1
/
5

【RATELメンバーに聞いてみた】インハウスデザインファーム「eDESIGNERS」の目指す、eスポーツデザインの"理想系"

今回のインタビューでは、株式会社RATELでアートディレクター・グラフィックデザイナーとして活躍する小林さんと本橋さんのお二人から、RATEL社内のeスポーツ特化インハウスデザインファームである「eDESIGNERS」についてお話を伺いました。

eDESIGNERSとは何か。なぜeスポーツ業界でデザイナーチームが発足したのか、インタビューを行いました。

小林さんのプロフィール ーーーーーーーーーーーーーーーーー
所属 : Creative Unit / Art Director
好きなゲーム : CoD、VALORANT
・ eスポーツを観るのもプレイするのも好きで、そんなゲームを仕事に出来たら良いなと思っていた所、RATELの取締役である吉本さんと出会い入社。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

本橋さんのプロフィール ーーーーーーーーーーーーーーーーー
所属 : Creative Unit / Graphic Designer
好きなゲーム : VALORANT、PUBG、ARK
・RATEL入社前からデザイナーとして活動しており、eスポーツ業界で仕事が出来ればと考えRATELに入社。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

eDESINGERS
eDESGNERSは、eスポーツ・イベントに特化したデザインファームチーム。制作累計数100以上の実績を達成するクリエティブ集団。
https://ratel.games/eDESIGNERS/Top


ー小林さん、本橋さん、よろしくお願いします!

小林・本橋:よろしくお願いします!


ーまずはお二人のRATELでのポジションについて教えてください。

小林:はい、私はアートディレクターとして働いています。デザインチームで頂いた仕事の納品までのスケジュール管理や費用管理等のマネジメント業務などを行っています。

本橋:僕はグラフィックデザイナーとして働いています。小林さんとは違って、デザインを作ることに特化した業務を行っています。


ー早速ですが、「eDESIGNERS」とはなんでしょうか?

小林:ざっくり言うと、eスポーツイベントや大会のデザインに特化したクリエイティブチームです!
コアメンバーとしてRATELで働いている私たちを含めた4人が所属しており、業務量が多い時や得意なポジションがある時に参加してもらえるようなパートナーの方が6名いらっしゃるので、現在は約10名程の体制で稼働しています。
直近の主な制作物としては、RATEL社で運営しているGGLをはじめとした自社大会やJOZ CUP、先日開催されたブロックチェーンゲームのeスポーツ大会、Axie Infinity Japan League Powered by RATELなどを担当しました!

Axie Infinity Japan League Powered by RATEL
「AJL」とはブロックチェーンゲーム人気の火付け役となった「Axie Infinity」の最新作である、「Axie Infinity: Origins」を用いたeスポーツ大会。2023年5月8日(月)...
https://ratel.games/event/ajl


ーRATELには、なぜこのようなデザインチームが存在するのですか?

小林:デザイン事務所って世の中に沢山あると思うんですけど、eスポーツ業界で覇権を握っているようなデザイン事務所はあまり無く、社内外問わず「eスポーツ領域でデザイナーを探したい」と思った時に頼ってもらえるようなチームを作ろうということで発足しました。
RATELで請け負っている大会にはカジュアルなものもあれば、競技的な固いイメージの大会まで様々なジャンルのものがあります。
単に楽しそうなイメージでデザインを作ってしまうと、そもそも何のゲームの大会か伝わりにくいという課題があったり、じゃあゲームのキャラクターを使っていれば解決出来るかと言われるとそうではなくて、公式大会っぽさが残ってしまうという新しい課題が生まれてきます。そうした課題を解決しながら、幅広いゲーム大会のデザインに対応出来るインハウスデザインチームがeDESIGNERSです。

本橋:例えば自社大会である「GGL」は、誰もが参加出来る大会と、より競技層に向けた「GGL PRO」というものがありました。

GGL | 誰もが参加できるeスポーツコミュニティ
GGLとはGGL運営委員会が主催するCoDMobileコミュニティ大会です。 気軽に参加が可能なGGLゲリラや、毎月数百人が参加するオープントーナメント大会GGLを開催しております。
https://ggl.wiki/

前者の「無印GGL」はオレンジをコンセプトカラーにしているので、かなり明るい印象があります。
しかし競技性の高いGGL PROでは、少しカジュアルな印象を与えてしまうため、リーグ発足時はオレンジを使わないようにデザインを制作していました。しかし終盤になるにつれて、コンセプトカラーであるオレンジを少し加えることで、リーグ終盤であるということと盛り上がりの両方を演出しました。    

eスポーツ大会のデザインは主にデジタル媒体なので、YouTubeのサムネイルであれば16:9比率のフルHD画質で作ったり、SNSでの告知用画像だと縦長のデザインの場合もあるので、需要に応じたデザインの設計が可能であるのも強みです。GGL PROのクリエイティブに着手する以前から大会や競技大会の様々な調査を行っていたのですが、こうした大会とデザインのイメージを擦り合わせて作ることが出来るというのも、eDESIGNERSならではのアウトプットだと考えています。


ーこの業界のデザイナーの方は個人で仕事をしているイメージが強かったのですが、チームとして所属することのメリットは何かあるのでしょうか?

小林:確かに個人で活動したいというクリエイターの方もいると思いますが、例えば同じ大会でも別々のデザイナーの方に依頼したりすると、各々が好きなデザインを作ってきてしまうといったことが過去にありました。チームとして1つのプロジェクトに取り組んでいると、全員でeスポーツのデザインに対する価値観やイメージを共有できるので、そういったズレみたいな課題はなくなったと感じます。

本橋:それこそウチのメンバーは元からeスポーツに対する情熱が凄く高い人が多いので、何も言わなくても「この大会のイメージは…」みたいなものが共有出来ていることが多いです。

学歴よりも即戦力、esportsデザイナーとして生計を立てる18歳が考える理想の働き方! | eスポーツ大会の裏話
まずは経歴について教えてください。中学生の頃からデザイナーとして仕事をしていて、今ではesportsデザイナーとして生計を立てています。デザイン歴は5年目に突入します。若くしてフリーランスとして...
https://www.wantedly.com/companies/company_1647695/post_articles/335983


ー強みという話がありましたが、お二人の強みやeDESIGNERSとしての強みはどういうものですか?

小林:まず全員がeスポーツが大好きということですね。仕事の全てがeスポーツに精通しているので、やりたくない仕事がないという所もデザインに集中出来る1つの要因になっていると感じます。

本橋:僕は個人でもデザインの仕事をしていますし、他のコアメンバーも映像制作を自分でやっていたり、イラストを描ける人もいるので、そうした各々の強みを活かした取り組みが出来ています。eDesignersには10人メンバーがいますし、オフ会を通じて繋がることが出来た人たちも多くいるので、コンタクトを取って「こういうことが出来ないか」という相談が直ぐに出来て仕事に繋げることが出来るというのもチームとしてのメリットだと思います。


RATEL5周年&新スタジオ「スカイeスタジオ」をオープンしました!|ヨシモトサツキ 🟪RATEL
RATEL5周年 この度、株式会社RATELの新スタジオとして原宿に「スカイeスタジオ」を11月よりオープンする運びとなりました!! 今月10月2日で創業から5年目を迎え、6期目に突入したRATELは、これから1年で最もeスポーツ大会配信の需要が高まる(※当社比)11月~年末までの「eスポーツハイシーズン」を迎えます...! これまでのRATEL史上、最も忙しい年末がやってきます(感謝します)
https://note.com/satsuki_exams/n/n5a3a7b3779bb
エンタープライズ事業 | 株式会社RATEL
様々なesportsタイトルでの大会やイベントの企画コンサル・運営・配信と大会を手掛け、esportsシーンの活性化を図っています。
https://ratel.games/event
【RATELメンバーに聞いてみた】海上自衛隊志望者に現役大学生インターン。彼らはなぜ、eスポーツの世界に飛び込んだのか。 | eスポーツ大会の裏話
今回のインタビューでは、株式会社RATELでディレクター・ADとして活躍するお二人のメンバーからeスポーツ業界で働くということについて詳しく聞いてみました。高野さんのプロフィール ーーーーーーー...
https://www.wantedly.com/companies/company_1647695/post_articles/513141




株式会社RATELでは一緒に働く仲間を募集しています
6 いいね!
6 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

久富木 良成 / よろずさんにいいねを伝えよう
久富木 良成 / よろずさんや会社があなたに興味を持つかも