ITスキルだけでは良いエンジニアにはなれない

こんにちは。メタグロースの平山です。
気がつけば年度末。2024年も1/4が終わってしまいました。残り3/4を悔いなく過ごすためにも、4月にはいる前にやるべきことをやりきってしまいたいものです。

さて、今回はヒューマンスキルの重要性に関するお話。

「ITスキルがあればITエンジニアとして働けるか？」と聞かれれば、答えは◯です。
ですが
「ITスキルがあれば優れたITエンジニアになれるのか？」という問いへの回答は△。

何が言いたいかというと、「ITスキルがあること」は優れたITエンジニアとして活躍するための必要条件であって十分条件ではないということですね。

では、ITスキル以外に必要なものは何かというとヒューマンスキルです。

何がヒューマンスキルなのか? それは、コミュニケーション能力、 チームワーク、問題解決力、創造力などの総合的な能力を指します。単にコードを書くだけでなく、様々な関係者と協力し、新しいアイデアを生み出し、複雑な問題を解決することがITエンジニアには求められます。
(コードを書くだけならAIやノーコード/ローコードツールで代替できます)

▶コミュニケーション能力
プロジェクトの要件を正しく理解し、自分の考えを上手く伝えることが必要不可欠です。チーム内の開発者や、顧客、他部門との調整など、日々のコミュニケーションが欠かせません。
また、これは単なる情報伝達ではありません。お互いにとって気持ちの良いコミュニケーションでなければならないことは忘れないようにしましょう。

▶チームワーク(協調性)
ITプロジェクトは一人では成し遂げられません。開発チームの一員として、お互いを尊重し、協力してゴールに向かう姿勢が不可欠です。自分の役割を全うしつつ、全体の効率的な進行にも貢献できるよう心がける必要があります。

▶問題解決力
プログラミングの過程で様々な障害に直面するでしょう。そういった問題を効果的に特定し、解決する力が求められます。既存の知識に捉われず、創造的な発想で新しいアプローチを見つけられることが大切です。

▶創造力
テクノロジーは日々進化しています。ユーザーの課題を解決し、より便利で革新的なソリューションを生み出すには、創造力に富む発想が必要不可欠なのです。型にはまらずに、常に新しいアイデアを出せる人材が重宝されます。

このように、ヒューマンスキルはITスキルと同じくらい、ITエンジニアにとって極めて重要です。単にコーディングができるだけでなく、幅広い視点と柔軟な思考力を身につけることが求められています。

メタグロースではヒューマンスキルに関しても細かい評価制度を敷いており、世の中に求められる人材の育成に努めています。