「UIは指先の延長線」開発中アプリの全UIを担当する期待のデザイナー！

メンバーのTwitter総フォロワー数が7万人を超すRATELのデザイナーチーム。第2回インタビューは、RATELが開発中のアプリ、「VOLBOX」のUIデザインを担当する村松さんにお話を伺いました。

4月から社員としてジョインした村松さん、多摩美術大学に在学中にデザイナーとして就職活動をしていたところ、RATEL側から声がかかったそう。作品の選考に合格し、１ヶ月のインターン後に晴れてRATELメンバーとして入社していただきました。

ーまずは経緯を教えてもらえますか？

村松さん：元々、ゲームに携わる仕事に就きたいという思いがあり、ゲーム制作会社のUIデザイン、もしくはゲームに関わる事業のUIを手掛けたいと考えていました。幼少期から絵を描いたり、工作・創作とアートが大好きでした。情報デザイン学科のUI講義がきっかけでUIに興味を持ち、ポートフォリオ制作を始めました。

UIとは、ユーザーインターフェースを意味します。アプリの画面で表示されているデザイン、我々ユーザーが目にして直接触れる部分全般を指します。UIはアプリの印象決めたり、使いやすさを左右したりとアプリにおいて重要な役割を果たします。村松さんは現在RATELが開発しているモバイルゲーマー向けのボイスチャットアプリVOLBOXのUIを担当しています。

ーVOLBOXのUIデザイン全てを担当していますが、何が一番大変ですか？

村松さん：自分のデザインするUIが最適解なのかという自問は常にしています。一人で作っているのでスムーズに作れるという反面、UIとしての正しさの確証はありません。自分の意見がそのまま反映される不安と戦いつつ、日頃から最適解の追求をしています。

ー村松さんの考える良いUIとは何でしょう？

村松さん：いいUIはある意味、存在感がないと思います。これに一番近い例が、個人的にはiPhoneかなと思います。究極のUIは、触っているものがUIだとユーザーに分からせない、いわゆる指先の延長線として存在するものだと思います。

ーデザイナーとして普段から気をつけていることはありますか？

村松さん：デザインはアイデアのインプットが十分にないとアウトプットができないと思っています。デザイナーはアウトプットにフォーカスしがちですが、インプット部分にも注力しないといいものは作れないと思っています。いいものを見る機会を得て、知見を増やす、日常で出会う作品や目に見えるデザインを常日頃からストックしています。大抵行き詰まっている時も自分のインプット不足が原因であることが大半なので、そういう時は新しいものを見ることを心がけています。

ーesportsデザイナーとして働いてみてどうですか？

村松さん：自分自身もゲームが好きで高校・大学時代はずっとプレイしていました。好きを仕事にしたいという思いがあり、実際にそれを仕事にできている今、楽しさに溢れています。仕事がしんどいとかきついと思うことはなく、楽しく仕事のできる環境が恵まれているなと思います。UIの他に大会デザインも制作させてもらっていますが、大会グラフィックは遊べる幅が広いので、自由にやりたいことを展開させてもらってます。

<村松さんが手掛けた作品>

ーRATELでの今後

村松さん：RATELはメンバーの年齢が若いという事もあり、メンバー同士の仲もよくアットホームな職場です。今後人数が増えてデザインチームを編成する場合はディレクターやチームを束ねるポジションをやりたいです。自分もプレイヤーとしてデザインを制作しつつ、チームを引っ張っていく存在になりたい。なおかつ、どんな案件も幅広く対応できるデザイナーとして成長したいです。

ー最後に一言

村松さん：現在RATELでは今年の秋にリリース予定のボイスチャットアプリVOLBOXを開発中です。ぜひ沢山の人に使って頂きたいです。リリースをお楽しみに！

【関連情報・プレスリリース】
■RATELが1.2億円を調達、プロゲーマー向けボイスチャットアプリ「VOLBOX」の開発を強化
https://jp.techcrunch.com/2021/04/14/ratel-seed-round/

■ eスポーツ大会立ち上げサービス「ノバシェア」第一号パートナーとしてFENNELと提携
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000037679.html

■ RATELが配信ノウハウ0から1年で年間140以上のeスポーツ大会を放送するようになるまで。
https://note.com/satsuki_exams/n/nfd14b83f0a3f