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アーリークロスのキャリアチャレンジ(社内異動制度)について聞いてみた!

こんにちは!アーリークロスグループ人事・総務部の肥田です。

アーリークロスグループには、キャリアチャレンジ(社内異動制度)があります。

今回は、その制度を利用し、財務支援部から相続・承継支援部に異動した奥田さんへ

社内異動制度についてインタビューします!


異動を考えた理由を教えてください。

奥田:入社後、財務支援部で記帳代行や法人税・消費税の申告書の作成などを行っていました。

前職も同業他社で近い内容の業務だったので、これらの業務を約7年行っており、新しい挑戦をしたいなと思うようになりました。

税理士試験にも挑戦しているので、業務の幅を広げたいという希望もありました。

以前からWantedlyでのお仕事紹介で各部署にインタビューをさせてもらったり、業務で相続・承継支援部のメンバーから相続業務の話を聞く機会もあり、社内異動で新しい挑戦をすることへの関心が高まっていきました。



社内異動制度に応募してから異動までの経緯はどんな流れでしたか?

奥田:公募および各部署の説明会が年2回、6月と12月に行われます。

異動を検討し始めた時点では気になる部署が複数あり、2022年6月の説明会に参加して、制度についてや応募後の流れについて確認しました。

翌2022年12月の公募タイミングで相続・承継支援部へ応募しました。

年末調整・確定申告などの繁忙期の関係もあり、異動のための筆記試験は2023年4月に実施。

無事に合格をいただき、5月は財務支援部内の引継期間。6月1日より異動しました。

送り出してくださった皆様にも、受け入れてくださった皆様にも大変感謝しています。

(※相続・承継支援部の場合は筆記試験でしたが、異動のための条件は部署によって異なります)


今はどんな仕事をしていますか?

奥田:相続・承継支援部 個人資産税課に所属し、相続税申告書の作成やそのために必要な財産評価や資料の収集といった業務を行っています。

税理士法人アーリークロスが運営している「相続テラス」のHPのコラムも部のメンバーが持ち回りで更新していますので、ぜひご覧ください♪

相続相談コラム | 福岡相続テラス【相続税専門】
相続税、相続対策、相続手続き、財産評価、税務調査、事業継承など、あらゆる相続・相続税に関する情報を提供。運営:福岡相続テラス
https://www.earlycross.co.jp/souzoku/column/


(写真:相続・承継紫煙部の部内MTG風景)


異動して変わったことはありますか?

奥田:まずは、勤務するオフィスが変わりましたね。

徒歩2分の距離ですが、勤務地が事務センターから天神本社となりました。

すぐに慣れましたが、異動初日は設備面のちょっとしたこともわからず、転職したてのような心境でそわそわしていました。笑


業務のスケジュール感は異動前と異動後で変わりましたか?

奥田:かなり変わりました!

財務支援部では毎月の経理入力(記帳代行)や源泉税の手続き、申告書の作成などスケジュールがある程度ルーティンで進んでいきます。

(月初に源泉税の手続き、中旬~下旬に記帳や申告書作成のピークが来て、月末にいったん落ち着くといったかたち)

一方、相続・承継支援部では、相続税の申告はご依頼から4か月程度かけて進めていくため、特に月初や月末といったことは関係なく、資料の受領状況や期限を見ながら順次作業を進めていきます。

申告期限間近でご依頼をいただくこともあり、突発的に忙しくなることもあります。

他にも、

・会計ソフトを使わなくなった。

・役所や金融機関の問い合わせなどで電話をすることが増えた。

など、細かい変化はいろいろあり、同じ税理士法人でもここまで業務が違うか、と感じています。

ちなみに、変わらないことでいうと、どちらの部でもペーパーレス化が進んでいるため、週1〜2日程度は在宅勤務をしています。


財務支援部での経験が活かせていることはありますか?

奥田:財務支援部では、ITツールの活用などで、いかに効率よく精度高く試算表を作るかという視点が求められていました。

その視点は、相続・承継支援部でも活かせているなと感じています。

相続・承継支援部では資金移動調査という、亡くなった方の5年分の通帳を確認させていただく業務があります。

その効率化のため、財務支援部の経理入力で使用していた、通帳をOCRで読み取るAI-OCRというITツールを資金移動調査でも使えないか提案させていただきました。

また、通帳から取引内容を推察して相続人さまへ質問を考えるのも、財務支援部でのチェックやお客様に文字で質問する視点が活かせているなと感じます。


今、やりがいに感じていることはどんなことですか?

奥田:今は、新しい知識をどんどん吸収できることが嬉しいです。

財産評価ひとつ取っても奥が深く、難しさに頭を悩ませることもありますが、同時に面白さも感じています。

今後、相続税申告スタッフとして独り立ちできるよう、どんどん知識・経験を身につけていきたいです。



奥田さん、ありがとうございます!

キャリアチャレンジ(社内異動)は比較的新しい制度で、まだ利用者は多くありません。そこで、奥田さんの異動が、各部署にどんな効果をもたらしたのか、財務支援部と相続・承継支援部のそれぞれの部長からコメントを頂きました。


財務支援部 部長 宮原さんより

「まず、財務支援部以外でも様々なキャリアを積むことが出来るという実例が出来たことは良かったです。

奥田さんが財務支援部で得た経験を異動先でも活かしているのを見て、財務支援部メンバーの視野が広くなり、自分たちのスキルが他部署でも活かせると気付くことが出来たと思います。

また、組織として良い成長機会となったと感じています。

奥田さんは異動前に管理職も務めていたので、異動により、後任のメンバーが管理職を務める機会を得ました。

プレイヤーがひとり減ってしまうことになりましたが、その分、他のチームメンバーがプレイヤーとしてより高い成長をしてくれました」


相続・承継支援部 部長 小山さんより

「相続・承継支援部は少人数で様々な経歴を持ったメンバーがいますが、財務支援部出身としての目線で、部内に良い変化をもたらしてくれました。

たとえば、AI-OCRの提案は、かつて相続・承継支援部で使おうとしていたけれど頓挫したものでした。奥田さんが異動して、財務支援部での知見を活かして検討、申告作業で一番時間のかかる資金移動表作成に活用しています。

また、少人数の部署であるため、部内の基準が独自にあったり、明文化されていない暗黙のルールになっていることもありました。

 そういった点について、財務支援部と相続・承継支援部の違いを指摘してくれることで、明文化を進めたり、全社方針に合わせるきっかけを作ってくれました。

マネジメントも経験されているので「財務支援部ではこうしていた」など他部署でのマネジメント手法を部内に持ち込んでくれました」


最後に、応募を検討されている方に向けて奥田さんからメッセージをもらいました!


奥田:

税理士法人歴7年ですが、資産税は未経験で異動しました。

アーリークロスが総合型事務所でなければ、資産税分野のスタッフの話を聞くこともなく、資産税業務に携わる道はそもそも考える余地がありませんでした。

もし興味を持ったとしても、未経験で他の資産税特化型の事務所に転職することはハードルがもっと高かったことでしょう。

資産税分野以外にもDXコンサルや事業再生コンサルを行う部署もありますし、

税理士法人に限らず、グループ会社の社労士法人や、株式会社グルーウェブ(Web制作会社)での業務も希望すればチャレンジできるかもしれません。

入社時から「最初はA部署で経験を積んで、ゆくゆくB部署に行きたい」と思うのも良し、

「B部署のポジションで入社したけれど、社内で一緒に働いてみてA部署が気になってきた」という方でも、社内異動制度を利用してのキャリアチェンジが可能です。

もちろん、入社時のポジションでキャリアアップやスキルアップを突き詰めていくのも素敵だと思います!

総合型事務所である税理士法人アーリークロスで新たなキャリアを築いてみませんか?



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