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【レゴ®︎シリアスプレイ®︎】2050年を旅するワークショップを実施しました

株式会社OnLineは2023年6月1日より九州産業大学商学部聞間研究室と産学連携プロジェクトを開始いたしました。それに伴って今回は、聞間教授による「2050年を旅するワークショップ」と題し、レゴ®︎シリアスプレイ®︎研修を実施しました。


レゴ®︎シリアスプレイ®︎とは?

レゴ®︎シリアスプレイ®︎は、2000年ごろにLEGO社によって開発され、レゴブロックを用いて対話をする研修スタイル、ワークショップのことを指します。レゴブロックを思考やコミュニケーションのツールとして、組織の力を向上させることができます。リクルート、アクセンチュア、ソフトバンクといった企業もレゴシリアスプレイを継続的に導入し組織改善をおこなっています。

【1分でわかる】レゴ®︎シリアスプレイ®︎って?

今回のワークショップの概要

Part1.現在を整理する

ウォーミングアップ:タワーを建ててみる

レゴ®を使った最初のワークは「タワーを建てる」。与えられたパーツを使って、各自が自分の好きなようにタワーを組む。

組み立てた自分のタワーを観察して、タワーの「好きなところ」を感じたままに話してみる。

今の仕事を説明するモデルを作る

1.何を提供しているのか?2.誰にどんな方法で価値を届けているのか?3.どうやってその価値を高めているのか、または協力者は誰なのか?大きくこの3つの要素に分けて自分の仕事をレゴ®を使って表現していく。

Part2.2050年の社会を想像する

2050年の社会に向けて生じる重要な変化とは?

人口/環境/資源/経済、それぞれのカテゴリーが30年後どのように変化していくのかを想像し書き出してみる。

2050年の社会の根幹を構成する新たな技術とは?

現在から2050年までに開発すると予想されている技術をポストイットに書き出していく。

ポストイットに書き出したキーワードをもとにレゴ®︎を作っていく。

Part3.2050年を生きる住人の望みと悩みを知る

2050年の住人に会って話を聞いてみよう

Part2で作った2050年の未来に住んでいる住人になりきって、インタビュー形式のロールプレイングを行う。年代、職業といった基本的な特性やその人自身が今感じている悩みや望みなども想定しながらインタビューに回答していく。

Part4.2050年に向けてアクションプランを決める

未来の旅から学んで次にすることを考える

想像した未来の世界を参考に、今から取り組めることを3点にまとめてみる。

参加者それぞれが考えた、今から取り組める重点的な取り組みを表したレゴ®︎

参加者インタビュー

今回のワークショップに参加した(株)OnLineメンバーのうち、組織開発責任者の野原宏昭さんにインタビューを行いました。

1.今回のワークショップに期待していたことはどんなことでしたか?

2050年なんて多分あっという間に来るんだろうなとは思いつつも、どんな世の中になっているのか想像もできなかったので、期待もある反面、生きていけるんだろうかといった怖さもありました。こんな世の中なんだろうな、、、とワークショップ前にもなんとなく想像もしてみましたが、実際に調べたり、深く考えたりすることはなかったので、職場の仲間と一緒に考えていくのはとても楽しい時間になるだろうな、と思っていました。

2.ブロックを使って、自分の考えを表現するというプロセスはどう感じましたか?

ブロックを組み立てている時は意外と無心で組み立てています。そして、出来上がった形を見ながらみんなに説明することで、しっかり言語化されていく印象があります。何かを考えながら作るというよりも、なんとなく出来上がったものを見ながら説明することで、自分の考えが整理されていく感じですね。

3.今回のワークショップは、これからの働き方に何か変化をもたらしてくれそうですか?

今の世の中に対して仕事をしていくということはもちろんですが、今回のワークショップを通して、未来に向けて今何ができるのか?ということを考えることが増えた気がします。特に組織開発や人材育成ということを考えると、変わり続ける社会に対して、常に適応し続けられるチームやメンバーにしないとな、、と感じますし、自分自身も常に変化し続けないと、、危険ですね。

4.今回のようなワークショップは、どんな組織におすすめだと思いますか?

どちらかと言えば、目の前の変化に柔軟に対応しやすい規模の企業や、いろんなことに先んじて仕事を作っていくスタートアップのような組織が向いてるかもしれません。さらに言うと、学校などにはとてもおすすめだと思います。実際に生徒が大人になった時のことを考えながら、今できることを考えるワークショップですので。学校関係者とかにはぜひ受けもらってこのワークショップを導入してほしいと思っています!

5.弊社のプログラムに組み合わせるとしたら、どういったことが考えられますか?

人生100年、150年時代、いかに生きるのか?といったところを、どちらかというと高齢の方にも伝えていくようなことが必要になってくるのかもしれません。100歳になってもまだ50年あるとしたら、まだまだたくさんのことができるし、やりたいことややるべきこともたくさんあるでしょうから。また、人生をいくつかのステージに分けて、それぞれのステージに必要な学びを提供できるようになることも大切になる気がします。人生の時間が長くなればなるほど、それぞれのステージで何をやるのか?を今まで以上に明確にしていく方が意義ある人生になるんじゃないかなと思います。

株式会社OnLineと九州産業大学の産学連携プロジェクトから生まれた、ビジネスに特化した非認知能力の測定ツールは2023年10月にリリースしました。

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