S.N さん:組込み事業部(組込み分野向けミドルウェア開発)2021年入社
2021年に入社し、3か月間の新人研修を経て組込み事業部に配属されたNくん。
大学時代は「鳥人間」サークルに所属し、その活動の中でマイクロコンピュータを触った経験が、CRIへの入社動機になっています。
実習課題にも、やりたかったテーマで試行錯誤しながら精力的に取り組んだNくんに、当時を振り返りながらのお話を伺いました!
ーCRI を知ったきっかけは?
もともとゲームをする中でCRIのロゴを見たことがあって。 就活を始めていろいろな企業を見ていく中で、再びこのロゴを見つけて、気になるなと思って調べました。
最初はゲームに関係している会社なんだろうと思っていましたが、よくよく調べてみると、 組込み分野でもやっているみたいだと。
そこで自分が大学時代に鳥人間のサークルに入っていた時に電子工作みたいなことをやっていたので、さらに興味が出てきて応募しました。
ーCRIでは一言に組込み事業部といっても、いろんな分野の製品を扱っているけど、Nくんはどのあたりに興味を感じた?
今ちょうど業務でも携わっているD-Amp Driver®ですね。
大学サークル時代は「マイコンで音を鳴らしてみたい」と考えたこともあったんですけど、ちゃんと音を鳴らそうと思うと、部品をいっぱい集めないといけないし、プログラム書くのもハードル高いし、結局やめちゃったんですよね。
D-Amp Driver®を目にして、「こんな簡単な回路で綺麗に音が出るんだ」という驚きがあり、それがそのまま興味に繋がったと思います。
ー大学時代のサークルでもマイコンを触っていたんだっけ?
はい。サークルがきっかけで触るようになりました。それまでは存在すら知らなかったですね。
サークルでは、パイロットの人が操作するレバーを倒すと尾翼が動くところを作ったり、あとは高度計や速度計などの計器を作ったり、それらの計器で測定した値をアンドロイドの画面に表示させようとか、浅く広くいろいろなことをやっていました。
ーもともと興味があって、やりたかったところに今携われていると。
では、今やっている業務を具体的に教えてください!
主に携わっているのはD-Amp Driver®です。
お客様が D-Amp Driver® を使用される際、実際の音がこの製品を通して鳴らすとどういう音がなるのかということを調べるのに、わざわざマイコンに書き込んで実際に音を鳴らして、という流れを行うのは手間になります。
そこで、パソコンに D-Amp Driver® を搭載したUSBの機器をつなぐだけで確認できるようにしようという製品の開発、改良をやっています。
ー現在は出社とリモートワークが併用だけど、環境や対人関係はどう?
リモート業務をしている間は、質問があったら先輩に随時聞ける環境にあります。個人的には、フルリモートより現在のバランスの方がやりやすいです。対面でやった方が早いよなあこれ…というのが結構あったりするので。
先輩はもちろんですが、新人研修で仲良くなった同期のみんなとは、今でもSlackでちょくちょく話しています。
同期のみんなは、自分から新しいものを生み出していこうという人が多くて、これまで自分の身近にあまりいなかったタイプばかりなので、入社当時すごく新鮮に感じていましたね。仕事の話以外でもゲームの話とか、プライベートな話で盛り上がったり、コミュニケーションをとれています。
ーCRIの面白いところってどんなところだと思う?
業務に関していうと、 CRIではハードとソフト両方の知識が必要で、どっちもしっかりやれることが面白いなと思います。
資料を見たり、やりながら先輩方に質問するとすぐ答えていただいたり、普段の雑談の中でも組込み系の話が飛び交ったりするので、気軽に知識を深められる環境は恵まれていると思いますね。
ー学生時代でこれをやっておけばよかった、という分野はある?
電子回路の勉強ですね。
回路のシュミレーションや、回路作成するソフトを使えるようになっていたら良かったかなと思います。
ー新人研修の実習課題(※1)でいうと、Nくんは同期メンバーと2人体制で研究・発表をしていたよね。 チームでやるのはどうだった?
もともと実習の研究テーマも組込み関係、特に D-Amp Driver® を触れたらいいなと思っていたので、やりたいことができました。 ただリモートでやり取りしながら、お互いにデバッグするのはちょっと大変でした。
最初にそれぞれの機能を単体で動かすようなプログラムを作っていて、最後の方にそれらを統合した時にどこもコードかえていないのにバグってしまって…だんだん時間が迫ってきているのに、何でかわからないけど動かない、エラーもはかないのになんでだ…みたいな。
実際組込み開発しているとこうなるよなというのを、身をもって知りました笑
デバッグをメンターの方にみてもらいながら進めたのですが、こういう感じでデバッグすればよいんだなという肌感覚が今の業務でも役に立っています。
(※1)当時新人研修の一環で、好きなテーマを選び、研究して研修期間のラストにその成果を発表するプログラムがありました。当時はコロナ禍だったこともあり、リモートの方が多かったので、チームでの実習課題はだいぶ大変だったようです…
ーNくんの今後の野望は?
ハードもソフトも両方がっつりできるエンジニアになれたらと思います。
CRIにはそんな理想となる先輩がいるので…
ー転職活動中の方へのメッセージをお願いします!
転職活動をする中で、いろいろ会社を見る機会があると思いますが、今まで自分がやってきたこととあまり関係なさそうテーマはやめようかなとか避けがちだったりすると思います。
でも、ちょっとでも興味を持てたり、未経験だけど、面白そうだなと少しでも感じるところがあったら、その気持ちを大事にためらわないでチャレンジしてみるのがいいのかなと思います。