フリーランスを中心としたメンバー組成を行い、企業のデジタルプロダクト開発支援を行う株式会社Lbose(本社:熊本県熊本市、代表取締役:小谷草志)は、一都三県在住(東京、神奈川、千葉、埼玉)のフリーランスを対象に「フリーランスのキャリア・環境に関する調査」を行いました。
■調査結果サマリー
- フリーランスの54%が、「苦手なクライアントがいる」と回答
- フリーランスの65%が、将来に向けた「積立や資産運用を行っていない」と回答
- 専業フリーランスの20%が、「将来的に企業に就職することも考えている」と回答
- 自身がフリーランスとして活動を行っていることに対し79%が、周囲の反応は「肯定的・好意的」と回答
- フリーランスになった理由として、約1割が「フリーランスしか選択肢がなかった」と回答
◎「フリーランスのキャリア・環境に関する調査」概要
・インターネットリサーチ
・回収期間:2022年1月13日 ~ 2022年1月19日
・対象者:一都三県在住のフリーランス
・回答数:453
■調査結果詳細
フリーランスの活動に周囲が否定的な理由TOP3
①収入の不安定さ
②立場の不安定さ
③年金など、将来的な不安
苦手なクライアントのポイントTOP3
①コミュニケーション面(威圧的・高圧的・上から目線など。)
②金銭面(足元を見られ、金銭面でタイトな要求をされるなど。)
③ディレクション面(無茶な要求をされる、指示が曖昧、要件がコロコロ変わるなど。)
■Lbose代表取締役 小谷 草志よりコメント
今回は、フリーランスの実態としてキャリア・環境にフォーカスした調査を実施しました。顕著な調査結果としてはフリーランスの54%が苦手なクライアントがいる点で、苦手な理由としては「威圧的・高圧的・上から目線」などのコミュニケーション面でのネガティブな理由が最も多く挙げられました。
一方、その他約半数のフリーランスは「苦手なクライアントがいない」と回答していることを考えると、これは非常にポジティブな結果ではないでしょうか。このことから、フリーランスを活用する企業のマネジメントやディレクションが円滑に行われている・行われていない企業で二極化が広がっているとも言えます。
弊社によるフリーランスの実態を明らかにする調査リリースは今回で3回目ですが、引き続き様々な角度から調査を実施していきたいと考えています。調査の結果がフリーランスの方に対してはもちろん、フリーランス活用企業の方など、様々な方のお役に立つデータとなれば幸いです。