こんにちは、株式会社hitocolor広報の岡部です!
毎週更新中の求職者向けブログ、今回は「昇進と昇格の違い」についてお伝えします。
求人情報を見てみると、「早期昇格可能!」や「未経験からの昇格者多数!」などの文言を目にすることがありますが、「昇進」と「昇格」は似ているようで意味合いが異なります。
自分の希望に合った転職活動を行うためにも、言葉の意味は正しく知っておくことが重要です。そこで今回は、「昇進」と「昇格」の違いについて解説していきます。
▽「昇進」の意味
昇進とは、地位が上がることを意味する言葉です。企業の場合、例えば一般職からリーダーへ、課長から部長にあがることなどを昇進と言います。一方で、地位は変わらず給料だけアップすることを「昇進した」とは言いません。
このように昇進は役職が伴うことがほとんどですので、目に見えて分かりやすい意味を持ちます。
▽「昇格」の意味
昇格とは、昇進と同様に地位や格が上がることを意味する言葉ですが、ビジネスの場における「昇格」は企業ごとに定められた規定や評価システムの中での評価が上がることを指します。
社内での評価が上がるという点では昇進と同じ意味を持ちますが、「課長から部長に」のように社外から見ても分かりやすい昇進とは異なります。
また、昇格は昇進を伴わない場合があります。例えば、一般社員にA~Dの等級が設定されており、Dから順にC、Bと昇格し、Aに昇格すると係長になるといった評価システムを用いている会社があるとします。CやB等級に上がることは「昇格」ですが、職位は一般職のままなので「昇進」ではないという形になります。
今回は昇進と昇格の違いについて解説しました。
昇格基準や職能資格制度の有無、その詳細は企業ごとに異なるため、特に将来的なキャリアアップを見据えて転職活動を行う場合は事前に確認しておくのがオススメです。