んだ理由は、元々数学的なものが好きで勉強してみたら楽しいかもしれないという興味から。資格取得後には仕事に活かす機会がなく業務未経験ということから、転職活動中は経理にこだわっていませんでしたが、hitocolor入社後に偶然資格を活かせるチャンスに恵まれました。

―hitocolor入社～現在までの経緯、入社後に経験したことを教えてください。

入社時は営業アシスタントとして採用されています。経理に切り替わったのは前任の方が退職されたタイミングで、未経験だけど資格を活かしてやってみたいと手を挙げたことがきっかけです。その後は、長らく経理のみを担当していたのですが、人事・総務担当者の異動や退職に伴って対応する業務の幅が広がりました。現在は、人事・経理・労務・総務とさまざまな面から会社と社員を支える管理部門を統括しています。入社当初にはこんなに様々な業務に携わることを想像していなかったので、良い経験をさせていただいていると感じています。

―一般職と管理職での仕事の向き合い方の違いがあれば教えてください。

業務への向き合い方は以前より主体的な動きが身についていると感じています。前職や一般職の頃は、目の前の業務で精いっぱいで人間関係が気になったり、自分の収入面に目が向いていたんですが、任せてもらう業務が増えてくると仕事そのものが楽しくやりがいに感じられたり、もっと良くすることができるという視点に変わっていきました。自分でできる仕事を見つけたり、やり方を変えたりと行動を起こしたことが主体性に繋がり、今があるのかもしれないと思っています。

上のレイヤーの方と関わることで視座が高まったり、考え方が変わったりと影響を受けることも多くあります。菊池専務との仕事について会話した際には、人を動かしたり説得させるための事前準備やシミュレーションをしっかりすると仰られていて、目の前のことを対応するだけでなく自分でどこまでゴールに持っていけるかを意識するようになりました。

―経営に関わる業務を行う中でどのようなことを意識していますか？

経営に関する業務を行う際は、経営層と同じ視点を持つように意識しています。一個人としての意見や感情で動いてしまうと経営層との考え方にギャップが生まれてしまうので、社長や専務がどのような情報を欲しがっているのか、どのような対応が経営に役立つかを考えて発言することが大切だと思っています。経営状況を把握する役職でもあるので、会社全体としてのコスト感を考えたり、使用しているシステムで会社の生産性を高められるかどうかの視点で見ていくと、意見も自然と経営層に寄っていくんだなと感じています。

個人的な感情や意見はもちろん持っていますが、意見のすれ違いで会議が進まなくなることを望んでいないですし、それが必ずしも会社のためになるとも限りません。より生産的な話し合いや結論に導けるようにするために、会社目線でどんな意見になるか？を自分の中で整理してから伝えることはレイヤーが上がるごとに増えたように思います。

―会社の情報セキュリティや社内コンプライアンスの面で気を付けていることは何ですか？

私が扱っているものは、社員の給与や労務手続き、会社の決算情報など機密性の高いものが多いのですが、周りの人に内容が漏れてしまうような会話をしないこと、対応する人以外には書類のデータが見えない取り扱い方を基本的に意識しています。
情報を守るということはセキュリティ対策の要素ももちろんありますが、どちらかというと個人情報が漏れたときに、会社に対して不安や不信感を抱かせてしまう心への影響が大きいと思うので、特に慎重に扱わなければならないと思っています。

個人的に気を付けていることは、機密情報を漏らさないだけでなく管理ができている状況を作ることだと思っています。緊急事態が発生したときに対処できるよう必要な情報にすぐアクセスできる状態にしておくことや、対応しているものを人にすぐ説明できるようにするというような、自分がミスなく焦らずに対応できる環境を整えておくことが必要だなと思うんです。周りから見てもしっかり管理されていると伝わるように大切に扱うようにしています。

―仕事で苦労したこと、それを乗り越えた経験はありますか？

個人的な弱点として、一つのことに集中すると周りが見えなくなってしまうことがあります。性格的に視野が狭くなりがちなんですが、入社後にタスク管理や段取りの方法を教えてもらってから気持ちに余裕が生まれて、視野が広がりやすくなってきたなと感じています。

もう一つの弱点は、意見の発信が苦手だったこと。全く何も考えていないわけではないけど、間違えていたらどうしようと思うと言葉にできず、内に秘めてしまうことがよくありました。でも、思っていることを言葉にしないと何も伝わらないし、相手を動かすこともできないと思うようになり、コミュニケーションを取りながら相手の意見とすり合わせをすることで、前よりも自分の意見を反映できるようになってきたように思います。
経営層との信頼関係を築き上げてきたことも発言しやすくなった要因の一つだと思いますが、例えば、「あまり価値を感じていないものは削減して違うことに使った方がいいんじゃないか」というような内容も発信できるようになってきました。攻めのアクションを起こした際に菊池専務が前向きに受け取ってくださって、自分はもっと会社に貢献できる立場にいると気づくことや自分の価値を改めて実感できた出来事でもありました。

―人事業務も対応されていますが、採用に携わった方々の活躍にはどのように感じていますか？

純粋に嬉しいですね。採用の最終的な判断は菊池専務にお願いしていますが、面接で何度も顔を合わせていた方が入社して毎日頑張っている姿を見ると、いい仲間が増えたなと感じられる瞬間がたくさんあります。新入社員は入社時にはこれからどう活躍していくかドキドキしながらスタートを切ると思うんですが、日々目標に向けて努力されている姿を見ると感謝の気持ちが強くなります。

新入社員の方は入社初日が特に緊張されていて、私も正直にいうと毎回緊張するので「緊張するよね」と素直に伝えることでアイスブレイクに繋げています。自己紹介の際にはプライベートや趣味の話も交えるなど、お互いの緊張をほぐすところからスタートして、分からないことがあれば立ち止まってフォローする役割も意識しています。25新卒の方に対しても入社までに同期で集まれる機会を作っていきたいと思っています。

―女性管理職という目線で、hitocolorをどのように評価していますか？

hitocolorでは男女関係なく評価されたり仕事を任せてもらえる環境が当たり前で、“女性だから”という視点を意識することは逆に少ないかもしれません。女性特有のものでいえば、育休明けに復職されている方の存在があり、仕事と育児を両立されている姿はまだ自分では想像ができない努力や大変さがあるだろうとも感じています。ただ、女性比率が高いからといって女性を贔屓することは全くないですし、純粋に仕事への向き合い方や努力といったスタンス面を評価してくれる環境が一番いい部分だと思います。

―今後、hitocolorの発展にどのように寄与したいですか？

今後も経営に近い立ち位置で会社に貢献したいので、財務知識や会計知識を身につけて資金計画を設計したり、CFO（最高財務責任者）のような役職を目指していけたらなと思っています。現在は経営層の補佐的な役割が多いので、知識習得であったり外部の専門家の方や経験者の方との接触の機会を増やしてインプットしていきたいと考えていますし、定期的にアウトプットすることで経験に繋げていきたいです。

経理・労務・人事ともに自分にしかできない仕事を増やしていけたらいいなと感じていて、今よりもミッションが増えることに対してポジティブに捉え「自分のスキルアップのチャンスが巡ってきた」と、より前のめりに業務に取り組めるスタンスに変化していることを感じています。

―今後のキャリア/ライフプランがあれば教えてください

仕事もプライベートも両立して大切にしていきたいです。
普段から意識していることは、仕事で得た経験は人間関係を含めて家庭に活かせることがたくさんありますし、プライベートを充実させていると仕事を頑張る活力になることも多いので、どちらも必要でどちらもできるだけ長く両立させたいなと思っています。

―今後入社される方やhitocolorを検討中の方に向けて、最後に一言お願いします。

hitocolorはベンチャーでまだまだ発展途上だなと思っているんですが、自分たちが会社を作る、動かしていくという意識を持って働いていくと楽しい会社だなと思います。
自分の何かを変えたい方や夢や目標を持っている方はもちろんですが、これから見つけたいと思っている方にもいい環境なんじゃないかなと。そういう向上心のある方とぜひ一緒に働きたいです。

石井さん、インタビューに答えてくださりありがとうございました！
会社の情報を守り管理する上で、コンプライアンスの観点だけでなく社員の気持ちに寄り添うために慎重に扱うというお話しには、石井さんの誠実な人柄が現れているように感じました。
また、今後も会社を運営していくにあたり、さらに上を目指したいという向上心も感じられる内容でしたね！

人の役に立ちたい、やりがいを感じたい、これから夢を見つけていきたいなど
仕事をする上で、そして仕事を選ぶ上で、何に重点を置くかは人それぞれだと思います💡
その中でhitocolorとマッチする方がいらっしゃったら嬉しく思います🌈