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▽転職応援ガイド#37:転職したときの年末調整

こんにちは、株式会社hitocolor広報の岡部です!

毎週更新中の求職者向けブログ、今回は「転職したときの年末調整」についてお伝えします。

転職をするとき、転職前の会社から書類を発行してもらったり、新しい勤務先に様々な書類を提出したりと、何かと手続きを行う場面が発生します。
その中のひとつに年末調整の手続きも含まれますが、例えば年度の途中で転職をしたとき、転職前の会社と新しい勤務先、どちらで年末調整を行ってもらえば良いのでしょうか?

今回は、そもそも年末調整とは何か、転職をしたときに何をすれば良いかなどを解説していきます。


▽そもそも年末調整って?

年末調整とは、会社から支給される給与所得の所得税額を計算し直し、追加徴収や還付の調整を行う手続きのことです。

・年末調整の目的
会社員の所得税は、通常、毎月の給与やボーナスなどから源泉徴収されますが、源泉徴収は概算で行うため、源泉徴収された「所得税の合計金額」が「その年の納税金額」と一致せずに過不足が生じることがあります。
そのため、1年間の給与の支払い金額が確定する年末(12月の給与・賞与の金額が確定するタイミング)で、生命保険料控除や住宅ローン控除などを入れて再度税額を計算し直し、追加徴収や還付の調整を行います。

・年末調整が行われる時期
一般的には、11月中旬~下旬頃に勤務先の会社が年末調整の手続きに必要な書類を配布します。
必要事項を記入して会社に提出すると、各種控除を含めて所得税額が再計算され、この計算を基に払い過ぎた所得税は12月または1月の給与と一緒に払い戻されます。

▽転職した時期と年末調整の関係

・転職先で12月の給与が支払われる場合

例えば、8月に退職し9月から新しい会社で勤務を開始するなど、年の途中で前職を退職し、12月の給与が転職先で支給された場合は、基本的に転職先の会社で年末調整を行います。
その際、前職の会社で発行された源泉徴収票を提出する必要があります。源泉徴収票は退職した日から1カ月以内に発行することが義務付けられていますが、年末調整が迫っている10月〜11月ごろに転職する場合は、退職時に「いつごろ源泉徴収票を発行してもらえるのか」を事前に確認しておきましょう。

・12月中に転職した場合

12月中に転職し、前職の会社から12月の給与が支払われている場合は、本来、前職の会社で年末調整を行うことになっています。
しかし、会社によっては年末調整の対象者の規定が異なっていたり、年末調整を行うスケジュールに間に合わないとして引き受けてもらえなかったりするケースもあるので注意が必要です。
この場合、前職の会社と転職先の会社の双方に年末調整を引き受けてもらえるかを確認し、どちらにも引き受けてもらえなかった場合には自分自身で確定申告を行いましょう。

・年の途中で退職し、再就職しなかった場合

例えば10月に退職したがそのまま転職先が決まらなかったなど、年の途中で退職し再就職できない・しなかった場合は確定申告が必要となります。
その場合、前職の会社から発行された源泉徴収票をもとに確定申告を行うことになりますので、必要書類を失くさないように気を付けましょう。


今回は、転職したときの年末調整について解説しました。
転職した時期によって、前職の会社で年末調整をしてもらうのか、転職先の会社で年末調整をしてもらうのかなどは異なります。また、源泉徴収票など会社に発行してもらわなければいけない書類もあるため、転職活動を行う際はそういった書類の発行時期などにも気を付けましょう。


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