今回は、賃貸管理部門の部長を務める小澤さんへインタビューしました。
この記事では、主に以下の内容をお届けします。
・賃貸管理業の役割
・J.P.Returnsの管理事業の魅力と強み
・J.P.Returnsへの転職を決めた理由
・今後のビジョン、管理戸数・業務効率の日本トップレベルを目指して
・採用時に求める人物像
・候補者へのメッセージ
事業部長の視点から見るJ.P.Returnsの魅力が、たっぷり詰まった記事になっています。
ぜひ最後までご覧ください!
ーーまずは簡単に自己紹介をお願いします。
私は大学卒業後、新卒で中古アパート仲介会社へ入社しました。それから物件の仕入れの営業や個人販売の営業経験を経て、賃貸管理部門の責任者を経験したのち、2022年1月にJ.P.Returnsへ入社しました。現在、賃貸管理部門と事業戦略部で部長を務めています。
この管理部門というのは文字通り不動産の管理を担う部署で、主な役割は以下の2つです。
賃貸管理業の役割
まず1つ目は、オーナー様が投資をした不動産の価値を維持・向上するための管理です。私たちが扱う不動産の多くは、築年数が10〜30年を超える中古物件。日本の不動産は築年数が増えるごとに価値が下がっていくので、リノベーションや付加価値を付けた修理をするなどして、物件価値の維持・向上に努めています。
そして2つ目の役割は、管理している不動産の住環境の管理です。入居者を募ったり、引っ越しの手続きや入居中の日々のお問い合わせに対応したり、物件の査定をしたり……現在約5000戸の管理をさせていただいております。
J.P.Returnsの管理事業の魅力と強み
ーーJ.P.Returnsの管理事業の強みは何だと考えていますか?
私たちの強みはおよそ3つあると思っています。
1つ目が、入居率の高さ。現在約5000戸管理してる中で、空室は常に5部屋ほどしかないんです。ほとんどの物件が満室で稼働しているという点で、弊社の客付け力の強さは感じていただけるのではないかと。オーナー様にとって、投資対効果を最大限得られる管理サービスだと思います。
2つ目は、入居率の高さから来る弊社の収益性です。1部屋あたりの営業利益は、一般的な市場と比べて倍くらい。その分、オーナー様に還元し管理サービスを充実させられるのが大きな強みです。
3つ目は、高い営業利益の裏付けでもある、社内の仕組み化やDX化。DX化により人的なミスやメンバーの苦労を最小限にでき、不動産業界にありがちな「担当者がどんどん入れ替わる」という状況が起こりにくい。それはオーナー様にも安心していただきやすい点かなと思います。
ーー会社全体の強みや魅力は、どのような点に感じられていますか?
弊社と出会った当時、私はまだ32歳でした。そんな私に対し、社長は「この事業部を全部任せるよ」と言ってくれたんです。採用もP/Lもマネジメントも。その裁量の大きさや自由度の高さが、J.P.Returnsの魅力ですね。
会社全体を見渡してみても、若くて裁量が大きい人間が多い。そういうメンバーが責任と裁量を持って会社の売り上げに貢献している様は、他のメンバーの刺激になっていると思います。
合理的なプレゼンであれば、提案が通らないことはほとんどありません。「J.P.Returnsのためになるかどうか」という判断軸さえブレなければ自由であるというのは、弊社で働く面白さに繋がっています。
J.P.Returnsへの転職を決めた理由
ーー前職でも今と同じ業種のお仕事をされていたようですが、なぜJ.P.Returnsへの転職を決意されたのですか?
前の会社は入社当時、従業員数30名で年商30億規模のベンチャー企業でしたが、8年勤めている間に従業員数250名、年商250億を超える企業へと成長しました。
私はこの8年間、会社がどんどん成長し、変化していくことの喜びを感じていました。しかし、会社の上層部から「この規模を維持しよう」という意思決定が下されたんです。
その時から転職について考え始めました。以前から父の影響で、いずれは経営に携わりたいと考えていた為、より経営に近い立場で、かつ今後も拡大成長しようとしている会社で働けないかと考えるようになりました。
そんなとき、声をかけてくれたのがJ.P.Returnsだったんです。当時J.P.Returnsは設立20周年で、これから20年歩んでいくための転換期を迎えていました。
「これまでの歩みや社風、利益構造を変革しながら成長していきたい。会社全体を見渡して、成長するためのソリューションを起こしてほしい」というお話をいただき、私のニーズとも非常にマッチしたため入社を決めました。
ーー変革を期待されて入社された小澤さん。入社後はどんな改革をされたのでしょうか?
入社当時、弊社が管理していた物件は2500戸。まずはきちんと利益が出るように、収益構造を見直しました。
また業務の棚卸しをし、必要なリソースやシステム、業務フローを整えていきましたね。当時メンバーは4名ほどでしたが、「彼らのモチベーションをいかに上げていくか」も、大事なマネジメント課題だと感じていました。
ーー前職でもマネジメント経験を多く積まれていると思いますが、小澤さんは組織を作っていく上でどんなことを大切にされていますか?
まず定量的な面で言うと、評価基準と目標を明確にすることが非常に重要だと思っています。そして私を含め、マネジメント層の人間が部下にビジョンを見せることも大切です。
私の個人的な意見として、上司の仕事は部下の給料を上げることだと思っています。そのためには、チーム全体でスキルや知識をどんどん増やしていくことが必要。だからこそ、目標や評価をきちんと設定し、「何に向かって私たちは走っていくのか」というビジョンを明確にするのが重要なんです。
定性的な部分でいうと、部下のモチベーションアップも上司の仕事です。私はモチベーションとは、報酬×やりがいだと思っています。給料を上げるのと同時に、やりがいを生み出す環境づくりを重要視していますね。
管理戸数・業務効率の日本トップレベルを目指して
ーー先ほど「ビジョンを見せるのが大事」というお話がありましたが、今はどのようなビジョンを描かれていますか?
日本の賃貸物件は、大体1000万世帯ほどだと言われています。管理戸数ランキングという管理事業を行う各社の管理戸数をランク付けしたデータがあるんですが、上位10位までの戸数を足しても全体のシェア30%もいかないんですよ。
つまり、残り70%の中に管理戸数の少ない会社が乱立している状況。まだまだシェアを拡大できる市場だと分かります。
私たちのビジョンは、日本トップレベルの管理戸数を持つ会社になること。そして、日本で一番効率よく業務を進めるチームになることです。
J.P.Returnsに勤めて3年になりますが、まだまだ整理しきれていない業務もあります。また今後メンバーを増やしていくのと同時に、私と部下を繋ぐ中間管理職を育てていくことにも力を入れていきたいです。
求める人物像~賃貸管理部のメンバーについて~
ーー管理部門のメンバーは、どんな雰囲気の人が多いですか?
部署の従業員は現在、私を含めて11名。全員私より年下で、平均年齢は26〜27歳くらい。男女構成比は大体半々です。
管理事業の仕事内容って、バックオフィス寄りなんですよ。なので営業っぽい人と言いますか、「ゴリゴリ稼ごう」といったタイプの人はほとんどいません。
ありがたいことに私は、前職も含めるといろんな経験をさせてもらっていて、管理事業に関しては「管理戸数をぐんと増やした実績」があります。私からそういった知識を得て、「管理事業のスペシャリストになりたい」という想いや、「協調性やお互い様精神」を持っているメンバーが多いですね。
それでいて周囲を巻き込んで業務改善したり、新しいことに積極的にチャレンジすることに面白みを感じてるメンバーが活躍している印象です。
ーー今も組織拡大の最中だと思いますが、小澤さんはどんな人と一緒に働きたいと考えていますか?
今5000戸管理していますが、これが倍になったとき管理する部の人数も倍になる。そのような状況でいかに管理戸数と従業員を比例させないかが重要だと思っています。
そのために業務のDX化は、常に見直し、試行錯誤し続けていきたい部分。だからこそ、目の前にある業務に対して疑問を持ち、解決はできなくても発信していける方を求めています。
私は面接の際、必ず今後のキャリア設計について確認します。成し遂げたいことは親孝行や社会貢献など、自分以外の何かのために頑張れる人だといいなと思っています。
やはり自分のためにアクセルを踏むのと、人のために踏むのとでは全然スピードが違う。人のためになれる人と一緒に歩んでいけば、チームの成長加速度はどんどん上がっていくはずです。
また、管理事業部は社内の人とのコミュニケーションが多い部署なので、協調性やお互い様精神も重視しています。
候補者メッセージ
ーー最後に、今J.P.Returnsへの入社を検討されている方に向けて、メッセージをお願いします。
私たちのやっているストックビジネスにおいて、「拡大していこう」と目標を掲げている会社ってあまり多くないんです。なので管理業として成長していく様を経験できる会社は、希少だと思います。
また私は今、管理事業部のほかに、事業戦略部という部署も立ち上げました。ここは経営企画と業務推進室みたいな役割を兼ねた部署で、会社全体の業務改善をしているんです。そうした社内のコンサルティングのような業務を経験できるのも、弊社ならではの面白みですね。
管理事業は、投資家がいる限りなくならない仕事。弊社での経験は、今後のキャリアにも役立つものになるはずです。管理のスペシャリストを目指していきたいとキャリアを考えている方はJ.P.Returns株式会社へジョインしてください。
エントリーお待ちしております。