意外と知らない？求人広告のNGワード

こんにちは！メタグロースの平山です。
ストーリー更新も気づけば10回目。とは言えまだまだスタート地点に立ったばかりなので引き続き頑張って発信していきます。

今回のテーマは「求人広告のNGワード」です。
当社の事業には特に関係無いのですが豆知識ストーリーと思っていただければ。私が求人メディアにて制作に携わった経験を持っているので。そのノウハウ共有みたいなものです。

さて、突然ですがクイズです。以下の6つの文言の中で『求人広告に記載してはいけないもの』はどれでしょう？

①若手歓迎
②営業マンを募集しています
③故郷の福岡県で働きませんか？
④女性歓迎
⑤応募資格：明るい方
⑥コミュニケーション能力が高い方を歓迎します

どうでしょう？決まりましたか？

正解は《①、②、③、④、⑤、⑥》
そう、全部。
割と良く見かける表現ですよね。でもこれ、本来は求人広告に書いてはいけない文言なんです。

理由は以下の通り。大きく3つに分類されます。
①→年齢制限の禁止
②、④→性別指定の禁止
③、⑤、⑥→性格や心身の特徴による制限や優遇の禁止

年齢制限と性別指定はご存知の方も多いのではないでしょうか。
一部例外（ポジティブ・アクションや長期キャリア形成のための年齢制限等）はあれど、基本的に年齢や性別を限定したり優遇したりすることはできません。

一方『性格や心身の特徴による制限や優遇の禁止』はイメージしにくいかもしれません。
生まれ持った性質や人種、居住地といった要素によって応募を制限したり優遇したりしたらダメという決まりです。
ただし、これらの表現を「明るい対応ができる」「適切なコミュニケーションが取れる」のように『後天的に身に着けた能力』として記載することは可能です。ややこしいですね。

※ちなみに、こういった求人広告の規制は主に4つの法律によって定められています。
・男女雇用機会均等法
・雇用対策法
・職業安定法
・最低賃金法（今回のクイズには入っていません）


なぜこんな話を書いたかというと、求人を作成する側はもちろん、求人を見て仕事を探す側にとっても重要なことだと思ったからです。
規制されているポイントというのは、求人を見る側も注意してチェックする必要があるポイントであると言えます。転職は企業と求職者のどちらにとっても大きなイベントなので、双方が正しい知識を持ってミスマッチをなくすよう努めなければなりません。

とは言いながら当社の求人も完璧だとは思っていません。情報の不足もあるでしょう。
そんなときは遠慮なく質問してください。応募の意思が無くても「ちょっと気になる」くらいでOKです。
ミスマッチを減らすため、社外秘の情報でなければ必ず正直に回答します。

さて、今回の記事は以上です。
取り留めのない内容ではありますが、これをキッカケにミスマッチの無い転職が増えたらいいなと思っています。

もちろん、メタグロースではミスマッチの無い採用を最重要視しています。
35歳定年制というキャリア制度を設けているとはいえ、安心してスキルアップに励んでいただくためにも「入社したけど思ってたのと違う…」とは思わせたくないので。

それではまた次回の更新にて。今後ともよろしくお願い致します。