Connect Quest
CONNECT-QUESTは、地図を使ってヒトと特別な体験をつなぎ、思い出を集めるイベントです。
https://geomark.co.jp/connect-quest/
地図で移動と体験を最高にするジオ・マーク株式会社は、現地でしか買えないNFTを購入できる仕組みで、多様なユーザーへエリア周遊の楽しみを届け、地方自治体やイベント主催者に持続可能な価値を還元します。
来訪者がエリアにとどまることなく他地域へ流出してしまうという、地方自治体の課題に対し、思い出としてNFTが獲得できるスポットを作ることで、エリア内周遊を促進できる、世界で初めて*の地図型NFT販売プラットフォームを独自開発しました。NFTは現地でしか購入できないという制限を設けることで希少性を高め、現地到達の思い出としての価値を高めています。ユーザーはスマホのGPS機能を利用し、現地到達を認証することで、NFTが購入できるようになります。すでにある地域の魅力を持続可能な収益化スポットとして活用しながら、エリア内の周遊を促すことのできる本サービスを「Connect Quest(コネクトクエスト)」と名づけ、新たなエリアプロモーション手法として、定着させます。
これまで、地方エリアの観光地では、大型の観光施設を作り集客を集中させる手法が一般的に行われてきました。しかしこの方法は、顧客が特定の箇所に集中し、交通渋滞や環境破壊など、オーバーツーリズムの問題を引き起こすリスクがあり、また、施設の維持管理に膨大なリソースを割かなければならないなど、持続可能性の面で多くの課題を抱えていました。
ジオ・マークではこれまで培ってきた、イラストマップを活用したクラウドサービス提供の過程で、上記の課題を多くの自治体から悩みとして聞いてきました。そこで、イラストマップのメリットである、ひと目でエリアの魅力が伝わり、そこへ行きたい気持ちを高められる特徴を生かし、エリアに到達することで、思い出が残せる仕組みとして、現地でしか買えないNFTの販売プラットフォームを新開発。NFTは現地に行かないと購入できないという制限をつけることで希少価値及び、思い出としての購入意欲を高めています。当社はこれを『思い出NFT』と名づけ今後普及を目指していきます。
サービス提供に先駆けて、大学生を中心とした一般ユーザーを対象とし、伊豆大島をフィールドに実証テストを行い、提供価値について検証しました。その結果、NFTを思い出として収集するという体験は、「公園でのんびり過ごす体験」以上の程よい価値を提供できることがわかり、中には「アミューズメントパークのようなエキサイティングな体験」と回答する人もいるなど、旅行体験と非常に相性が良いことがわかりました。また、商品価値としては、300~500円で購入したいというモニターが多く、転売目的がないことから、NFTを投機目的ではなく実践的な観光機能として活用できる可能性が高いと考えられます。
まず、多くの思い出NFTの普及を目指します。その後NFTの特性を活かしたコミュニティ機能や、メタバース連動など、さらなる活用用途の拡がりを検討するとともに、異業種他社とのオープンイノベーションも視野に入れた新たな機能開発を進めていきます。