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インサイドセールスから事業開発へ:Yoomの石塚さんに聞く、キャリアと挑戦

こんにちは。Yoom採用担当です。

本日はYoomのインサイドセールス兼事業開発として活躍をしている石塚にインタビューを行いました。

▼プロフィール

山形県出身。山形大学 地域教育文化学部を卒業後、2022年に新卒として株式会社セレブリックスに入社。その後、2023年10月にYoomに事業開発として入社。現在は、インサイドセールス組織の立ち上げを主軸に、パートナー企業様のマネジメントやマーケティング部隊との連携、採用業務や組織開発にまで幅広く従事。

ー本日はよろしくお願いいたします。現在の業務内容を簡単に教えてください。

 入社直後から、インサイドセールスの組織の立ち上げをメインに行っています。また今後の事業と組織の拡大に向けて、インサイドセールスの仕組みづくりやマーケティングとの連携フローの構築、人材採用戦略にも取り組んでいます。

 マーケティングや人事といった観点にも以前から興味があり、実際に研修コンテンツの作成や、採用面接などかなり現場に近い人事に近いような業務も行っています。Yoomでは実際に手を動かしながら考えるといったこと日々行えている実感があります。

ー現在の働き方を教えてください。

かなりフレキシブルに勤務しています。

 だいたい、9時30分〜12時くらいまでは、自宅で架電等のインサイドセールスとしての業務を行い、お昼休みを使って出社しています。午後の時間はマネージメントタスクやアポイントなどの業務を行うことが多いです。客先訪問は基本的に無くリモートでのアポイントや架電が多いため、自分のペースを作りやすく日々効率的な時間の使い方ができています。

 また、地元が山形県なのですが、2ヶ月に1度くらいは地元に戻って、2週間から1ヶ月くらいフルリモートで仕事をするようなことも入社直後からできています。Yoom社は地方にお住まいの方や小さなお子さんのいる方におすすめできる職場だと感じます。

※Yoom社の就業は11時〜17時までをコアタイムとした、変動フレックスタイム制となっています。また全職種においてリモート勤務が可能です。

ー石塚さんはどのような学生生活を過ごしていたんですか?

山形県の沿岸部の海と山に囲まれた、自然豊かな町で生まれ育ちました。電車やバスのインフラが整っておらず、高校時代は自宅〜学校まで毎日15kmの道のりを自転車で通っておりました。頑丈な足腰や、雨や雪に負けない強さは幼少期からのこの経験から培われました。(笑)

 大学時代では、学生にしかできないことに時間を使うことを意識していました。週6で体育会 硬式野球部のマネージャーをやりつつ、接客のアルバイト、複数社での長期インターン、海外への旅行など、大学生の今しかできないような経験をするようにしていました。

 教育学部に在籍していたため、必須講義が多かったので、大体1コマから夕方まで講義を受け、その後19時くらいまで部活をし、部活が終わったらダッシュで着替え、アルバイト先に向かう、帰宅をするのは大体深夜1時を回っておりましたので、倒れるように寝るのが日常でした。(笑)バイトで貯めたお金をセブ島への一人旅に注ぎ込み、約2ヶ月ほど、セブ島で韓国人と中国人と共同生活をしながら、初めて日本以外で生活をしたことは、自分の固定概念や染み込んでいた常識を良い意味で覆すとても良い経験でした。

ー学部は教育学部に進まれてたんですね。詳細について詳しく教えてください。

中学校の頃に出会った部活の顧問の先生の影響が大きかったです。勉強を教えるだけでなく、生き方や人間性を教えてくれたり高めてくれる人で自分も未来の子どもたちにとってのそのような存在になれたらいいなと思って、教育学部を目指しました。

ー新卒では教員ではなく、民間のコンサルティング会社に進まれています。どのような背景があったのでしょうか?

 教育実習にて教壇に立つ中で、一回も社会人経験の無い大人が教壇で何を教えることができるのだろうと疑問を持ってしまったというのが一番の理由です。

 同期たちが教員採用試験の勉強や試験に望んでいる中、民間企業へ就職する自分は当然学部内で浮きまくっていたのですが、「あなたはあなたの道を進めばいい、周りなんか気にしなくて良い」と常々言って下さった、ゼミの教授にはいつまでも頭が上がりません。

ー新卒では営業コンサルティングをされていたとのことですが、どのような会社に入社されたんですか?

 株式会社セレブリックスという法人営業をメインとした営業コンサルティング企業に入社をしました。当時社会人経験のない学生の自分にとって、自分が何が得意で何がやりたいのか正直わからなかったんですね。そんな中で、セレブリックスはコンサルティングの会社なので1つの会社にいながら、いろいろな会社のビジネスモデルや営業業務を社内転職のように見ることができるのが一番の決め手でした。そこでの経験を通して、自分が何が得意で何をやりたいのかを見つけていっても良いんじゃないかなというのが当時の意思決定でした。

 セレブリックスでは、法人営業のコンサルティング部門にて、クライアント先に常駐し、美容特化型の求人広告を扱うベンチャー企業様の新規開拓営業(IS・FS)のご支援や、人事労務クラウドシステムを開発・運営を行っている企業様のインサイドセールスとして、中堅・大企業を含めて、新規開拓ならびに休眠顧客開拓に取り組んでいました。一つの企業に属しながら、様々な企業様の営業のご支援をさせていただいたことによって、営業を主軸に、業界業種問わず、あらゆるビジネスモデルやプロダクトに触れることが経験でき、新卒でありながらも外部の人員として営業のプロとして見られる中で結果と自立が求められる環境でもあるため、法人営業のイロハを短期間で身につけることができました。業界業種問わず、あらゆるビジネスモデルやプロダクトに触れることができたのはとても良い経験となっており、今のYoom社の業務でも役立っています。

 特に、人事労務に関わるBtoBプロダクトのエンタープライズセールスに関わらせていただいた時には、成果の出し方やノウハウを会得するともに、ナレッジとしてマニュアル化することで顧客からの感謝もいただくことができ、やりがいを感じましたね。

ーその後、どのようなきっかけで転職活動をされましたでしょうか?

 前職に入社してから2年目あたりから考え始めました。社会人になってから学生時代とは比較ものにならないほど時間が過ぎるのが早く感じたんですよね。それもかなり怖いくらいに。このままだと気づいたら三十路になってしまうぞと。そうしたら、自分のなりたい30代から早くに逆算して生きていかないとならないと感じて次のキャリアを意識し始めました。

ー転職活動の軸を教えてください。

 学生時代からぼんやりとはあったんですが、ゆくゆくは自分で事業を立ち上げたいという想いが前職でいろいろな会社さんに関わる中でより強くなりました。これからの自分が目指すキャリアから逆算した際に、今の自分には、ビジネスの上流から下流まであらゆる業務を経験しながら、アーリーフェーズの会社で自身で大きな裁量権を持って事業を拡大するという挑戦が必要だという考えに至ったことが一番の理由ですね。

ーYoomに入社した決め手を教えてください

 Yoom社の目指している世界感とこれから成長していくぞというフェーズにすごいワクワクしたのが一番大きな理由です!大きなチャンスを逃すまいと、やるなら今しかないと思いました。結局、人生1回しかないので、後悔してからでは遅いので。やっぱり生きているうちは、何かしら大きい挑戦をしたかったんです。

 今だから言える話になるのですが、実は正直なところ、転職活動中にWantedlyで代表の波戸崎にスカウトメッセージをいただくまでは、会社自体のことを知りませんでした。ただ、波戸崎とカジュアル面談でお話した時に、未だブルーオーシャンの領域に挑戦しているYoomの事業全体や、これからYoomの目指す先にとってもワクワクしたのを覚えています。選考に進めば進むほど、Yoomで働きたいという思いが強くなり、Yoomで働く自分の姿の解像度もグンと上がりました。最終的には、他の企業様からも内定をいただき、最後の最後まで、どちらに意思決定をしようか迷っていましたが、波戸崎とのオファー面談が決め手となり、「0→1で事業をグロースする挑戦をやるなら、今だ!」という気持ちになり、その場で内定を承諾させていただきました。この会社を辞退したらこの先後悔するだろうなという感覚が常にありましたね。

ーYoomに入ってみての率直な感想を教えて下さい。

 入社して6ヶ月経った今も、内定承諾時に抱いていたワクワクした気持ちを変わらず持ち続けています。何一つとギャップがない状態です。刺激的で、ヒリヒリするような局面もありますが、その面も含めて全てが楽しくて、本当にこの会社を選んでよかったと思っています。特にビジネスサイドはまだまだスモールチームなので、一人一人の裁量が大きいため、業務量も多いですし、求められる質も高く、日々スピード感を持って、新規施策の立案や実施などトライ&エラーを繰り返す状況でもあります。とにかく打席の数が多くて手を上げたら何でもまずはやらしてもらえる環境であるため、スタートアップで働く醍醐味を日々感じています。

 また、これは非常に驚いたことなのですが、Yoom社ではエンジニアを初め多くの未経験者や新卒が凄まじい速度で成長してどんどん経験者を追い抜いて活躍していることに驚くとともに感動しました。前職だと経験してきた人がメインで活躍しているようなところをたくさん見てきたのですが、Yoomに来て、結局は自分次第で成長していけるし、いくらでも変わっていけるんだなというのを日々目の辺りにできているのは非常に感動しているところですし、自分自身のモチベーションにもつながっていますね。

ーコンサルティングから事業会社に来て感じたことはありますでしょうか?

 自分の会社としてのプロダクトを持っていることでそこに対する愛着や想いがより高まるというのはYoomで営業をしている中で日に感じることですね。自社のプロダクトを当事者として「売ってみたい」「広げていきたい」と思ってる方には私のキャリアを参考にしてもらえると幸いです!

ー入社してから改めて感じるYoomにマッチする人の人物イメージを教えて下さい。

 大きく3つあります。1つ目は、自律駆動ができる方。Yoom社は、スモールチームで事業に大きくレバレッジをかける動きをとっているため、常に自分の頭で考えて、自ら動く力が求められます。2つめは、自分自身を柔軟に変えれる人、臨機応変の人も合っていると思います。今までの自分のやり方以外もやっていく場面が非常に多くあるので、型にハマることなく、事業をグロースするためのユニークなアイディアをどんどん打ち出せる人にはぜひお会いしたいです。最後に3つ目は、話していて面白い人、楽しい人です。チームで働く上で議論が重要になりますし、役員陣とも対等に話せる、ビビらないように自信を持って責任感を持って話せることがかなり重要になるなと感じています。

 あと必須なのは何かしら個性がある方ですかね!本当に個性採用しているんじゃないか?というくらい皆良い意味で個性が強いです。(笑)

ー入社して半年ほどが経ちました。Yoomでのやりがいと入社してから成長したと思うことを教えて下さい。

 やりがいは、事業や組織拡大の初期フェーズに携われていることです。特に自分が任せていただいているインサイドセールスの立ち上げに関して、主導権を握って、事業計画に数値を乗せるための施策立案や採用戦略などを行っているため、会社全体で非常に重要な部分を担ってることに加えて、良くも悪くも自分の実力が数値にダイレクトに反映されるため、常に緊張感を持って働いています。

 成長したところは、まだまだな部分しかないので、正直なところこれといって挙げられることがないのですが、、、強いて言えば、「逃げない」ことと「目標達成への執着心」がより強くなったことだと思います。今のYoomの事業は、数値を事業計画に確実に乗せていかねばならない段階なので、やはりビジネスサイドの数値は経営に大きく影響をきたします。どんなに厳しい状況でも、その状況から逃げないこと、あとは必ず目標達成するんだという、気持ちはより一層強く持っていますし、結果にコミットするような意識も持つことができていることですね。

 また、この経験を20代前半のうちに出来ることもそうですし、代表の波戸崎直下のポジションになるため、施策やシミュレーションなどをいつでも壁打ち出来る機会があることにも価値を感じています。

ーYoomに入ってよかったなと感じる点を教えて下さい。

 「Yoomで働く仲間たちに日々刺激をもらえていること」、「事業拡大の甘いも苦いも経験させていただけること」この2つかなと思っています。 Yoomで働いている方々は、役員を始め、すべてのメンバーが個を持っており、個性採用しているんじゃないか?というくらい、誰1人と似ているような人がいないです。バックグラウンドも様々ですし、本当に個性が強い。後は、自分もこうなりたい、凄いなと思えるようなメンバーから、日々刺激や新しい学びを得られています。 事業拡大の甘いも苦いも経験させていただけることにも非常に大きな価値を感じています。普段なかなか思うような成果が出ず、自分の能力の無さに失望すると共に、これまで難なくこなせて来たタイプだった自分のプライドが全部へし折られるようなことも多々あります。Yoomに入ったことで、自分への期待値を大いに下げながら、「自分の成長が、事業の成長」「事業の成長が、自分の成長」と日々自分ごとしながら働けているのは、とても良いです。

ー逆にYoomのこういうところをもっと変えていきたい、こうしていきたいというものがあれば教えて下さい。

 すごく理想なのですが、いつかメンバーの希望者が、シリコンバレーに新興企業や技術系のグローバル企業を視察、見学に行く機会をいずれは作りたいです。やはり自分の理想のプロダクト水準を引き上げないと、世界に通用するプロダクトも作れないし、売れないのではないかなと思ったりします。日本にとどまることなく、世界の凄いプロダクトや企業を生で見る機会があると、メンバー達のプロダクト水準もグッと上がるんじゃないかなと思います。

ーYoomで今後やりたいことや目標を教えて下さい。

 直近の目標だと、Yoom社でPdM(プロダクトマネージャー)を任せていただけるような事業開発力の持ち主になりたいです。ふさわしい人材になるべく、事業全体をビジネスサイド、開発サイドと多方面的に見れる状態となり、よりYoomの事業グロースに貢献したいと思っています。

 代表の波戸崎は、新卒3年目から当時在籍していた会社で基幹事業の事業責任者となり、数十名の組織を束ね、年単位での事業計画の作成から、ビジネスサイド、開発サイドと事業全体を統括されていたため、常に代表が新卒3年目の時の姿と、今の自分(新卒3年目)との比較をして、自分にできていることとできていないことを把握し、できない部分、足りない部分を埋めていくことも同時に意識しています。当時の代表を超えるまで行けるかは正直全然自信がないのですが、追いつけるように頑張ります。

ー最後に石塚さん自身のありたい姿やビジョンがあれば教えて下さい。

Yoom社ではPdM(プロダクトマネージャー)を任せていただける人材になることが直近の大きな目標です。

中長期では、人生目標の一つでもあるのですが、次世代をエンパワーメントする存在でありたいと思っています。私自身、山形県の田舎町で生まれ育ち、親族全員が会社員という家庭で過ごしていたため、社長や起業家というものは全然身近ではありませんでした。また、周りにも起業家や経営者もいなかったので、なんとなく起業や経営はハイスペックな人材や男性がやることだと勝手に思っていたのですが、女性でも、事業作りや経営ができるということを次世代に身を持って伝えられるような存在になることが人生の目標です!

▼石塚 花英(いしづか かえ)

山形県出身。山形大学 地域教育文化学部を卒業後、2022年に新卒として株式会社セレブリックスに入社。その後、2023年10月にYoomに事業開発として入社。現在は、インサイドセールス組織の立ち上げを主軸に、パートナー企業様のマネジメントやマーケティング部隊との連携、採用業務や組織開発にまで幅広く従事している。
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